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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい あふれるおもい  投稿日:2014/07/28
北加伊道 松浦武四郎のエゾ地探検
北加伊道 松浦武四郎のエゾ地探検 文・型染版画: 関屋 敏隆
出版社: ポプラ社
「北海道」の呼び名を考案した
松浦武四郎という探険家のお話です。
蝦夷の地図や文化を記した本を出版しているそうです。

恥ずかしながら、この本を読むまで、全くこの松浦武四郎を知りませんでした。
しかし、とても丁寧に武四郎の足跡をなぞり
蝦夷の文化なども盛り込み、描かれていて
作者の関屋敏隆さんの熱い思いが伝わってくる本になっています。

文章の中にカッコ(注釈)がたくさんあり
子供が読むにはすこし難しく感じる一面があるかも。
我が家は、娘に、
いちいち解説したりインターネットで調べたりしながら読み進めました。
読み聞かせというより
じっくり1対1で読むほうが、
より読書を深められると思います。

私の心に何より響いたのは
北方四島に関する記述のところです。
アイヌの人たちの助けを借りながら
丸木舟で探検を続ける様子は迫力があり
また、その地が、北海道に住んでいたアイヌの人たちのものであったことを
強く感じました。

松浦武四郎のことをもっと知りたいと思えた本です。
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自信を持っておすすめしたい 音の本です!!  投稿日:2014/07/28
なつのいなかのおとのほん
なつのいなかのおとのほん 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイズガード
訳: 江國 香織

出版社: ほるぷ出版
表紙絵とタイトルに魅かれて手に取りました。
セミの声もやかましい今時分に
なんでも耳から吸収するタイプの娘は
この本をなんというだろうと、読み始めました。

田舎への帰省を
子犬目線で描かれています。
道中や、田舎についてから、昼に夜に・・・
さまざまの音に耳を傾けていく様子が
暖かく描かれています

セミの声と夜中の暴走バイクの音が夏の風物詩の我が家近辺とは違う
素敵な時間の流れの中にいるような気になります。

江國香織さんの訳も光っています。
擬音の訳は原文はどんなだったのかしら・・・興味は尽きません。

低月齢から楽しめる一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい おばけ・ゆうれいじてん  投稿日:2014/07/26
おばけめぐり
おばけめぐり 作: 瀬川昌男
絵: スズキ コージ

出版社: 金の星社
各種のおばけやゆうれいが紹介されています。

おばけがガイドさんのようになって、
人間の兄弟をつれて各所へ行き
おばけやゆうれいについて解説してくれます。
たくさんのおばけ・ゆうれいが載っているので
本文内では全ての詳しい紹介ができないため
あとがきのあとに、一つ一つのおばけ・ゆうれてについての解説文が掲載させていて
なかなか読み応えがあります。

私と娘の中では
人面魚のような人魚が衝撃的だと、ちょっとしたブームになりました。

この夏、必携です!!!
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自信を持っておすすめしたい スズキ  投稿日:2014/07/14
きゅうりさんあぶないよ
きゅうりさんあぶないよ 作: スズキ コージ
出版社: 福音館書店
きゅうりがねずみに狙われている設定。

アドバイスとともに装備が増え
ページをめくるごとに
きゅうりがきゅうりでなくなっていく、このおもしろさ。
さいごはねずみが・・・・。

スズキコージのこわおもしろい世界感が
十分に生かされているこの本。

きゅうりの旬である夏に是非読みたい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい おもしろければいいじゃない  投稿日:2014/07/14
でっこりぼっこり
でっこりぼっこり 作: 高畠 那生
出版社: 絵本館
くせになる本です。
一度読み聞かせた後、本を置いておいたら
娘は何度も情感たっぷりに朗読し
自撮り動画まで撮影していました。

娘も高学年(小4)になってきて
本を読み聞かせるときに、深くて、メッセージ色の強いものを読んで
「何か感じてほしい」と思いがちなんだけれど
「ただ面白いだけ」(失礼)でも
楽しみ方はいろいろあるもんだと思いました。

迫力ある絵に、ナンセンスな文章。
この塩梅が、絶妙なんですよね。

なんなんだ??
こりゃすげえぇぇ!!
この本は、それを楽しむためだけの本です!!
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自信を持っておすすめしたい 戦争とは・・  投稿日:2014/07/14
おれはなにわのライオンや
おれはなにわのライオンや 作: さねとうあきら
絵: 長谷川 知子

出版社: 文溪堂
小4の娘は、読み終えて
「かわいそうなぞう」みたいね、と言いました。

戦争中の動物園が舞台のお話です。
「かわいそうなぞう」との決定的な違いは
ライオン(それもこてこての関西弁)目線でお話が進んでいくことです。

ポップなセリフと軽快な絵のタッチからは想像もつかないラストシーンは
しんみりを通り越し
何かを訴えてきます。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 田舎の夏  投稿日:2014/07/14
まほうの夏
まほうの夏 作: 藤原 一枝 はた こうしろう
絵: はた こうしろう

出版社: 岩崎書店
この本に描かれているような「夏」は
今も本当に残っているのかなぁ・・・。

都市部で育った私。
両親も都市部育ちのため
私が夏休みに行く両親の実家は、
いわゆる「田舎」ではありませんでした。
この本に出てくるような夏を
いい年した私でさえ、体感したことはありません。

小4の娘も、同じようなもので
花火といえば「打ちあがる」もので
手持ち花火はつい最近、旅行先でやっとすることができました。
(都市部では、花火をする場所を探すだけでも一苦労)

こんな夏を一度すごしてみたいという
理想的な夏のすごし方を見せてくれる本でした。
ただ
インドア派の娘は「見るだけで十分」だそうです・・・。
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自信を持っておすすめしたい 大好きな食べ物は  投稿日:2014/07/14
なにからできているでしょーか?
なにからできているでしょーか? 作: 大森 裕子
出版社: 白泉社
昨年あたりからお料理に興味があり
台所でのお手伝いも増えた小4の娘に読みました。

大好きな食べ物の材料がわかるので
それはそれは食いつくように見ていました。
「これだけの材料があればできるんだね」と
今後の参考顔。
娘よ・・。
料理というものは、材料だけそろえばいいわけでなく
材料をどのように調理する(切る・焼く・蒸すなど・・)かも
大きなポイントだし
どんなシチュエーションで誰と食べるかもポイントなんだよ・・。
栄養学を修めた私は心の中でつぶやきました。

ただおいしいものを食べたいだけより
「これだけあれば作れる」というのは
一つ文明に近づいたような発想だと思いました。

基本的には、未就学児童向けのつくりですが
高学年児童でも、おもいのほか楽しめます!!
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自信を持っておすすめしたい かわいい  投稿日:2014/07/11
だれもしらない バクさんのよる
だれもしらない バクさんのよる 作・絵: まつざわ ありさ
出版社: 絵本塾出版
表紙の少し暗めの色合いで
「もしかして、怖い本??」と思いながらページを開きました。
だって、タイトルは「だれもしらない・・・・よる」ですもの・・。

でも
かわいいです。
とにかくとにかく、主人公のバクが、とってもかわいいのです。
そして、丁寧に書き込まれた風景・小物にも
かわいい仕掛けがいっぱいしてあって
(バクさんの家の小物は、すべてバク)
探すだけでも楽しい(*^_^*)
娘は、読む手を何度も止めて、ページの絵を隅々まで見ていました。

お話も、怖い夢は食べて解決できるけれど
寂しい夢には寄り添うことしかできない・・バクのやさしさがにじみ出ていて
絵のタッチ同様
最後には暖かい気持ちになれる本です。
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自信を持っておすすめしたい くるみの中の死神  投稿日:2014/07/11
黒グルミのからのなかに
黒グルミのからのなかに 作: ミュリエル・マンゴー
絵: カルメン・セゴヴィア
訳: とき ありえ

出版社: 西村書店
不思議な趣のある本でした。

4年生の娘に読みました。
かろうじて内容は理解できたようですが・・・・。
この物語の中には、
仕掛けのあるキーワードが少しずつ隠されているようですので
この奥深さをいろんな角度から感じ取るには
相応の年齢が必要な気がします。

母が死んでしまうのを阻止するため
死神を閉じ込めたがために
命のサイクルが廻らなくなる・・・。
この事実に気がついた少年は、死神を解放します。
これで母は連れ去られるところですが
死神を自由にしたおかえしに、おかあさんは死なずに長生きします。

自分の身勝手で閉じ込めておいて
「自由にしたお礼」というところに、少し引っかかりを感じましたが
作者は、ここでは、お母さんをすぐに連れて行かないという
ハッピーエンドのストーリーを選択していて
なんとなく、これだけ仕掛けがちりばめられているこのおはなしを
このような着地点にした意味を、少し考えてしまいました。

身内の死を受け入れるには
相当の覚悟や時間が必要ということなのでしょうか・・・。

大人でも、いろいろ考えさせられる本です。
参考になりました。 0人

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