新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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佐保姫

ママ・30代・栃木県、女5歳

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自己紹介
叔父が某児童書の出版社に勤めていたため、小さな頃は絵本にかこまれていました。ですから、絵本は大好きです。けれども、子どもが生まれてから、絵本のすばらしさに触れた気がします。絵本は読み聞かせる子ども(人)がいて分かる楽しさがあるのかもしれません。
好きなもの
湖・川・山・奈良・鎌倉・下町・つくし・ふきのとう・梅・桜・白木蓮・すみれ・かたくりの花・れんぎょう・れんげ・葵・葛・萩・すすき・かえで・菩提樹・木のおもちゃ・おりがみ・絵本・日本語・古典・きれいな言葉・童謡・歴史・神話・昔話・神社仏閣・神道・仏教・天使・古墳
ひとこと
読み聞かせをするようになって、科学絵本と赤ちゃん絵本のすごさに気づきました。
科学絵本は、小さな子がこの世界のすばらしさに目を向けるようにできています。あなたのいる世界は素敵な所なのよという声が聞こえてきそうです。
赤ちゃん絵本は、赤ちゃんなんて、得体の知れない生き物の好きなものを的確に捉えている! 本当に作者の方々には感嘆するばかりです。

欲しかったセンダックの『まどのそとのそのまたむこう』が復刊しました!
やっと手に入れて本当にうれしいです。福音館さんありがとう。

佐保姫さんの声

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自信を持っておすすめしたい ソロモンリング  投稿日:2003/01/30
わたしとあそんで
わたしとあそんで 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: 与田 凖一

出版社: 福音館書店
かつて、ソロモン王は動物と話せる指輪をもっていたとか。手相の小指の根元にあるしわも「ソロモンの輪」と言って、人間以外のものと心を通わせる能力の持ち主なのだそうです。

この絵本を読むと、このことを思い出します。この女の子は最後にソロモンの指輪を手にいれたのだろうなって。「わたしとあそんで」と自分の思いで心の静寂を破っているうちは皆に逃げられてしまいます。でも、静かに水をながめていたら、逃げていった動物や虫が戻ってきて、最後は鹿にほっぺをなめられるのです。
この最後のシーンに到ると読んでいるほうの心も静かになっているから、不思議です。

抑え目な配色で、地味な内容ですが、娘はこのお話しが好きなようです。動物が好きだからでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 言葉は心を静める力をもっている。  投稿日:2003/01/30
おやすみなさいのほん
おやすみなさいのほん 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ジャン・シャロー
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
その逆も言えると思うのですが。この絵本を読み聞かせていると言葉の力を実感します。

「ねむたい○○たち」とくりかえすうち、心が静かに静かになっていきます。この絵本を読み終えたら、一番ベストな状態で眠りにつけるのではないでしょうか。それほど、すばらしい詩です。

最後の「ものいえぬ小さなものたちをお守ください」という言葉が、1日に起こったできごとで見失った娘への愛しさを思い出させてくれるのです。
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なかなかよいと思う 形ないものへのまなざし  投稿日:2003/01/29
フレデリック
フレデリック 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
みんなが一生懸命働いているところ、一見ぼーっとさぼっているようなフレデリック。でも、実はさまざまなこの世界の美しさを感じ、暗い冬にみんなに伝えようとしていた。

皆さんも感想に書いているように、子供の読み聞かせには誤解されそうで、ちょっと考えてしまうかもしれません。
ただ、我が家は主人がこういった仕事をしているもので、主人の仕事を理解させるのには丁度いいと思い読み聞かせています。
モノを生み出す仕事の大切さを子供に話すのしやすいと思うのですが、精神や心を豊かにする仕事の意義を説明するのはなかなか難しいです。そのため、この絵本は格好の説明材料になってくれそうです。

形あるものを得ようと働くことは勿論尊いことです。でも人間は目に見えないものがなければ生きていけないです。そのことをつい忘れがちですが、そうしたことをみんなに思い出させる仕事もあるわけです。

勤勉に生きようといった内容の絵本やお話は沢山あるので、(「アリとキリギリス」など)この「フレデリック」を読み聞かせても十分そちらで、カバーできると思っています。ですから、こういう内容の絵本はとても貴重ではないでしょうか。

昔、私が小さかった頃、結局世の中最後は農業が残ると思っていたことがありました。最後は食べるものだと。そう言った私に母は「そうだね」と。でも、いつか娘にこう問われたら、そうね。もちろんそうよ。でも、人間はモノだけを追って生きると空しくなってくるものなのよ。と答えるつもりでいます。
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自信を持っておすすめしたい そこで泣くかー  投稿日:2003/01/25
めっきらもっきらどおんどん
めっきらもっきらどおんどん 作: 長谷川 摂子
絵: ふりや なな

出版社: 福音館書店
おばけなんだからさぁ。と突っ込みたくなってしまう。
でも、だからこそかわいい、もんもんびゃっこたち。
ちなみに、かんたに「ばけものなんかとあそぶかい」と言われたため、大泣きに。

個人的にはかわいいわがままじじいのおたからまんちんが好き。だって、おたからまんちん、寝ててもかんたにもらったビールの王冠を離さないのだ。
そういえば、まんちんにもらった水晶玉はどうなったの?
と見ると、最後のページでしっかりかんたが持っていた。
こういう細かなことにこだわる絵本は大好き。
子供用とばかにしていないプライドを感じられる。

まぁ、それはさておき、とにかく楽しい絵本。
娘も大好き。一生懸命かんたの歌をおぼえようとしている。
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自信を持っておすすめしたい てんぐどんリストラさる。  投稿日:2003/01/25
すってんてんぐ
すってんてんぐ 作・絵: 木曽 秀夫
出版社: サンリード
ある村の鎮守の神だったてんぐ。
村人たちに信仰され、いつもお供えが絶えなかった。
ところが時がたち、ある時となりの山にお宮ができたら、人々はそちらを信心するように。
お供えをもらえなくなったかわいそうなてんぐどん、どんどん元気がなくなっていく。
そこで、町にでて就職することに、ところが長い鼻がアダとなり、どの職場でも上手くいかず……。

このてんぐ、村人たちを一生懸命守ってあげて、お願いも聞いてあげていたんです。けれども、時がたったら、人々は新しい神様がよくなっってしまったようで。まぁ裏切られたようなものですよね。でも、このてんぐのいいなぁ、さわやかだなぁと思うのは、ぜんぜんそれを恩着せがましく言わないところ。
そっかぁ、リストラかぁ、じゃっ新しい仕事さがそっかな。じゃないとおまんま食べられないからナー。っていうサッパリ感。

その後、『ぐるんぱのようちえん』よろしくいろいろ職探し。でも、ぐるんぱと違って、可哀想感より、おかしさが漂うのは、このてんぐどんの性格でしょうね。

もちろん最後は良いお仕事に就けます。

大人にとっては、不況の現代になんかヒントがある一冊といえるかも。
もちろん、子供は純粋に楽しめること請け合いです。
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なかなかよいと思う レトロな絵柄に爽快な結末。  投稿日:2003/01/24
しょうぼうじどうしゃじぷた
しょうぼうじどうしゃじぷた 作: 渡辺 茂男
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
ジープを改造した小さな消防自動車、それがじぷた。
小さいから、ぼやなんかのときにしか出動できない。
大活躍するのはじぷた以外の花形消防車たち。
でも、あるとき、山火事がおこって……。

私が小さなころ、この絵本は幼稚園にあった。
気になる本だったが、男の子が読むものと勝手に決め込んで手にとらなかった私は本当にソンしたと思う。

同じ消防署のはしご車ののっぽくん、高圧車のぱんぷくん、救急車のいちもくさん。このネーミングが魅力的で引き込まれる。
そして、小さなじぷたのワクワクする活躍。そして、おしゃれでレトロな絵柄は女の子でも十分楽しい。
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自信を持っておすすめしたい ナンセンスな物語に正統派のイラスト  投稿日:2003/01/23
てぶくろ
てぶくろ 作: (ウクライナ民話)
絵: エウゲーニー・M・ラチョフ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
ギャップがあるものは成功すると、たいがいは、ものすごくセンスがあるものに仕上がる。

このお話しは多くの人が知っているもののようだけれど、私は全く知らなかった。だから、この絵本を書店で見ていたときは、もっと真面目なお話しを想像していた。
そのため、絵本で娘と楽しみたいと願う私は、読んでみたいとおもいつつ、横目で見ているだけだった。なんか、教訓本みたいでイヤだなーと。

冬になったので、ようやく買って、読んでみて「ああ、もっと早く出会いたかった」と大後悔。
こんなに文章とイラストが快いミスマッチングした絵本とはなかなかめぐり合えない。
最後のくまに向って、「しかたがない、でもほんのはじっこにしてくださいよ」と動物たちに言わせるセンスにたまらなくはまってしまった。

動物好きの娘はもちろんこのお話しが大好き。
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なかなかよいと思う ページまるまるピンク色  投稿日:2002/09/27
このいろなあに
このいろなあに 作・絵: せな けいこ
出版社: 金の星社
ピンク、オレンジ、黒、白。
一つのお話しになってうまく色が書かれています。

娘に色を教えるのに良い絵本を探していました。
ストーリー仕立てになっているのと、1ページまるまる色になっているのが気に入って読んでいます。

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自信を持っておすすめしたい おしり丸だし、おんなじおんなじ  投稿日:2002/09/24
はけたよはけたよ
はけたよはけたよ 作: 神沢 利子
絵: 西巻 茅子

出版社: 偕成社
1歳の娘もたつくんと同じようにおしめ換えのとき、おしり丸だしで逃げ出します。そのたびに、
「へんなおしり〜。しっぽのないおしり〜」
と言ってからかいます。娘はうれしそうにさらに逃げ回ります。

もう少ししてトイレトレーニングのころになったら、もっと大活躍しそうな絵本です。

説教じみていなくて、ユーモアがあって、なかなかこういう絵本はみつけるのが難しいです。
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ふつうだと思う いたずらありさんやけどした。  投稿日:2002/09/24
ありのあちち
ありのあちち 作・絵: 土橋 とし子
出版社: 福音館書店
ありさんがテーブルの上で、あれこれ見て廻ります。
おいしそうなお菓子やくだもの。
あれれ、なんだかしゅうしゅういっている。
なんだろうと行ってみると、沸騰したやかん。
ありさん、あちちやけどしちゃいました。

やけどで大きくふくらんでしまった手がユーモラス。
でも少しかわいそう。
危ないものが大好きで、しょっちゅう焼けどしそうになる
娘に少しは注意してほいいと思いながら読んでいます。
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