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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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あんれい

ママ・50代・静岡県、男の子20歳

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自己紹介
もともと本が大好きだったので、息子が生まれたのをきっかけに絵本の世界を楽しんできました。
今ではその息子が絵本から児童書の世界に移行しているので、それにつれて私も、久しぶりに再び児童書を手に取り始めました。
児童書にも楽しいものがたくさんありますね。

あんれいさんの声

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自信を持っておすすめしたい 聖人らしくないサンタさんも楽しい♪  投稿日:2010/12/01
さむがりやのサンタ
さむがりやのサンタ 作・絵: レイモンド・ブリッグズ
訳: すがはら ひろくに

出版社: 福音館書店
サンタさんの一年で一番忙しい日、12/24の一日を追ったお話です。
ここに登場するサンタさんは、、、、あまりに人間くさいサンタさんなのにびっくりです!

お話は、24日の朝サンタさんが目覚ましでイヤイヤ起こされるところから始まります。
楽しい夢の途中で起こされてぶつくさ文句をいうサンタさん。
そこから、起き上がって、お茶を入れて、着替えて、動物達にエサをあげて・・・まるで普通のおじさん??
いちいち「寒い」だの「雪は嫌だ」だの、ぐちるところがなんとも愛嬌があります。

そしてソリにのって世界中の子ども達のもとへ・・・
でもそこでもエントツに愚痴をこぼし、子ども達がサンタさんのために用意したジュースにも文句をつけ・・・(笑)
ちっとも聖人らしくないこんなサンタさん像も、楽しいですね。

コマ割りされた絵で、説明書きのような文章はありません。
ときどきサンタさんのセリフがあるだけです。
マンガのように読む絵本です。
でも、説明文がなくても、絵にはいろんなことが書き込まれています。
サンタさんは実はももひきを履いているとか・・・。
自分でサンドイッチのお弁当を作って持っていくとか・・・。
読み返すたびにいろいろな発見のある楽しい絵本です。

マンガ形式なので、読み聞かせて、というよりは、自分で読めるようになったお子さんが自分で読むほうが楽しめるのではないかと思います。
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自信を持っておすすめしたい こんどはロケット♪  投稿日:2010/12/01
ろけっとこざる
ろけっとこざる 作・絵: H.A.レイ
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
読み応えがあるからだと思いますが、「おさるのジョージ」シリーズよりも「ひとまねこざる」シリーズの方が好きな息子。
この「ろけっとこざる」もお気に入りの1冊です。

ロケット、とタイトルに出てきますが、実際ロケットが登場するのは後半部分。
前半は、いつものとおりにびっくりするようなイタズラをやらかしてくれています。
もちろん、本人に悪気はぜんぜんなくて、一つの失敗をフォローしようとした策がとんでもない結果を引き起こし・・・の連鎖なんですけどね。
その結果たるや・・・・(笑)
でもジョージに悲壮感がないところがまた楽しいのでしょうね。

ロケット実験に参加することになったジョージ。
いきなりの展開にびっくりしちゃいますが、ジョージはさすがに度胸が据わってますね!
この本がアメリカで出版されたのは、1969年にアポロ宇宙船が月に行くよりもずっと前のことですものね。
そういえばロケットにサルだったか、動物を乗せて実験したなんて実話も耳にしたことがあります。
そういう時代を反映したお話なんでしょうね。

自分の子どもがジョージみたいなことばかりやっちゃったら大変ですが・・・ありえないことをやってくれるジョージだからこそ、楽しいんですよね。
文章が長いので読み聞かせるのは大変ですが、とても楽しい絵本です。
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なかなかよいと思う お母さんの愛情  投稿日:2010/12/01
やまあらしぼうやのクリスマス
やまあらしぼうやのクリスマス 作: ジョゼフ・スレイト
絵: フェリシア・ボンド
訳: みやちとしこ

出版社: グランまま社
クリスマスにまつわる絵本なのですが、ちょっと読むのに勇気が必要なテーマです。

主人公のやまあらしのぼうやは、自分の容姿にかなりのコンプレックスを抱いています。なぜなら、お友達に容姿のことでひどくからかわれているから・・・。
クリスマスにみんなで劇をするのに、やまあらし坊やだけ、配役にいれてもらえず、裏方に回されてしまいます。

この本を読んだ時期、ちょうど息子も幼稚園の発表会に向けて劇の練習をしているときで。
このシーンを読んで、ひとりだけ役がもらえないなんて・・・とびっくりしていました。

やまあらし坊やは、それでも裏方を頑張るんです。
頑張れるのは、お母さんが坊やを精神的にしっかり支えているからなんでしょうね。
「ぼうやはお母さんの心の光」
繰り返しお母さんがささやくこの言葉。無償の愛情があふれています。

お話のラストは、ハッピーエンド・・とまではいかないけれど、すこしホッとすることができました。
きっとこの劇が終わったあと、お友達の坊やへの態度は変わるのかな。
そう思いたいです。

「いじめ」をテーマにした物語は、難しいですね。
受け入れたくないけれど、現実にはこういうことはよくあるんでしょうし・・・
この本を読んで、息子が息子なりになにかを感じてくれるといいなと思います。
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自信を持っておすすめしたい アーサー王伝説  投稿日:2010/11/30
マジック・ツリーハウス(17) 聖剣と海の大蛇
マジック・ツリーハウス(17) 聖剣と海の大蛇 作: メアリ・ポープ・オズボーン
イラスト: 甘子 彩菜
訳: 食野 雅子

出版社: KADOKAWA
魔法で移動することができるツリーハウスに乗って、10歳のジャックと9歳のアニー兄妹が時代も場所も飛び越えて冒険する「マジックツリーハウス」シリーズ。
これは17巻です。

今回の舞台は、イギリスの古い時代、有名なアーサー王伝説が生まれるさらに前の時代です。
アーサー王伝説に登場する聖剣「エクスカリバー」を悪の魔法使いの手から取り戻すお手伝いを頼まれたジャックとアニー。
また、冒険へ出発です!

この巻はアーサー王伝説を下敷きにしていますが、プロローグとしてアーサー王にまつわる説明も書かれていますし、伝説を知らなくても楽しめるようになっています。
日本人にはそれほどなじみがないアーサー王伝説ですが、欧米の児童文学などにもよく登場しますよね。
きっと欧米の子ども達には、前置きなしでも「ああ、あの話ね」と通じるのかな、と思います。

毎回無鉄砲ではらはらさせられるアニーですが、今回はアニーの嫌いなアレが登場するので、ジャックがいつも以上にお兄ちゃんらしさを発揮していますよ♪

テンポのよいストーリー展開ですし、本の厚みもそれほどないので、小学校低学年くらいのお子様から十分楽しめる本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい あの屋根裏部屋は・・・  投稿日:2010/11/30
バムとケロのにちようび
バムとケロのにちようび 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
あらためて言うまでも無く大人気のシリーズ、「バムとケロ」。
我が子ももちろん大好きです。
「にちようび」は、とある雨の一日を過ごす2人の楽しい様子が描かれています。
家の中で、お片づけをして、お菓子を作って、読書をして、、、まったり過ごすある意味理想的な一日。
でも、さすがバム&ケロ。
さまざまなハプニングが楽しませてくれます。

ケロちゃんが泥だらけで帰ってくるのもすごいですが。
屋根裏部屋、、、すごいです!
いまどきこんなすっごい屋根裏部屋にはなかなかお目にかかれないでしょうね。
でも、子どもにとってはどきどきの探検が出来ちゃうかも。
(私は絶対入りたくないですが・苦笑)
山盛りのドーナツには息子もびっくり!
「こんなに食べられるのかなぁ・・・」ってマジメに言ってました。

文章量は少なめだけれど、画面の隅々までじっくりじっくり楽しめます。
想像力を膨らませて楽しめる、素敵な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 便利なたまご  投稿日:2010/11/30
新装版 かぜひきたまご
新装版 かぜひきたまご 作: 舟崎 克彦
絵: 杉浦 範茂

出版社: 講談社
幼稚園での読み聞かせ用に、冬っぽい絵本を探しているときにこの本を見つけました。
たまごが風邪を引く?というタイトルにも魅かれました。

このたまご、持ち主の状態を引き受けてくれるなんとも便利なたまごなんです。
持ち主が風邪を引いていたら、自分が風邪を引き取るかわりに、持ち主はすっかり風邪が治っちゃうんです。
持ち主がかんかんに怒っていても、このたまごを手にしたら、アラ不思議。怒りが全部たまごに吸い取られてニコニコに♪

たまごが活躍するシーンは、6歳の息子も大喜びでした。
「ひみつ道具みたい♪」だって。(息子はドラえもんが大好きなんです)
ラストも意表をついて、なるほどねーと思いました。
こうやって増殖していくのも面白いかも。

ちょっと文章量も長いので、年中さんだとちょっと早いかな?
今度年長さんに読み聞かせしてみたいと思っています。
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自信を持っておすすめしたい またまたばすくん大活躍  投稿日:2010/11/30
ばすくんのくりすます
ばすくんのくりすます 作: みゆき りか
絵: なかや みわ

出版社: 小学館
ばすくんシリーズの3作目、クリスマス絵本です。
書店の新刊コーナーで息子が目ざとく発見しました。

前作、前々作でいろいろあって、廃車となったけれども森の仲間と楽しく暮らすばすくん。
森の仲間達に「クリスマス」というものを教えるのです。
サンタさんに会いたい森のみんな。綺麗なツリーをつくればサンタさんに気づいてもらえるかも?と頑張ります。

森の中だし、クリスマス飾りを見たことも無い動物達が試行錯誤してツリーをつくりあげる様子がなんとも可愛いです。
こんな素朴なツリーもとっても素敵ですよね。
でも夜に目立たないと意味が無い・・・確かに、サンタさんは夜くるんですもんね。
そこで、ばすくんのある機能を使おうというアイディアが登場!

大人目線では、廃車になってずいぶんになるはずなのにそんなことが出来るのかな??
バッテリーだけじゃなくてガソリンも必要じゃないかな?
などといろいろ思うところもありましたが(笑)
そんなヤボなことは言わないことにして。

ラストシーンはとても心温まりました。
みんなに楽しいクリスマスを♪♪♪
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自信を持っておすすめしたい 実際の景色が目に浮かびます  投稿日:2010/11/30
ジス・イズ・パリ
ジス・イズ・パリ 作・絵: ミロスラフ・サセック
訳: 松浦弥太郎

出版社: ブルース・インターアクションズ
私が大好きで少しずつ集めている「ジス・イズ」シリーズ。
この「パリ」で5冊目になりました。

フランスには以前住んでいたことがあるので、パリはとくに思い入れのある街なんです。
この本にあるのは、私が住んでいたころよりはずいぶん前のパリの姿。
でもあの街は10年前どころか、50年前でも今と変わらない姿を見せてくれるんですよね。
エッフェル塔、凱旋門、オペラ座、ルーブル、ヴァンドーム広場・・・
5年も経てばすっかり変わってしまう日本の街とはぜんぜん違う、歴史の重みを感じる建物が多い街です。

ジス・イズシリーズはすべてそうなんですけれど、ページをめくるたびに、そうそう、ここはこんなだったな、って実際の街並みが目に浮かびます。
写真よりもずっとその街の情感を伝えてくれるような気がします。

パリに行ったことのある人も、これから行ってみたいなと思う人も、ぜひ手に取っていただきたい素敵な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい さすが実物大  投稿日:2010/11/26
ほんとのおおきさ水族館
ほんとのおおきさ水族館 監修: 小宮 輝之
写真: 松橋 利光
絵: 柏原 晃夫
文: 高岡 昌江

出版社: Gakken
ほんとのおおきさシリーズ、どれも大好きです。
6歳の息子は実際に行くときも動物園よりも水族館の方を選ぶタイプなので、このシリーズの中でもやはり「水族館」が一番お気に入りです。

実物大の写真、というのがほんとにわかりやすいですよね。
水族館でも、お魚も生き物たちも水槽のガラス越しに結構近くで見ることはできますが、でも、リアルな大きさって案外感じられなかったりしますよね。

この本ではじっくり目の前で見られるので、へーー、そうなんだ!と思わされること間違いなしです。
息子も私も「メガネモチノウオ」(ナポレオンフィッシュ)が大好きなので、見開きのページで大喜びしちゃいました。

写真だけでなく、ページのサイドには、いろんな面白情報も掲載されていて見逃せません。

水族館に行く前に、行った後に、楽しめる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 特別ないちにち  投稿日:2010/11/25
ベッキーのクリスマス
ベッキーのクリスマス 作・絵: ターシャ・テューダー
訳: ないとうりえこ

出版社: KADOKAWA
ターシャ・テューダーさんの絵本は、どれも独特の雰囲気を持っていて、とても魅かれます。
この「ベッキーのクリスマス」は、ターシャさんの10歳のお嬢さんのためにほんとうに用意した、素敵な素敵なクリスマスの一部始終を教えてくれる絵本です。

古き良き時代、まさにその言葉がぴったりの生活ぶり。
およそ1ヶ月くらいかけて、クリスマスに向けての準備を入念に行うのです。
現代のように便利なものがない生活。
でも、何にも替えがたい家族の手づくりのぬくもりがあります。

私はキリスト教徒ではありませんので、「クリスマス」についての宗教的な意味合いは通り一遍の知識しかありません。
でも、キリスト教の国におけるクリスマスというのは、いわゆる日本のクリスマスとは全く違う、特別な意味合いがあるのだなということが、この本からはひしひしと伝わってきます。

物語の最後、クリスマスプレゼントとしてベッキーの両親や祖母、兄や姉がみんなで用意してくれたもの。
それは、、、女の子なら誰しも欲しいと憧れるものではないでしょうか。
それも全て手づくりだなんて夢のようです。
クリスマスイブに森から切り出してきたもみの木に25日にみんなで飾り付けをし、クリスマスの正餐をいただく。
こんな正統派のクリスマスを過ごすのって素敵ですね。

文章は絵本というにはかなり長くて、漢字も多いです。
小さなお子さんだとちょっと難しいと思います。
ベッキーと同じ年頃(10歳)のお子さんだったら大丈夫かな?
大人ならたっぷり楽しめる素敵な絵本です。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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