話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

TOP500

ジュンイチ

パパ・60代・東京都

  • Line

ジュンイチさんの声

1648件中 991 〜 1000件目最初のページ 前の10件 98 99 100 101 102 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 必読書  投稿日:2008/08/02
かわいそうなぞう
かわいそうなぞう 作: 土家 由岐雄
絵: 武部 本一郎

出版社: 金の星社
金の星社での初版は1970年の作品ですが、創作は1951年と但し書にありました。
私自身、小学生の時に読んで大変感銘を受けた記憶が鮮明に残っていました。
それを息子に読んであげるというのは、格別の思いがあるものです。
このお話は、息子に読んでやらないといけないという強い思いを抱かせた一冊でした。

実話です。
だからこそ、心の琴線に触れるのです。
こんなに、悲しくて切ない話はありません。
次男は、小学校2年になってかなり現実的な見方をするようになり、絵本を読んでも、必ず「これ本当の話?」と疑問形で聞いてくるようになりました。
それはそれで、成長の証なのですが、この本を読んだあとは何も聞いてこないのです。

息子は、既にサンタクロースの存在を信じていません。
「トナカイが空を飛べると思う?」
「北極であんな薄着をしていたら、凍死してしまうよ。」←サンタクロースついての息子の見解。
そんな超現実的な考え方をする息子なのですが、この話を現実の話と受け止めていたのです。
それくらい、このお話は真実味を持って、心を揺さぶる本だと言えると思います。

戦争の悲惨さを、これほどストレートに伝える本はないでしょう。
必ずや、子供に読み聞かせしていかなければならない一冊です。
絵本というより、幼年童話の範疇ですが、必読書としてオススメします。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 爽やかな読後感  投稿日:2008/08/02
モモちゃんのおいのり
モモちゃんのおいのり 作: 松谷 みよ子
絵: 武田 美穂

出版社: 講談社
あの松谷みよ子さんが、ますだくんシリーズが我家で人気の武田美穂さんとコラボしていたなんて、驚きでした。
それにしても、松谷みよ子さんの活躍ぶりには圧倒されます。

物語は、モモちゃんが、冬にあたあめを食べたいと言いだすところから始まります。
それから、モモちゃんは御祈りをして眠りにつきます。
気づいたら、モモちゃんは何と星たちのお祭り会場にいて、神様みたいなおじいさんがわたあめをつくっているのです。

この設定に我家では大笑い。
何度見ても、このおじいさんは神様みたいなのに、何でわたあめをつくっているのという感じです。

やはり松谷さんの文章が読み易いし、またそれに武田さんの絵が良くマッチしています。
読後感も爽やかで、女の子に特にオススメできると思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 大人の方がはまるかも  投稿日:2008/08/02
ばく・くくく
ばく・くくく 作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
「さる・るるる」の姉妹編。
こちらは、ばくが主人公。

ばく・○くと韻を踏んだ言葉が続きますが、小学校2年の次男でも意味が直ぐ分からない頁があって、一寸難しいかと思いました。
好くは未だしも、急くは、大人でも考えてしまうかも知れませんね。

ただ、物語は結構楽しくて、最後の「ばく・らくらく」と「ばく・くくく」の対比が最高です。
(これは絵がないとわかりません)
言葉遊びの絵本といいつつ、大人でも楽しめる絵本だと思います。
五味さんのセンスに脱帽の一冊。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 本格的な科学絵本  投稿日:2008/07/31
アリクイのオーレ
アリクイのオーレ 作: ビッキー・イーガン
絵: ダニエラ・デ・ルカ
訳・構成: 秋篠宮紀子

出版社: 新樹社
訳者名を見て、まさかと思って但し書をみると、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期過程を終了とありました。
しかも、3人の子供の母親であり・・・とあって、やはりあの紀子様だったので驚きでした。

このシリーズは、全8巻あって、各地域の動物を描いています。
主人公である動物の子供たちが好奇心いっぱいにくりひろげる物語を通して、自然や動物の生態を学ぶ科学絵本ですとあるように、範疇は科学絵本と言えます。

所々に動物の注釈があって、かなり本格的なものです。
アリクイが一日に食べるアリの数が3万匹とか、アリクイが泳げますとか、とても興味をそそられる話が記載されているので、子供も大喜びするに違いありません。
少くとも、我家ではかなり好評でした。

ストーリー自体は、とくに感慨深いところはないのですが、絵は愛嬌を持たせつつ上手く洋服を着せてデフォルメしているので、見る楽しみも併せ持つ絵本と言えるでしょう。

動物を描いた絵本として本格的なものなので、自然科学に興味を持ち始めたお子さんに特にオススメします。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う さわって遊べる絵本  投稿日:2008/07/30
ちびうさぎ
ちびうさぎ 作: キャサリン・アリソン
絵: ピアーズ・ハーパー
訳: 栗栖 カイ

出版社: ブロンズ新社
但し書にある通り、「さわって あそべる ふわふわ えほん」
シリーズで、ちびくま、ちびひつじがあるようです。

この手の絵本は、別の作者でくまのものを読んだ記憶がありますが、それでも数は少ないはず。
子供って、特に小さいうちは手の感触って大事ですから、汚れるのを気にしなければ、文字がわからなくても十分楽しめる絵本だと思います。

ストーリーは、主人公のちびうさぎが、自分を大切にしてくれる家族を探すというもので、ありがちな展開で結末もやっぱりの内容でした。
物語を楽しむというよりは、手で触感を楽しむという主旨の絵本なので、文章が多いのですが1〜2歳からでも気にいってもらえると思います。
1歳ぐらいのお誕生日プレゼントに良いかも知れませんね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 古さを全く感じさせない名作  投稿日:2008/07/29
ありこのおつかい
ありこのおつかい 作: 石井 桃子
絵: 中川 宗弥

出版社: 福音館書店
文を石井桃子さん、絵を中川宗弥というコンビの1968年の作品です。
その前年には、このコンビで「ノンちゃん雲に乗る」の絵本版を出版しています。
それにしても、2008年の4月2日に石井さんが101歳でお亡くなりになられたニュースは記憶に新しいところですが、その関わった本の数に脱帽です。
日本の絵本の歴史に大きく影響を与えたのは疑う余地のないところでしょう。
そして、絵は中川宗弥さんが描かれていますが、あの「ぐりとぐら」の中川季枝子さんのご主人だと聞き、ビックリしました。

お話は、ありのありこがお使いを頼まれたのに、寄り道をしていてかまきりのきりおに呑み込まれてしまうところから始まります。
でも、そのきりおも、むくどりのむくすけに呑み込まれと、どんどん食物連鎖が続いていきます。
エンディングは、みんな仲良しになるのですが、一番のシーンはありこが謝るシーン。
とても清々しくて共感を覚えました。

リズミカルで読みやすい文章、奇麗な絵、練られた構成のストーリ−ととてもバランスの取れた作品です。
しかも、楽しいだけではなく、そこには、しつけに繋がる教えも盛り込まれているのです。
安心して、読み聞かせ出来る絵本というのは、こういう絵本のことを言うのだと思います。
ただし、文章は長めなので幼稚園に上がるくらいからが適切な対象年齢かも知れません。
古さを全く感じさせない名作です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 愉快な絵本  投稿日:2008/07/28
じがかけなかったライオンのおうさま
じがかけなかったライオンのおうさま 作・絵: マーチン・バルトシャイト
訳: 加納教孝

出版社: フレーベル館
作者は、ドイツのデュッセルドルフ出身で、現在も在住。
何と言っても魅かれたのは、この絵本の表紙・裏表紙が手紙を模していてお洒落だったところ。
しかも頁をめくると、出てくるシーンが切手になっているというオマケまでついています。

物語は、ライオンの王様が、素敵なレディのライオンに恋するところから始まります。
そこで、ラブレターを出そうとして、いろいろな動物に代筆を頼むのですが、その内容がずれていて、本当に楽しめます。
それも、繰り返しですから、子供が喜ばない訳がありません。

その都度ライオンの王様は、
「ちがーう!
そんな ことを かいてほしいんじゃなーい!」
と吠えることになるのです。

最後の終わり方も、とてもいい感じなので、この笑いのテイストは多くの人に受け入れられると思います。
愉快な絵本が好きな子供なら、必ずはまりますよ。 
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 懐かしい作品  投稿日:2008/07/27
ちびっこタグボ−ト
ちびっこタグボ−ト 作・絵: ハーディー・グラマトキー
訳: 渡辺 茂男

出版社: Gakken
1967年の作品で、発刊するやベストセラーになり、映画化もされた有名な絵本です。
ただ、読み聞かせるなら4歳ぐらいからとありますが、90頁を超える作品なので、息を切らせぬ展開とは言え幼児ではなかなか持たないかも知れません。
やはり、範疇としては幼年童話の部類で、自分で読むことのできる小学校低学年向きといえそうです。

この物語の制作は、ハーディ・グラマトキーが、ハドソン河沿いのアパートから、タグボートを見ていたことが発端のようです。
米国では、タグボートが主人公の絵本を良く目にするので、文明の発展の違いがここでも見受けられるということなのでしょう。

最初は、ちびっこタグボートのやんちゃぶりが描かれていますが、ひょんなことから、ちびっこタグボートは大きな客船が難破しているのを発見します。
そこから、ちびっこタグボートがみんなに助けを呼ぶ発想が、やはりアメリカ的。
そして、最後にちびっこタグボートは、みんなにその力量を認めてもらうまでになるのですが、色々な示唆に富んでいるので、読む人によって受け止め方は様々でしょう。
冒険活劇として楽しむだけではなく、やれば出来るということをさりげなく教えてくれる一冊だと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 味のあるさるの表情が絶品  投稿日:2008/07/27
さる・るるる
さる・るるる 作: 五味 太郎
出版社: 絵本館
1979年初版と30年近く前の作品ですが、今も売れているベストセラー。
シンプルな言葉遊びの絵本なのですが、それも究極のシンプルさ。

「さる・○る」と韻を踏んで物語は展開しますが、見開きの頁にその4文字しかない絵本なのです。
でも、そのリズム感はとても小気味良く、さるのとぼけた表情と相まって楽しい作品になっています。

言葉を覚えたてのお子さんにピッタリの絵本だと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 主人公の純粋な気持ちが美しい  投稿日:2008/07/27
スマッジがいるから
スマッジがいるから 作: N.グレゴリー
絵: R.ライトバーン
訳: 岩元 綾

出版社: あかね書房
主人公のシンディは、ホームということろで共同生活をしていて、ホスピスという病院で働いています。

そんなシンディが、スマッジと名付けた捨て犬を拾ってきてから、物語は大きく展開するのです。
ホームでは、犬を飼えないので、内緒でシンディは飼おうとするのですが、直ぐに見つかってしまい、スマッジと離れ離れになってしまいます。
最後にサプライズがあるのですが、誰しもがシンディを応援したくなってしまうのではないでしょうか。

何と言っても、シンディの純粋な気持ちが、とても美しいです。
実は、シンデイはダウン症なのです。
しかも、この絵本の誕生が、ダウン症である訳者の岩元 綾さんのところに、この作品と翻訳依頼の手紙が入った小包が届いたことから生まれたという背景がある作品なのです。

私たちが忘れてしまっているものが、そこにある気がしてなりませんでした。
読んだ人の気持ちを穏やかにしてくれること請け合いの一冊です。
参考になりました。 0人

1648件中 991 〜 1000件目最初のページ 前の10件 98 99 100 101 102 ... 次の10件 最後のページ

いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット