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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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佐保姫

ママ・30代・栃木県、女5歳

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自己紹介
叔父が某児童書の出版社に勤めていたため、小さな頃は絵本にかこまれていました。ですから、絵本は大好きです。けれども、子どもが生まれてから、絵本のすばらしさに触れた気がします。絵本は読み聞かせる子ども(人)がいて分かる楽しさがあるのかもしれません。
好きなもの
湖・川・山・奈良・鎌倉・下町・つくし・ふきのとう・梅・桜・白木蓮・すみれ・かたくりの花・れんぎょう・れんげ・葵・葛・萩・すすき・かえで・菩提樹・木のおもちゃ・おりがみ・絵本・日本語・古典・きれいな言葉・童謡・歴史・神話・昔話・神社仏閣・神道・仏教・天使・古墳
ひとこと
読み聞かせをするようになって、科学絵本と赤ちゃん絵本のすごさに気づきました。
科学絵本は、小さな子がこの世界のすばらしさに目を向けるようにできています。あなたのいる世界は素敵な所なのよという声が聞こえてきそうです。
赤ちゃん絵本は、赤ちゃんなんて、得体の知れない生き物の好きなものを的確に捉えている! 本当に作者の方々には感嘆するばかりです。

欲しかったセンダックの『まどのそとのそのまたむこう』が復刊しました!
やっと手に入れて本当にうれしいです。福音館さんありがとう。

佐保姫さんの声

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なかなかよいと思う おにぎりをにぎる手はあったかい。  投稿日:2003/08/03
おにぎり
おにぎり 作: 平山 英三
絵: 平山 和子

出版社: 福音館書店
まだ、娘が0才だったころ、とにかくおにぎりが大好きで。これさえあれば、離乳食はオッケイという感じでした。
それで、この絵本を買ったのですが、言葉は簡潔で魅力的で、絵は温かく、お気に入りでした。
おにぎり大好きな娘はとにかく読んでほしがりました。
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自信を持っておすすめしたい 数は楽しい。  投稿日:2003/07/31
1、2、3どうぶつえんへ
1、2、3どうぶつえんへ 作: エリック・カール
出版社: 偕成社
絵はなくて、いろいろな動物が1234とどんどん増えて、最後、鳥が10羽、動物園へ汽車で運ばれていくという内容です。

絵はエリック・カール独特の貼り絵で魅力的です。イラストは1ページ1ページ汽車の貨物車がアップにでています。でも下のほうを見ると、現在の汽車の全容が小さく書かれているのです。

娘が、数字に関心が強くなってきた、最近、とても好きな絵本です。まだ、お勉強という感覚がない娘にとって、数も楽しいみたいです。動物が大好きなうえ、イラストもカラフルなので、お気に入りなのでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 大切な自分だけのおうち。  投稿日:2003/07/27
はっぱのおうち
はっぱのおうち 作: 征矢 清
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
さちが遊んでいると、雨が降ってきました。でも大丈夫、さちには隠れるおうちがあるんです。はっぱのおうち。しばらくいると、いろいろな虫がやってきてみんなで雨宿り。まるで一緒のおうちに住んでいるみたい。でも、空が明るくなってきた。さぁ、本当のおうちにかえりましょう。

小さなころ、よく基地とか自分だけのおうちをつくって遊びました。それはとても楽しい想像の世界で、そこは宇宙にもお城にもなったものです。
そうした、子供にとって自分だけの空間って大切なのだと思います。でも、そのおうちも、本当に帰れるお母さんがまっている家があってこそ、光るものなのだと思います。
空想の中に行って、しばらくすると現実に還る。それを繰り返して、子供は成長していくのかもしれません。
大切なものが描かれている。だから、娘もこのささやかな絵本がすきなのでしょう。

ところで、絵本のかまきりをさちは怖がるのですが、とてもかわいいかまきりで、私はお気に入りなのです。
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なかなかよいと思う 雨の  投稿日:2003/07/24
おじさんのかさ
おじさんのかさ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
おじさんはとてもすてきな傘をもっていました。その傘を大事にしていたおじさんは、雨の日には決してさしません。傘がぬれるから。そんなある日、公園のベンチに座っていると、雨がふってきました。近くにいた男の子が、その傘に入れてといいます。でも、おじさんはしらんふり。そこへ、女の子がやってきて、男の子を傘に入れてあげます。ふたりで仲良く歌います。「あめがふったらポンポロロン」ほんとうかなぁ、と思ったおじさんは、ついに傘をさしてしまいます。そうしたら、ポンポロロン・ピッチャンチャンととても楽しい音が。おじさんはぬれた傘もいいものだと思います。

青を基調にした絵で、全編ぬれた感じがします。ポンポロロンという音が娘は大好きで、読み聞かせると一緒に言ってくれます。雨と傘が好きになる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 一昔前の町の様子が楽しめる。  投稿日:2003/07/24
あさえとちいさいいもうと
あさえとちいさいいもうと 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
あさえのママは、妹のあやちゃんを寝かせて、銀行に言ってしまいました。しばらくして、あやちゃんが泣きながら起きてきました。あさえは、あやちゃんのために地面に長い線路を描いてあげます。夢中で描いているうちに、あやちゃんがどこかに行ってしまいました。あやちゃんを探しにでかけます。あちこち探しまわっても見つかりません。ふと、いつも行く公園にいるのではないかと思い、駆け出します。公園につくとあやちゃんが公園の砂場で手を振りました。

初めて読むと、本当にどうなるのだろうとどきどきします。また、探しているところで、この町の鳥瞰図が出てきて、一昔前の日本の町という感じが楽しいです。表紙のくつを履かせてあげているあさえと安心して足をあずけているあやちゃんに姉妹っていいなって思わされます。

それにしても、あやちゃんは人騒がせですね。さすがマイペースの次女です。

つい感情をこめて読み聞かせるためか。(「あやちゃんあやちゃん」とか、声が高くなっちゃうんです)小さいころから娘はこの絵本の読み聞かせが好きです。
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自信を持っておすすめしたい 女の子のかわいらしさ  投稿日:2003/07/21
げんきなマドレーヌ
げんきなマドレーヌ 作・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
寄宿舎には12人の女の子がミスクラベルと暮らしていました。なかで、一番おちびちゃんがマドレーヌ。とっても元気な女の子。でもある夜、マドレーヌが大泣きをします。盲腸炎でお腹が痛かったのです。そのまま入院することになりました。それから少したって、ミスクラベルと女の子たちはマドレーヌをお見舞いにでかけます。そこにはお菓子やおもちゃがいっぱい。でも何よりも、マドレーヌの盲腸の手術のあとにびっくり。その晩、12人の女の子たちの泣き声が聞こえます。ミスクラベルが飛んでいくと、「えーん、もうちょうをきってちょうだいよぅ」と皆がいいました。

絵がとにかくかわいらしい。少女ではなく、女の子の魅力が満載されています。簡単に描かれているようで、なかなかこういう線でかわいく書くのは難しいとおもいます。

また、ストーリーも女の子ならではの大人びてないかわいらしさに思わずほほえんでしまいます。

それから、背景のパリの絵もたのしめます。ちょっと抑えた色目が品があって好きです。
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自信を持っておすすめしたい こういう機転が利くママになりたいなぁ。  投稿日:2003/07/16
たろうのひっこし
たろうのひっこし 作: 村山 桂子
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
たろうがお部屋がほしいといいます。するとママは古いじゅうたんを渡して、これがたろうのおへやよと言います。さっそくたろうは階段の下にじゅうたんを敷きます。するとネコのみーやがやってきて、窓があったらいいと言い出すのです。そこで、窓辺にお引越し。今度は犬のちろーが僕はおうちに入れないからつまらないと言います。そこで、今度はいぬ小屋の前にお引越し。そんな具合にあちこち移動して、最後はさくらの木の下がたろうのお部屋になりました。お友達のまみちゃんも来て、皆でケーキを食べました。

とにかく、このママに脱帽です。子供がお部屋がほしいと言って、ないからだめよと言うのは簡単ですけれど。古いじゅうたんを貸してあげるなんて。「ない」「だめ」と言うより、親も楽しいし子供はもっと楽しい気分になりますよね。

「たろうのおでかけ」のメンバーが総出演なので、娘は大喜び。おでかけでは本文に登場しなかったまみちゃんもケーキを持って遊びに来ます。この絵本も何度も読まされた組です。

子どもが真剣に聞いてきたことは、すぐに「だめ」と言わないでいろいろ方法を考えて答えてあげたいそう思いました。
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自信を持っておすすめしたい 初めての仕掛け絵本  投稿日:2003/07/16
コロちゃんはどこ?
コロちゃんはどこ? 作・絵: エリック・ヒル
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
ごはんの時間というのに、子犬のコロちゃんがいません。ママがあちこち探します。ドアの後ろや時計のなか、タンスの中、ベッドの下。やっとかごの中からコロちゃんを発見。仲良くごはんをただきます。

0歳、1歳のころ大好きだった仕掛け絵本です。これで動物を何匹か覚えたような気がします。とにかく、めくるのが大好きでした。奇跡的にやぶられずに済んだのですが。かなり乱暴に扱っていたように思います。でも、それだけ好きだったってことです。

それにしても、この家はジャングルなみです。だって、ライオンやお猿にくまが住んでいるのですから。一体この家の主人は何者と無粋な母は思ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい これで、かなり言葉をおぼえました。  投稿日:2003/07/16
ことばえほん
ことばえほん 作: つちだ よしはる
出版社: グランまま社
名詞の絵本は何冊かありますが、これは、主に動詞や形容詞が書かれています。おこす・おきる・あらう・みがく・のる・ころぶなどの生活動作や、つむ・おどる・ぬる・かくなどの遊びで使う動作があり、聞いていて興味ぶかいようです。好きで何度もよまされました。

同じ作者の「せいかつえほん」は名詞が主なので、これと併用して使っていました。せいかつえほんが言葉の覚えはじめなら、「ことばえほん」は二語文が出たころ好かれるかもしれません。うちは殆ど一緒に読んでいましたが。この2冊でかなり語彙が増えたと思っています。

この絵本は、動作や形容詞などしか書かれていないのですが、読むときは、イラストの言葉を補足して読みました。「(かおを)あらう」という具合に。自分なりに工夫して読むとよいようです。
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自信を持っておすすめしたい やっと見つけた、おしゃかさまの絵本  投稿日:2003/07/15
おしゃかさま
作: 日本仏教保育協会
出版社: (不明)
ジョーボン王の后、マーヤー夫人のお腹に白い像が入りました。その後、妊娠されたマーヤ夫人はルンビニ園でおうじさまをお生みになります。おうじさまは動物にも心をくだく、優しい人になりました。あるとき、東西南北の四つの門で、「老人」「病人」「死者」「出家者」を見ます。おうじは世の中の苦しみをなくしたいと悩み、ついに出家してしまいます。さまざまな苦行のはて、苦行では悟れないとおうじは思います。そこへ、ある女性がやってきて、牛乳を布施されます。それによって、力を得たおうじさまは、菩提樹の下で悟りをひらかれ、仏さまとなります。

「おしゃかさま」の絵本が「キリスト」の絵本にくらべるとあまりにも少ないと思います。現にこの絵本も古本屋でようやくみつけたくらいです。

日本人の宗教は基本的に仏教が多いはずなのに、この現象には首をひねります。クリスマスは大好きですし、12月に書店でクリスマスの絵本が沢山出るのはうれしいですが、バランスが悪い気がするのです。

娘におしゃかさまのお話しを聞かそうと、0歳のころから、探し回りました。でも、なかなかみつかりません。私自身も幼いころから仏事に参加しながら、キリストのことは知っていても、おしゃかさまの知識は皆無といってよいものでした。でも、家には仏壇もあったわけですから、興味がないわけはありません。仏教は日本人の生活に根づいているものです。心のそこでは知りたい気持ちはあった気がします。大きくなってから、おしゃかさまの話を知って、これはもっと小さな頃に聞くべきものだと思ったものです。

ですから、自分の子どもには早くに教えたいと思い、絵本を探していたのです。この絵本はストーリーも簡潔でわかりやすく、絵も品があって、好きです。ただ、絶版かもしれません。残念です。絵本の出版社さんにはクリスマスばかりでなく、仏教にも目を向けて欲しいものと思います。
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