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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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あんれい

ママ・50代・静岡県、男の子20歳

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自己紹介
もともと本が大好きだったので、息子が生まれたのをきっかけに絵本の世界を楽しんできました。
今ではその息子が絵本から児童書の世界に移行しているので、それにつれて私も、久しぶりに再び児童書を手に取り始めました。
児童書にも楽しいものがたくさんありますね。

あんれいさんの声

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自信を持っておすすめしたい 綺麗なうろこの意味とは  投稿日:2010/11/25
にじいろのさかな
にじいろのさかな 作・絵: マーカス・フィスター
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 講談社
私がはじめてこの本に出会ったのは、もう10年以上前、アメリカの本屋さんでした。まだ日本語訳が出る前だったと思います。
表紙の綺麗さに思わず手に取り、中に目を通してかわいらしいお話だなーと思ってすぐに購入しました。
当時はまだ結婚もしていなかったため、純粋に自分のために買った絵本です。

その後結婚し子どもが生まれ、この本の日本語訳本に図書館で再会。
久しぶりに読み直してみると、、、やはり、自分の立場が変わり、年齢を重ねると、同じ本でも感じ方が違うんだなということを実感しました。

当初私が思ったのは、、、
苦労せずに手に入れた美しいもの。それを周りに分け与えることで周りと仲良くなれるならなんの惜しいことがあるだろうか。
それに気づいたにじうおは一つ大人になったんだね、ということでした。

今回改めて読み直してみると、にじうおが自分の息子に、そして他の魚達が息子の友達に思えてきて。
たまたま生まれ持った綺麗なうろこ。それは天賦の才能かもしれない。
それを、うらやんだ友達に分け与える必要があるのかどうか。
まして、分け与えないと仲間はずれにされちゃう・・・
それってちょっと不条理なんじゃないかな、って。

でも、どちらの考え方もあると思うんですよね。
「綺麗なうろこ」をどうとらえるか次第ですね。
実際、息子はこの本を読んだときには、「ぼくもウロコを分けてあげたほうがいいと思うよ〜!最初のにじうおは意地悪だったね」と言っていました。

内容もいろいろ考えさせられるお話ですし、とにかく挿絵が綺麗ですので、ぜひ一度手にとって読んでいただきたい絵本です。
参考になりました。 13人

自信を持っておすすめしたい 勇気と度胸  投稿日:2010/11/25
ちいさなつきがらす
ちいさなつきがらす 作・絵: マーカス・フィスター
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 講談社
「にじいろのさかな」シリーズの作者の新刊ということで、期待しながら立ち読み企画で読ませていただきました。

「つきがらす」ってなんだろう?と思って読み始めました。
つきがらすとは、月に向かって飛ぼうと試みた、勇気のあるちいさなワタリガラスのことでした。
お話は、昔の出来事を回想する年寄りカラスの語りで始まります。
この年寄りカラスがまだ若い頃に群れに居た小さなカラスが、その「つきがらす」なのでした・・・。

途中、周りのカラスたちの冷たさ、意地悪さにちょっと読むのがつらくなりました。
どこの世界にも、こんないじめ・からかいはあるんですね・・・
でも、このつきがらすには、勇気も度胸も人一倍ありました。
皆にからかい半分で言われたことに本気でチャレンジするなんて。
無謀な挑戦だったけれど、でも、それで周りの見る目が変わったんですもの。

勇気を持って立ち向かうこと、自分の能力の限界まで頑張ること、、、
それが、新たな扉を開いてくれるのですね。
いろいろ考えさせられました。

からすのお話ですから白・黒のシンプルな画面。そこに黄色(くちばしの色)が差し色になっていて、お話の内容ととてもよく合う素敵な挿絵です。
ぜひ実物の絵本も手にとって見たいと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 道をたどる楽しみ  投稿日:2010/11/24
コんガらガっち どっちにすすむ?の本
コんガらガっち どっちにすすむ?の本 作: ユーフラテス
出版社: 小学館
NHK教育「ピタゴラスイッチ」製作者の方が作られた絵本ということで、ピタゴラっぽさがぷんぷん漂ってくる絵本です。

主人公の黒い生き物。
イルカとモグラがこんがらがった生物なので「いぐら」・・・このネーミングがすでにいい感じで力が抜けてますよね(笑)。

1冊に3話入っているのですが、どれも上手く矢印とページを組み合わせて、道をたどる楽しみや選択肢を選ぶ楽しみを満喫させてくれます。
どこを通っても正解も誤答もないんですよね。
どこを通っても、がっかりすることがなくて楽しい。
それがとてもいいですよね。

ピタゴラスイッチが好きなお子さんはもちろん、そうでもないお子さんでもたっぷり楽しめる絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 今回も失敗ばかり(笑)  投稿日:2010/11/23
はらぺこオオカミがんばる
はらぺこオオカミがんばる 作: キャサリン・ストー
訳: 掛川 恭子
絵: マージョリー=アン・ワッツ

出版社: 岩波書店
「ポリーとはらぺこおおかみ」の続編です。
今回もまた、賢いポリーと、ポリーを食べたくて仕方がない、ちょっとお間抜けなおおかみのお話です。

ポリーも確かに賢いのですが、なによりこのオオカミの抜けぶりがすごいです(笑)。
時期ハズレのサンタさんに化けて失敗したかと思えば、クリスマス時期にサンタさんに化けてもまた失敗。
あげくのはてには、ポリーの妹ルーシーにもいいようにあしらわれてしまうなんて・・・。

これだけドジを重ねるオオカミさん。
食べる食べる、といいながら、いきなりがぶっと食べちゃうのではなく、ちゃんと理屈をとおして自分も相手も納得させてからじゃないと食べられないという、このオオカミさんの優しさ?ゆえなのかもしれませんね。

短編なので、低学年のお子さんにも読みやすいと思います。
とっても楽しいですよ!
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自信を持っておすすめしたい 憎めないオオカミさん  投稿日:2010/11/23
まだまだはらぺこオオカミ
まだまだはらぺこオオカミ 作: キャサリン・ストー
絵: ジル・ベネット
訳: 掛川 恭子

出版社: 岩波書店
「ポリーとはらぺこおおかみ」シリーズ3作目です。
相変わらずポリーを食べることに執着しているオオカミさん。
今回もまた、魔法の薬を買おうとしたり、童話のストーリーを真似したり、バスジャックをしようとしたり!!あの手この手を考えます。

でも、、、努力すれどもすれどもいっこうに実を結ばない・・・むなしいですよね(笑)
でも最後まで全くくじけないオオカミさん。
それもある意味すごいです。

童話のオオカミはたいてい悪役、というところを逆手に取ったこのシリーズ。
このオオカミさん、全く憎めないんですよねぇ。
そもそも全然怖くないし(笑)。

とても楽しく読めるお話です。
小学校低学年〜のお子さんにお勧めです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 雰囲気たっぷりです  投稿日:2010/11/22
ジス・イズ・ニューヨーク
ジス・イズ・ニューヨーク 作・絵: ミロスラフ・サセック
訳: 松浦弥太郎

出版社: ブルース・インターアクションズ
ジス・イズシリーズ、大好きです。
子どものためではなく、自分のために買い集めています。
(とはいえ、子どももよく手にとって眺めていますが)

この「ニューヨーク」も、シリーズ他の本と同様、とても素敵です。
原版は1960年に発売されたということですが、古いというよりはむしろそれがレトロな雰囲気をかもし出していて、とてもいいんですよね。
表紙は、マンハッタンの高層ビルを背景にしたF.D.N.Y.の消防士さん。
ニューヨークの雰囲気たっぷりです。

もちろんこの本が描かれてから数十年の月日が流れているわけで、例えばタイムズ・スクエアの看板なんかは今とはずいぶん違います。
世界でも中心的な街ですし大都会NYですから、新しい建物もばんばんできていますよね。
忘れられない9.11による影響もあるわけですし・・・

でもそういうのを考慮しても、やっぱり底辺に流れるNYという街がかもし出す雰囲気というものは、変わらないんですね。
私がNYに行ったのは10年ほど前ですが、そのときに感じたものと同じ匂いをこの本からも感じることができます。
とても素敵な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 紙飛行機のつくりかた♪  投稿日:2010/11/22
かみひこうき
かみひこうき 作: 小林 実
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
たまたまこちらでレビューを見て、今まさに紙飛行機を飛ばすのがブームの息子にぴったりの絵本!!だと思って図書館で借りてみました。
子ども達のかわいらしい表情、さすが林明子さんの絵ですね。

もともとは「かがくのとも」なので、紙飛行機は、実にリアルに、わかりやすく描かれています。
とがった飛行機、そして羽根の広い飛行機。その2つの作り方もばっちり掲載されています。
どうやったら真っ直ぐバランスよく飛ぶのか。その秘訣も載ってます!!

毎日いろんな形の紙飛行機を折り紙で折って飛ばしている息子。
この本にすっかりはまり、真剣に読んで、そして真似していました。
この本を読むと、紙飛行機を飛ばしたくなりますよ♪
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 楽しく学べます♪  投稿日:2010/11/22
カタカナダイボウケン
カタカナダイボウケン 作: 宮下 すずか
絵: みやざき ひろかず

出版社: 偕成社
同じ作者の「ひらがなだいぼうけん」を楽しく読ませてもらったので、この本も期待して手に取りました。
今回の主役はカタカナたち。
らっちゃんという女の子が書いたカタカナの文字たちが、夜中になって動き出すのです!

お話が3話入っているのですが、それぞれカタカナの特徴を生かして上手くお話が作られているのに感心します。
息子が一番楽しんでいたのは、2話目の「にたものどうし」。
「シ」と「ツ」、「ン」と「ソ」、、書き間違いやすいこれらのカタカナに関するとても楽しいお話で、読みながら「シクシクボウシーー(笑)」などと大笑いしていました。

お勉強、、などと気張らずに、お話としてたっぷり楽しみながら、カタカナの特徴を自然と学ぶことの出来る本です。
カタカナを書き始めたくらいのお子さんにお勧めです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 迷路がいっぱい!  投稿日:2010/11/22
迷宮へどうぞ
迷宮へどうぞ 作: 種村季弘
絵: 川原田徹

出版社: 福音館書店
迷路好きの息子が、図書館の棚から探してきた絵本です。
福音館の「たくさんのふしぎ」からハードカバー化されたもののようですね。

迷宮(迷路)についてのさまざまな知識がもりこまれています。
昔々の迷宮のはじまりについてのお話から、西洋の庭園に造られた植木の迷路、教会の床に描かれた迷路など・・・。
ギリシャ神話でしたっけ、ミノタウロスの住む迷宮とテセウス、アリアドネのお話も登場します。

人々は文明の初めのころから、もう迷宮というものを作っていたのですね。
さまざまな立体の迷路の写真や挿絵をみて、迷路が大好きな息子は大喜びで、「行ってみたいなーー!」連発でした。
最後のページの「かぼちゃ島の迷宮」、こんな島があったらいいですね!
私も一緒に楽しめた絵本です。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 自分で頑張るのが一番♪  投稿日:2010/11/22
かえるひみつきょうてい
かえるひみつきょうてい 作: 村上 しいこ
絵: 森 義孝

出版社:
「れいぞうこのなつやすみ」などで楽しい本を書かれている方の本ということで手にとってみました。

主人公のしょうへいくんのもとに、ひょんなきっかけでやってきたカエル。
「れいげんあらたか」な神社からやってきたということで、しょうへいくんはカエルをもとの場所に送り返す代わりに、願い事を一つ聞いてもらうという協定を結びます・・・。

テストの点数が悪いとか、お隣の席の女の子とうまくなかよくなれないとか・・・子どもならではのかわいらしい悩み事ですよね。
と、思うのは大人目線だからであって、本人にとっては結構深刻な悩みなのかもしれませんね。
このお話でしょうへいくんは、それをいったんはカエルくんに託そうとするのですが、。
結局は、他力本願ではだめなんだ、ということですね。
困難は自力で乗り越えてこそ、実りがある、というか。
案ずるより産むがやすし、というか。
がんばってみる、まずはそこから始まるのですね。

カエルくんの関西弁も楽しいです。
小学校低学年くらいのお子さんにお勧めの幼年童話です。
参考になりました。 0人

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