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こんなにちっちゃかった?
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投稿日:2012/02/10 |
「モモちゃんとアカネちゃんの本」のシリーズ、5冊目の本。
モモちゃんは、すっかりおねえちゃんになっていて、アカネちゃんも、3歳になりました。娘がちょうどこのシリーズの1冊目を読み始めた年齢です。
アカネちゃんを見ながら、娘もこんなにちっちゃかったっけ・・・となつかしく思い出します。
目の前にいる娘は、モモちゃんのように、すら〜りとやせっぽっちで、表情も大人びているけれど、私の中では今も「あの頃のモモちゃん」のままです。
そのギャップが、なんだかとても不思議で、お話を読みながらも、ふとした瞬間に何度もあの頃にタイムトリップしてしまいます。
このお話の中で、1番わくわくしたのが、猫のプーとジャムに子猫が生まれたこと!
あのプーがお父さんになったなんて・・・プーもモモちゃんたちといっしょに成長してるんですね!
毎日がバラ色ではないけれど、どんなときも心健やかに、それぞれの個性を伸ばしながら大きくなっている2人を見ていると、なんだか小さな心配事が消えていくような気がします。
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空の青
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投稿日:2012/02/08 |
「もりのおくのおちゃかい」でみやこしさんのファンになった娘のために、図書館で借りてきました。
大胆な構図だけれど、繊細な描写・・・そんな印象を受けました。
台風の威力と、子どもの心の揺れが、対照的に描かれているようにも感じました。
1ページ1ページ、ぐっと迫ってくるものがあります。
そして、最後に描かれた空の青。ここで一気に青空に向かって気持ちも解放されていきますね。
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夫のふるさとの風景と重なって
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投稿日:2012/02/08 |
黄色い大地の斜面を彩る薄桃色の花。すもも、さくら、なし・・・。
ここには、確かに人々の暮らしが息づいています。
この厳しい自然環境の中で、人々が井戸を掘り、木を植え、文化を根付かせるまでには、どれだけの月日がかかったことでしょう。
その村で、子どもらしく、そして、たくましく成長しているヤモ。ここには、彼の望むしあわせのすべてがあります。
そのかけがえのないしあわせを一瞬にして壊してしまった戦争。
娘も、最後のページを読むまでは、本当にヤモと同じように、子どもの目線で、子どもの心で、身近にあふれるしあわせな光景を楽しんでいました。
ヤモが名づけた「春」という意味の名前の子羊。
「うちの家族が増えたんだよ」と喜ぶヤモ。
それなのに・・・。
動物が大好きで、獣医になるのが夢の娘は、最後の一文を読んで、
「えっ、この子(こひつじ)も?」と言ったきり、言葉を失ってしまいました。
耳の垂れた、うちの子犬にそっくりな子羊・・・。
戦火や兵士たちの残虐な行為を描くより、こんな愛らしい生まれたての真っ白な命の絵のほうが、何百倍も戦争の悲惨さ、愚かさを伝えられるんですね。
私も、この絵本と同じような体験を実際にしました。
夫が生まれ育ったヨーロッパの小国。ヤモの村のように、夏になると、プラムやさくらんぼがたわわに実る美しい国です。
私にとっての第二の故郷を初めて訪れた日、ニュースからは伝わってこない、一人一人の様々な形での悲劇が存在することを知り、改めて戦争の恐ろしさを実感した思いでした。
子ども時代の温かい思い出と記憶の中の美しい風景だけが、今も変わらず夫の心に残っています。
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おにいさんのウルスリ!
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投稿日:2012/02/08 |
鳥が大好きな娘は、表紙の絵を見るとすぐに、
「この鳥は、シジュウカラ。これは、パパが子どものときに飼ってた鳥でしょ?」
と、1羽1羽の鳥を指差しながら楽しそうに話し始めました。
そうだね、アルプスはパパの国に近いから、きっと同じような鳥がたくさんいるだろうね。
カリジェの描くアルプスの風景はとても美しく、鳥たちの姿もまた色とりどりで、娘の心を惹きつけます。
中を開くとさらに嬉しい驚きが待っていました。
「にいさんのウルスリ・・・」と書かれているではありませんか!
娘は即座にフルリーナの前を行く男の子に目をやり、
「本当だ、ウルスリだ!」と興奮して叫びながら、今度は「ウルスリのすず」の本の男の子と見比べました。
「帽子も同じ!」
フルリーナとウルスリはきょうだいだったんだね。なんだかそれだけで、とても嬉しくなりました。
このお話は、女の子のフルリーナが主人公で、大好きな鳥もたくさん出てくることもあって、「ウルスリのすず」以上に楽しめたようでした。
私は、留学中に訪れたハイジの山小屋やマイエンフェルトの町を懐かしく思い出しました。いつか娘といっしょにカリジェの絵の世界を旅してみたいな、と願っています。
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うちの子犬の日常
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投稿日:2012/02/08 |
今、うちには、5ヶ月になったばかりの子犬がいます。
小さなスコッチ・テリアのアンガスと違って、体はすでに柴犬よりも大きいのですが、仕草や行動はアンガスにそっくりです!
まるでうちの子犬の日常を見ているようで、「もしも、うちの子犬があひるに出会ったら・・・」と想像しながら、娘といっしょに大笑いで読みました。
お話はとても単純ですが、「これぞ絵本!」というような楽しさを味わえます。
瀬田さんの名訳も、さすがですね。
最後のページ、
「さんぷんかん、なにごともしりたいと おもいませんでした。」の一文が、アンガスの瞳が物語っていることとぴったり一致していて、ノックアウトされてしまいます!
娘もベッドにもぐった後、その一文を声に出して繰り返しながら、思い出し笑いをしていました。
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自分の人生に自信をもって
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投稿日:2012/02/08 |
「幸せの絵本〜家族の絆編」の中から娘が見つけた「読みたい絵本」の1冊。早速図書館で探して借りてきました。
レオ=レオニの作品を読んだのは、何年ぶりのことでしょう・・・。
小さい子だけでなく、小学生でも大人でも楽しめる作品が多いことに改めて気づきました。
このお話が、「ぼく、わたし、かけがえのない自分を見つけた幸せ」の1冊に選ばれた理由もよくわかります。
世界に2人といない自分。誰にも代わってもらうことのできない自分だけの人生・・・そのことを常に忘れず、自信をもって、これから先も強く生き抜いていってほしい・・・それが母としての願いです。
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自分の目で見たものしか描かなかったターシャ
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投稿日:2012/02/08 |
2,3歳の子にも喜ばれる絵本だと思いますが、2年生の娘もかなりハイテンションで楽しんでいました!
ピーターラビットのお話を思わせるようなハラハラする展開に、「あぁ、ダメ!」「どうしよう!」と言いながら、面白がって聞いていました。
最近では、夜の読み聞かせタイムも、高学年向けの長編童話を読むことが多くなりましたが、久しぶりに、純粋に絵本の世界を楽しむことができ、娘の幼かった日々を思い出しながら、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
実は、縁あって童話を出版することになり、父が挿絵を描いてくれることになったのですが、がちょうが出てくるお話だったので、イメージの手助けになればいいな、と思って、この絵本を父にプレゼントしました。
そういう観点から見ても、ターシャの描くがちょうは、本当に生き生きとしていて、ユーモラスな動きも、本物そっくりです。
ターシャの言葉の中で、「私は自分の目で実際に見たものしか描きません」というようなことを読んだことがありますが、そのために、冷凍庫にはねずみの屍骸が入っていたり(!)ということもあったようです。
このがちょうも、きっとターシャの身近にいた子なんでしょうね!
このシリーズ(ターシャ・テューダー クラシックコレクション)の中では、このお話のほかにもう1冊しか我が家の本棚にはありませんが、もっと他のコレクションも読んでみたくなりました。
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2人で楽しむ童話
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投稿日:2012/02/08 |
もうこんな分厚い本まで自分で読めるようになってしまいました。大人が読む小説とまったく変わりません。でも、大好きな富安さんと降矢さんの作品・・・
「ママもいっしょに読みたいから、読み聞かせ用にとっておいて」と頼んで、娘といっしょに読みました。
セリフの箇所を読むのは、娘の担当。
私よりもはるかに上手に、生き生きと、感情を込めて読んでくれます。まるで自分が読み聞かせをしてもらっているような気分!
娘の成長を嬉しく思いながら、2人で読む1冊の本を楽しみました。
「まゆとおに」の絵本を読んだのは、ついきのうのことのようなのに・・・過ぎた日々を恋しく思う前に、今こうしていっしょにこの本を読んでいる時間を楽しもう・・・そんな気持ちになれました。
娘は、すぐにこのお話に夢中になり、新しい章に変わるたびに、見返しの「モッコたちの暮らす霜里」の地図を見ながら、それぞれの場所を確認し、楽しそうに話していました。
特に、気に入ったお話は、「ガタロ沼の水曜日」。インフルエンザで休んでいたときにも、
「ママ、このお話、もう1度読んで」と言って、昼間から本を読んでもらえるのが嬉しくてたまらない様子でした。
たまには、こんなゆったりした時間もいいものですね。
「ガタロぬま」は、「こんにちは おてがみです」の絵本の、まゆからのお手紙にも出てくるのですが、今まで謎だったそのお手紙の背景も知ることができ、2倍楽しめました。
また、この本には、おいしそうな山の幸がたくさん出てきて、どれも食べてみたくなります。やまんばの手料理は、豪快で、それでいて、自然の味を大切にした、心のこもったものばかり。
娘も、「おいしそう!」と舌鼓を打っていました。
娘が食べてみたいと思ったものは、「クルミのはちみつ煮、かやくごはん、クリームスープ、まゆとけいたが焼いたおばけケーキ、ヤマモモの砂糖漬け、木いちごのジャム、あげコロ餅、やまんば汁、やまんば餅、雪女が凍らせたアイスクリーム」だそうです。
本当においしそうなものばかりですね。
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エスメラルダの子猫たち
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投稿日:2012/02/07 |
「3人のおばさん」シリーズの3作目。我が家では、読んだ順番が前後して、これが4冊目。
扉の部分に、3匹の猫の絵が描かれていて、本文が始まってすぐに「エスメラルダというねこを、おぼえている人もいるでしょう」という一文が出てきますが、娘は、即座に「はい」と返事をして手を挙げ、そのねこと1作目のお話について詳しく話してくれました。(私は、3人のおばさんたちと、ペッテルとロッタ以外、すっかり忘れてしまっていました。)
扉の絵のねこたちは、エスメラルダが産んだ子猫だったのですね。
今回は、この子猫たちをめぐって、ペッテルとロッタの冒険物語が展開していきます。
途中、石炭のように真っ黒な煙突そうじやさんに出会ったり、川遊びをしている最中に、魔女のようなおばあさんに服を持っていかれてしまったり、やさしい木こりのおじいさんとおばあさんに助けてもらったりしながら、無事、あおおじさんと3人のおばさんたちとの再会を果たします。
最後は、いつものように、楽しく、明るいハッピーエンド。親も子どももほっとして、思わずにこっとなる瞬間ですね。
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開拓時代から変わらない
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投稿日:2012/02/07 |
ベスコフの「いちねんのうた」といっしょにプレゼントした作品。
どちらも、それぞれの月の詩と絵が、季節の移り変わりと伝統行事なども織り交ぜながら描かれています。
娘は、ベスコフの母国スウェーデンと、ターシャ・テューダーと自分自身が生まれ育ったアメリカとを比べながら、すてきな挿絵に見入っていました。
メープルシュガーを作るページでは、「絵本・大草原の小さな家」シリーズの1冊を思い出し、物語を重ねていました。
ローラたちの時代から何ら変わらない生活を続け、その伝統と楽しさを子孫にもしっかり伝える生き方を貫いたターシャ。
実際に自分たちで経験することはできなくても、こんなにもすばらしいかたちで、世界中の子どもたちのために、絵本として遺してくれたターシャに、心から、ありがとう、と伝えたい気持ちでいっぱいです。
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