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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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センニン

じいじ・ばあば・60代・千葉県

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センニンさんの声

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自信を持っておすすめしたい 5歳半孫娘、お気に入りの一冊です。  投稿日:2008/06/26
ぼうし
ぼうし 作・絵: ジャン・ブレット
訳: 松井るり子

出版社: ほるぷ出版
 一昨年の冬に本屋さんの絵本棚から衝動買いした、デンマークの冬の季節のお話。

 主人公の「しりたがりやの はりねずみ」を始め、「ひよこをつれた めんどり」、「やかましやのがちょう」、「きのうえの ねこ」、「いぬの おやこ」、「こぶたと ははぶた」、「なかよしの こうま」などが、はりねずみのあたまに引っかかったリサのくつしたをめぐって、生き生きと登場してきます。

 絵もお話も、実にリアルに丁寧に描かれ、冬の透明でヒンヤリとした空気の中で動物たちが繰り広げる楽しげなドラマの息遣いがきこえてくるようです。
 人間の登場はしっかりした感じのリサひとりですが、(だから余計になのしょうか)、自然の中で共に生き暮らす人と動物に、生命の輝きを感じさせてくれます。

 サブストーリーなどの凝った構成に、読むたびに新しい発見があるのでしょう。
 季節とは関係なしに、5歳半孫娘のお気に入りの一冊です。
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自信を持っておすすめしたい この絵本は、いい本だよ!  投稿日:2008/06/26
およぐ
およぐ 作・絵: なかの ひろたか
出版社: 福音館書店
 この絵本を目にするなり、食い入るように一通り読み終えた5歳孫娘。
 「おじいちゃん、この絵本は、いい本だよ!」

 そう、孫娘今一番の関心ごとは、この夏に、プールや海で泳ぐこと。
 泳げるようになるにはどうしたらいいか、泳ぐとはどういうことか、得心がいったようです。

 しかし、孫娘がちょっと首をかしげたのは、絵本の子どもたちが目を保護するために必須のゴーグルを付けていないこと。何するのでも用具選び(購入)から始まる昨今。泳げない孫娘でも、絵本に描かれていない立派な自慢のゴーグルを持っているのだ!

 そこで脱線。
 私。「この絵本が最初に出たのは30年前だからね。この絵本のように、おじいちゃんもお風呂屋さんで泳ぎの練習をしたし、ゴーグルなんて付けないで泳いだな」
 しばらくたって。
 孫娘。「おじいちゃん、こどもの方が良い所分かる?」
 私。「?」
 孫娘。「おじいちゃんは、むかしのこと。こどもは、今のことが分かる。(おじいちゃんには、今のことが分からない)」
 私。「・・・」
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自信を持っておすすめしたい おばあさんの毛は、とうもろこしのひげに  投稿日:2008/06/21
とうもろこしおばあさん アメリカ・インディアン民話
とうもろこしおばあさん アメリカ・インディアン民話 作: 秋野 和子
絵: 秋野 亥左牟

出版社: 福音館書店
 この絵本、5歳半孫娘が3歳になった頃、「とうもろこし」に夢中な時期に、絵本ナビを参考に購入してはみたものの与えるのを暫く躊躇した一冊。
 「面白い」、「楽しい」、「きれい」、「気持ちいい」など、孫娘の見慣れた絵本とは、少々離れた異質の一冊だったでしょうが、心配したような抵抗感もなく、静かに聞き入ってくれました。
 最近では、見慣れてきたこともあってでしょうか、絵本も半ばで、「おばあさんの長い髪の毛は、とうもろこしのひげになるのだよね」と、話の中身も捉えられようになりました。
 少々地味でもありますが、今日的なさまざまな重いテーマ(食糧、先住民、継承、共同体、人間愛・・etc)にも繋がる内容豊かな本書を、孫娘が真剣に受け入れようとしている(?)姿に、嬉しさを感じます。
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自信を持っておすすめしたい はじまるよ〜  投稿日:2008/06/19
おかえし
おかえし 作: 村山 桂子
絵: 織茂 恭子

出版社: 福音館書店
 5歳半孫娘のお気に入りの1冊。
 購入したのは、4歳になった頃。以来、読まされたりひとり読みで楽しんだり。

 私が読むときには、何回目かのお返しになると、「さあ、はじまるよ〜」と合いの手が入ります。そして、最後に、「また、初めからだね」と、ため息をつきます。
 自分で読むときは、ページを折って、キツネとタヌキの家の中の持ち物や子どもたちの顔の変化などを確かめるようにじっくりと楽しんでいます。

 どんどんとお返しを繰り返しながらも微妙に変わっていく状況。「お返しに子どもを」とちょっぴり毒を感じさせた後のハッピーエンド。お見事。
 そして、キツネとタヌキ親子の楽しそうな表紙絵を見返しながら伝わる幸せ感。
 手元の一冊に。
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自信を持っておすすめしたい くものはなしじゃないよ〜  投稿日:2008/06/19
くものすおやぶん とりものちょう
くものすおやぶん とりものちょう 作: 秋山 あゆ子
出版社: 福音館書店
 「くものすおやぶん こと おにぐもの あみぞうは」に、5歳半孫娘の赤鉛筆でのなぞり書きを発見した私。「そうだね〜。こうやると字も覚えるからね〜」と、くだらないことを。
 すかさず、孫娘。「違うよ。大事なところだからだよ!」ですって。

 それから。(最近の孫娘。なかなか手ごわい)
 「これは、くもかね、とか、が、かね」とか、私が何の虫かに拘っていると、「違うよ。くも(虫)のはなしじゃないよ〜」ですって。

 確かに、この絵本は、虫のお話ではなく、擬人化された人間のとりものちょうのお話でした。
 でも、私には、読み進めるうちに人間離れした虫たちの活躍ぶりにみえてくるのですが・・。孫娘にとっては、虫の方がリアルで、人間社会の方がお話の世界なのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい おしまいが分かっていても面白い  投稿日:2008/06/07
歯いしゃのチュー先生
歯いしゃのチュー先生 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: 内海 まお

出版社: 評論社
 5歳孫娘が、この絵本を数回目に手にしたときのことば。
 「おしまいが分かっていても面白いんだよね」
 ハラハラドキドキの物語も見事なオチが用意されているのが分かってきたからこそ安心して楽しめると言いたいのかも知れません。

 チュー先生と奥さんが階段をおりていくきつねを見送る最終ページの2種類の階段。
 「この小さな階段は、小さな患者用。大きな階段は大きな患者用なんだよね」は、孫娘の解説。
 ちゃんと振り返りや余韻を残した終わり方でもありますね。

 お話や絵に多様な味があって、読むたびに何か発見があるようです。
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自信を持っておすすめしたい 食べちゃうんだよね  投稿日:2008/06/07
フランシスとたんじょうび
フランシスとたんじょうび 作: ラッセル・ホーバン
絵: リリアン・ホーバン
訳: 松岡 享子

出版社: 好学社
5歳孫娘が笑っていちばん反応するのは、妹グローリアのたんじょう祝いに買ったはずのお菓子を、いつのまにフランシス自身が口にしてしまうところ。
実生活でも10ヶ月の弟を持った孫娘。
下の子に優しくしてやりたい気持ちもあるけど、自分自身を満足させたい気持ちが勝ってしまうその気持ち、「良く分かる!」のかもしれません。

このフランシスシリーズ、絵は挿絵の、葛藤しながら成長するこどものこころを投影する、童話に近い絵本と言ってもいいのではないかと思います。
特にフランシスのひとりごとのような「うた」は、口にはできない、(言ってしまうと「そんなこと言うものでないでしょ!」と怒られてしまうに違いない)、こどもの本音のこころを言い当てていいですね。
そういったことを、まるごと暖かく見守る絵本の中のお父さん、お母さん。(多分、作者自身が投影されている)。いいですね。
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自信を持っておすすめしたい 成長  投稿日:2008/05/21
あまがさ 新版
あまがさ 新版 作・絵: やしま たろう
出版社: 福音館書店
 今5歳半の孫娘に、2年前の梅雨時に、雨をテーマに買い揃えた中の一冊。
 当時、「ぼん ぽろ ぼん ぽろ…」などと表現される雨音のページなどには惹かれていましたが、最終章の「おおきくなったモモがおぼえていなくても、モモがはじめてあまがさをさし、はじめててをつながないでひとりであるいたひのおはなし・・」の結末には、今ひとつピンとこなかったようです。

 8ヶ月の弟ができ、保育園も年長になり年少さんの存在が気になるこのごろ、孫娘にも人が成長していくものだということが分かってきたのでしょうか、今では、ストーリー全体に共感している様子です。

 そう、おぼえていなくても、誰にもあまがさ一本差すのにもそれぞれにきっと大変なドラマがあり、成長があったのでしょう。
 おとなには何気ないことでも、幼子の必死に真剣に取り組みながら成長していく姿が印象深く、「わたしのこころの一冊」です。

 最後に、孫娘のひとこと。「これは、女の子の本だよ」。
 対して、「男の子の本は、『もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう』だよ」なのだそうな。
 どこからくる連想なのか、と思ったら、「濡れる!?」。
 それとも、女の子は内省的で男の子は行動的だ、とも言いたいのかな。
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自信を持っておすすめしたい 笑い飛ばそう  投稿日:2008/05/21
もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう
もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう 作・絵: 土屋 富士夫
出版社: 徳間書店
 5歳半孫娘。
 日中のおもらしは経験豊かなのですが、なぜかおねしょはしない子です。
 だからでしょうか、最初手にしたときは、今ひとつピンとこなかった様子。
 でも、トイレを我慢する気持ちは通じるのでしょう。何回か読む機会ごとに、笑い顔もでるように。

 あり得ない、まさに笑ってしまう夢見の世界なのですが、あせる気持ちはよく分かっちゃうし、ラスト近くの失敗には、「あ〜夢で良かったね」といいたいとこですが、どんでんがえしの本当の失敗。
 ここで、わが孫娘は、多少しゅんとしてしまします。
 何時の日か、「あ〜、やっちゃたね(笑)」と、最後まで、(少々の失敗を)笑い飛ばす日が来るように。

 孫娘のひとこと。「これは、男の子の本だよ」。
 対して、「女の子の本は『あまがさ(やしま たろう)』だよ」だそうです。
 どこからくる連想なのか、と思ったら、「濡れる!?」。
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自信を持っておすすめしたい 手元に置きたい一冊  投稿日:2008/05/11
やっぱりおおかみ
やっぱりおおかみ 作・絵: ささき まき
出版社: 福音館書店
 5歳半孫娘。思い出したように手にします。

 2年前頃、「こんにちはおてがみ」に登場する絵本を買い求めたときの一冊です。
 「け」1字のおてがみ、最後まで友を得られないで終わる絵本。
 私にもですが、孫にも強い印象を与えているのでしょう。

 「ひとりでは生きられない。でも、ひとりぼっちでも生きていこう」
 作者の強いメッセージが伝わってくるようです。

 多数の絵本の中に、この一冊を。
 絵本の幅を広げてくれること間違いなしの一冊と思います。
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