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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい エリック=カールには脱帽です  投稿日:2008/04/29
やどかりのおひっこし
やどかりのおひっこし 作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
エリック=カールのあとがきが秀逸です。

「あたらしい世界に勇気を持って!
子供たちは、自然に恵まれた中ですくすく育って欲しい。
そして、大きくなるにつれてさまざまな困難に出会っても、この絵本のやどかりのように、勇気と知恵で乗り越えて欲しい。
身の回りに起こる変化は、困ったことではなく、貴方の力が引き出される素晴らしいチャンスなのですから。」

こんな気持ちを、やどかりの1年の成長の姿に託しているのですから、感銘出来ないはずがありません。
入学とか、転校で学校がかわる時に、読むには最適の絵本だと思います。
友達を得ることの素晴らしさも十二分に伝わってきますし、大人が読んでも、子供の成長を暖かく見守ることを再認識させられるので、幅広い年齢層にオススメできる一冊です。
エリック=カールには、脱帽です。
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自信を持っておすすめしたい 歯磨きの大切さを教えてくれます  投稿日:2008/04/29
はははのはなし
はははのはなし 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
1972年初版で、既に109万部を発刊ているベストセラー。
科学絵本シリーズの一冊で、福音館書店が毎月発行していた「かがくのとも」の中の傑作を装丁を新たにして出版したものです。

わかりやすくユーモラスに描かれているので、歯磨きの大切さを教えるには、もってこいの教材になるでしょう。
親しみ易い絵と文は、子供の心に届くことと思います。
決して面白いとは言えないですが、小学校2年の次男も自分で理解して読んでいたようです。

次男は、歯医者においてあって読んだことがあると言っていましたが、歯医者さんに置いてあったら良いですよね。
歯磨きを嫌がる子供を持つ親には、絶対オススメします。
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なかなかよいと思う 謝ることの大切さを教えてくれます  投稿日:2008/04/29
なかなおり
なかなおり 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: アーノルド・ローベル
訳: みらい なな

出版社: 童話屋
1963年初版の古典的絵本で、日本では2008年3月に翻訳されたもの。

雨降りに起きたママの憂鬱が、家族に伝染していきます。
憂鬱からけんかに発展します。
確かに、雨降りって憂鬱なものですよね。
それが、ふとしたきっかけで皆が謝って仲直りしていくという物語です。

「謝ると良い気持ちになりました。」
という文章がくりかえされるのですが、とても良い響きです。
ふとした日常に、こんな気持を持てる子供に育って欲しいものです。

モノトーンの絵は少し暗い感じがするのですが、雨の憂鬱さを端的に示していると思います。
また、話の転換する場面では、頁全体が黄色で描かれており、効果的な印象を持ちました。

何回か読むと良さがわかってくるのですが、文章、絵とも少し暗くて重いので、子供にとってすんなりと受け入れられないかも知れません。
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自信を持っておすすめしたい 大家族の描写が素晴らしい  投稿日:2008/04/29
14ひきのあさごはん
14ひきのあさごはん 作: いわむら かずお
出版社: 童心社
国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズでこれだけ外れがないのも例がないのではないでしょうか?
その中で一番の発行部数を記録しているのが、本作品で101万冊に達しています。

今回のお話は、あさごはん。
早起きはやっぱりおじいさん。
みんなで順番に顔を水で洗います。
それから家族それぞれが、あさごはんの仕度にかかります。
のいちごつみに行く者、スープつくり者、どんぐりの粉でパンを焼く者と皆が力合わせていく様は、今では見ることの出来ない大家族の姿。
どこか羨ましく思えてしまいます。

14の個性が丁寧に描かれているので、子供にとっては楽しい限り。
見極めるのも、直ぐ出来ることでしょう。
それと、何度も見ると新しい発見があること。
ろっくんがとげを刺してしまい、家に着いたら赤チンを塗ってもらうシーンなんて、見逃してしまいますよね。
本当に細かいところまで、描きこんでいると思います。

表紙の裏描かれた木の家の断面図と、家のまわりの鳥瞰図も、とても良く出来ていて、この世界に飛び込みたくなること受けあいです。
我家の必需品と言えそうです。
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なかなかよいと思う 長い貨車が印象的  投稿日:2008/04/29
でっかいしごとだ いくぞいくぞ
でっかいしごとだ いくぞいくぞ 作・絵: ベネディクト・ブラスウェイト
訳: 青山 南

出版社: BL出版
「まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん」シリーズは、日本を含み7ヶ国語で翻訳され、80万部を超えるベストセラーになっています。
機関車の絵本というと、作品が古いものが多いですが、これは現代の作品です。
作者はイギリスの自然保護区で自然を描くアーティストなのですが、この作品を見るとその背景が充分理解できると思います。

今回の物語は、道が渋滞していてトラックが役に立たない時に、3人の会社の人から荷物の運搬を頼まれるというもの。
小さくても役にたつというストーリーは「しょうぼうじどうしゃじぷた」を彷彿させるものがあります。
連結する貨車がとても長く、その活躍ぶりに拍手喝采というところでしょう。
それに、建設作業車が多く登場するのも見どころの一つで、特に男の子には支持されると思います。
シリーズの中で一番のオススメです。
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なかなかよいと思う 作る楽しさが伝わってきます  投稿日:2008/04/29
ふたりでペタペタペンキぬり
ふたりでペタペタペンキぬり 作: ラーシュ・クリンティング
絵: とやま まり

出版社: 偕成社
カストールシリーズは、ひとつのテーマについてビーバーのカストールとフリッペの普通の日常生活を描いたものです。

今回は、戸棚にペンキを塗るというお話です。
ペンキを塗る工程が、本当のマニュアルのように詳細に描かれているのですが、子供にとって作る楽しさが伝わったようです。
ペンキ塗りのこつも巻末に付いていて、思わずペンキを塗りたくなる衝動にかられることでしょう。

でも、このシリーズの一番の魅力は、ビーバーの表情を初めとした絵のタッチのほのぼの感と二人の仲の良い関係にあると思います。
フリッペがペンキだらけというのも、ご愛敬ですよね。
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ふつうだと思う 期待ほどではなかった  投稿日:2008/04/27
三びきのやぎのがらがらどん
三びきのやぎのがらがらどん 作: (ノルウェーの昔話)
絵: マーシャ・ブラウン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
1965年初版で、220万部に達する超ベストセラー。
ノルウェーの昔話に、コールデコット賞を3度受賞しているマーシャ・ブラウンが絵を描いた作品です。
訳も瀬田 貞二さんと役者が揃った感じです。

三びきのどれもがらがらどんという名のやぎが谷川の橋を渡るとき、橋の下に住むトロルと対決するお話です。
小さいやぎから順番に橋を渡るのですが、トロルとのやり取りに子供は惹きつけられることでしょう。

非常に評価の高い絵本でしたので期待していたのですが、正直拍子ぬけした感がありました。
大人だからそう感じたのかとも思ったのですが、小学校1年の次男に聞いても、あまり楽しくないという感想。
次男は、幼稚園での読み聞かせで一度読んで貰ったことがあるようですが、その際もあまりまわりの幼稚園児の評判は芳しくなかったと言っていました。

対象年齢として読み聞かせは4歳〜、一人で読むには小学校低学年〜とありますが、もっと小さい方が話に溶け込めるのかも知れません。
対象年齢が難しい作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい ファーストブックにオススメ  投稿日:2008/04/27
がたん ごとん がたん ごとん
がたん ごとん がたん ごとん 作: 安西 水丸
出版社: 福音館書店
1987年初版で、既に93万部も発刊されているベストセラー。

お話はシンプルで、汽車が哺乳瓶、コップ、スプーン、リンゴ、バナナ、更にネコ、ネズミまでを運んでいくというもの。
終点が食卓というのがしゃれています。

あかちゃんの身近にあるものしか登場しないことと、がたんごとんという音の繰り返しが、あかちゃんの心を惹きつけて離さないのでしょう。
色合いも奇麗ですし、ファーストブックとしてオススメします。
特に男の子は、電車が好きになるきっかけになると思います。
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自信を持っておすすめしたい 絵本の魅力が満載  投稿日:2008/04/27
ぐりとぐら
ぐりとぐら 作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店
1967年初版で既に396万部の売上を誇る大ベストセラー。
記念すべきシリーズの第一作。
405万部の「いないいないばあ」よりも対象年齢が広いせいか差が縮まってきており、そのうち販売数1位になるかも知れません。

「ぼくらの名前はぐりとぐら
この世で一番好きなのは、お料理すること食べること
ぐり ぐら ぐり ぐら」
この歌でまずノックアウトですよね。

大きなたまご、大きなフライパンでつくる大きなカステラ。
森中の動物が集まってくるのですが、和気あいあいとした風情が何とも言えません。
ワニとかカニとかフラミンゴとかまでいるのは、訳が分かりませんが、絵本ならではの世界。

やはり一番なのは、フライパンを開けた瞬間でしょう。
ふんわりとかおを出すのは、たまりません。
皆で仲良く食べるのですが、ピクニックさながらの光景に子供の目は釘付けになるはず。
最後のたまごの殻の利用も素晴しい発想です。

絵本としての魅力が満載されていて、読み続けられるのも納得できる一冊です。
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ふつうだと思う 際立った色彩と輪郭が素晴しい  投稿日:2008/04/27
うさこちゃんとうみ
うさこちゃんとうみ 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
1963年の初版で、日本では1964年に訳され167万部を突破のベストセラー。
訳はこの前亡くなられた石井 桃子さん。
何と当年とって101歳とのことでしたが、携わられた絵本の数も驚異的です。
ミッフィーとして知られていますが、絵本の世界ではうさこちゃんとして通用しているようです。

おとうさんとうさこちゃんが、うみに行くお話です。
様々な色の貝が奇麗なので、とても良いですが、うみといっても理解するのにイメージがしにくいような気がします。
もう少し、うみらしいものが登場すれば良かったのではないでしょうか。

際立った色彩と輪郭と平易な文章は、読み聞かせにぴったりだと思います。
2歳からになっていますが、それより前からでも十分楽しめます。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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