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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 外国情緒たっぷり  投稿日:2008/05/17
ジャイアントジャムサンド
ジャイアントジャムサンド 作・絵: ジョン・ヴァーノン・ロード
訳: 安西 徹雄

出版社: アリス館
外国情緒たっぷりの絵本です。
1972年のイギリスの作品ですが、田園風景から町並み、洋服のテイストに至るまで思わずその絵に見入ってしまいまいた。

物語は、400万匹の蜂の大群が村に来襲してくるところから始まります。
蜂と人間との争いが、とても細かく描かれています。
そこで、村人達がとった対策は、ジャイアントジャムサンドに蜂を挟むということ。
大きなスケールで描かれた絵というのは、やはり楽しいものです。
特に、こんなに大きいと格別です。
それにしても、絵の細かさと言ったら特筆ものです。
何て言ったって、大きなパンを切った時にでたパン粉を、下の方で鶏がつついているんですから。

最後のオチも楽しめるので、幅広い年齢層に読んで頂きたい絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 幻想的で不思議な物語   投稿日:2008/05/11
もりのなか
もりのなか 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ

出版社: 福音館書店
作者のマリー・ホール・エッツは、1895年アメリカ ウィスコンシン州生まれ。
この作品は、1944年の作品で、日本では1963年に訳されて出版されています。

主人公の僕が、紙の帽子を被ってラッパを吹きながら、森の中へ散歩へ出かけるところから始まります。
御馴染の動物達が出てきて、散歩の行進に加わり、おやつを食べたり遊んだりするのですが、「ハンカチ落とし」「ロンドン橋落ちた」が登場するので思わず微笑んでしまいました。

森の中の出来事が、現実なのか夢なのか不思議な世界が展開しますが、迎えにきたおとうさんの言葉が、この作品では一番心に響きました。

「きっと、またこんどまで まっててくれるよ」
動物達とカクレンボしていた僕に対する言葉です。
決して子供の言葉を否定しないで、受けいれることは、中々出来ない素晴らしい言葉だと思いました。

我家では、絵本といえば奇麗な色彩のものという認識があって、このモノクロームの絵は子供には受けませんでした。
ただ、私は、モノクロなのに表現が豊かで、ゾウがセーターを着たり、ライオンが櫛でたてがみを梳かしたりといった遊びも随所に見られ、楽しめました。
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なかなかよいと思う 布のタッチが新鮮  投稿日:2008/05/11
あいうえおはよう
あいうえおはよう 作: 西巻 茅子
出版社: こぐま社
布絵本ではないけれど、刺繍の写真で構成された珍しい絵本です。
温もりが感じられるので、このテイストは赤ちゃんには好まれるのではないでしょうか。

内容は、3匹のこぶたが朝起きて、外に遊びにいく一日を「あいうえお」で表現したもの。

「あいうえおはよう、かきくけこぶた、さしすせそろって、たちつてとんだ・・・」
語呂もとても良いし、リズム感に溢れているので、お気に入りの一冊になる可能性が大の絵本だと思います。
気づいたら、ひらがなを覚えてしまっているということにも繋がるはず。
1歳くらいの早い時期から読み聞かせしてあげると、一緒に楽しめるでしょう。
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なかなかよいと思う 切ないです  投稿日:2008/05/10
ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ
ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ 作・絵: クリス・ウォーメル
訳: 吉上 恭太

出版社: 徳間書店
昔 あるところに、洞窟があった。
その洞窟には 怪物が住んでいた。
世界で一番、醜い 怪物だった。

という書き出しで始まる一匹の怪物の切なくて悲しい物語です。
怪物は、醜い外見をしているものの、優しい心の持ち主なのですが、動物はおろか植物から挙句の果てには、水までにも嫌われる始末だったのです。
そんなとき、友達が欲しくて石の動物を作るのですが、それでもうさぎを除いては、その醜さのあまり粉々になってしまいます。

それからは、いつこの石のうさぎに生命が宿るのだろうかと読み続けたのですが、全く違った終わり方でした。
こんな展開は予想しませんでした。
読後感は一言、切ないです。

読み手の年代によって、受け止めることも全く違って心に響く作品だと思います。
私は、ありのままの現実を受け入れ、不幸を不幸と思わないで幸せを享受することの大切さを教えられたと感じました。

逆に言えば、5歳〜大人が対象年齢という幅広の作品だと言えると思います。
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なかなかよいと思う 安らいだ気持ちになれます  投稿日:2008/05/10
ちっちゃなほわほわかぞく
ちっちゃなほわほわかぞく 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ガース・ウィリアムズ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 童話館出版
マーガレット・ワイズ・ブラウンの文、ガースウィリアムの絵による1946年のアメリカの作品です。
日本では、1994年に谷川 俊太郎さんの訳で初版が発行さてました。

ほわほわ家族のさり気無い1日を描いたものです。
特にストーリーに盛り上がりがある訳でもないのですが、読むと安らかな気持ちにさせられます。
こうした普通の1日にこそ、幸せがあるのだということを認識させられた感じがしました。

少し文章は多いですが、リズム感のある文章なので、小さくても飽きることなく、楽しめると思います。
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なかなかよいと思う シリーズの中でのイチオシの作品  投稿日:2008/05/06
ゆきのひのうさこちゃん
ゆきのひのうさこちゃん 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
1963年の初版で、日本では1964年に訳され187万部を突破のベストセラー。
第1集の4冊はどれもベストセラーですが、その中でも一番発行部数の多い作品です。
ミッフィーとして知られていますが、絵本の世界ではうさこちゃんとして通用しているようです。

雪の降った日のうさこちゃんの一日を描いています。
冬の遊びをするのですが、それだけでなく、寒がっている鳥のために家をつくってあげたりするシーンもあって、暖かい気持ちにさせられます。

際立った色彩と輪郭と平易な文章は、読み聞かせにぴったりだと思います。
2歳からになっていますが、それより前からでも十分楽しめます。
シリーズの中でのイチオシの一冊です。
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自信を持っておすすめしたい ファーストブックの次に  投稿日:2008/05/06
おててがでたよ
おててがでたよ 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
童話作家の溝江玲子さん講演会に参加したときに、紹介してもらった絵本です。
実際に読んでいただいたのですが、シンプルながら心に響いた記憶があります。

改めて読んでみると、「おかおはどこかな」「おててはどこかな」といった語り口は、あかちゃんにとって凄く親しみやすいもの。
とてもくっきりとした色合いの絵も、あかちゃんの心を惹きつけることでしょう。

シンプルな内容ですが、あかちゃんと一緒に会話できる楽しみもあって着眼点の素晴らしい絵本だと思います。
ファーストブックの次ぐらいが最適でしょう。
流石に林 明子さんの作品だと脱帽です。
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なかなかよいと思う 読む子供の適正を考えて欲しい一冊  投稿日:2008/05/06
いやだいやだ
いやだいやだ 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
「にんじん」「もじゃもじゃ」「いやだいやだ」「ねないこだれだ」のいやだいやだシリーズの一冊。
1969年の初版で、既に112万部を発刊しているベストセラーです。

「いやだ」という言葉を発する時期は、どの子にもあるはず。
その点だけに焦点を合わせて描いた絵本なので、効果覿面のケースも多いでしょうが、絵の怒った表情に困惑する子供もいるかも知れません。

対象とする子供の適正を考えて、読であげるべき絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 言葉遊びが楽しい  投稿日:2008/05/06
さる・るるる one more
さる・るるる one more 作: 五味 太郎
出版社: 絵本館
言葉遊びの絵本として評価の高い「さる・るるる」だと思って読んでいたら、表紙に「ONE MORE」の文字が・・・。

「さる・るるる」は1979年の初版です。
今回読んだのは、「さる・るるる ONE MORE」でシリーズの第2段でした。
表紙の絵も良く似ているのですが、尻尾が2になっていて流石 五味太郎さんの作品です。

お話は、「さる・○る」という韻を踏んだ繰り返しで、料理を作る過程を描いています。
「さる・こる」「さる・そる」あたりは爆笑物。

ひらがなを覚え始めた頃に読んであげると、楽しめる絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 眠る前の読み聞かせに  投稿日:2008/05/05
おやすみなさい コッコさん
おやすみなさい コッコさん 作・絵: 片山 健
出版社: 福音館書店
1982年初版のコッコさんシリーズの一冊。
実は、「コッコさんおはよう」もあるのですが、こちらは絶版になっていました。

お月さまがおやすみなさいとコッコさんを眠りへと誘うというお話です。
「○○○もねむったよ」
「○○○がねむってもコッコは ねむらないもん」
というお月さまとの遣り取りが続きますが、この繰り返しが子供にはたまらないでしょう。

眠る前に読み聞かせる定番に加えたい絵本です。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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