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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい アフリカの生活に触れられます  投稿日:2008/03/22
ぼくのだいすきなケニアの村
ぼくのだいすきなケニアの村 作: ケリー・クネイン
絵: アナ・フアン
訳: 小島希里

出版社: BL出版
ケニアで暮らすカレンジン人の少年の一日を描いた作品です。

ケニアには、よその人の敷地に入るときに、「ホジ?」と声をかける習慣がありますが、「だれかいる?」という意味のスワヒリ語です。
「ホジ?」には決まって「カリブ!」という言葉が返ってきますが、「どうぞ、ようこそ」という意味で、正にそんな村の生活なので、私達が忘れかけているものがそこには存在している気がします。

何といっても、デフォルメされた絵が秀逸です。
色合いも素晴らしく、まさにアフリカを感じさせてくれます。
特に人の表情が、本当に生き生きとしています。
民族衣装も、とても雰囲気が醸し出されていると思います。
そして、主人公といってもいいくらいの牛の豊かな表情も、子供には好感を持って受け入れられることでしょう。

息子は、アフリカという自然の中に暮らす子供の生活を興味をもって聞いていました。
TVもゲームもない暮らしは考えられないようですが、こうした生活もあることを考えさせるのには良い絵本だと思います。
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なかなかよいと思う キリスト生誕を描いています  投稿日:2008/03/22
うまやのクリスマス
うまやのクリスマス 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: バーバラ・クーニー
訳: 松井るり子

出版社: 好学社
マーガレット・ワイズ・ブラウンの文、バーバラ・クーニーの絵による1952年の作品です。

物語は、キリストの厩での生誕のシーンを忠実に描いたものです。
でも、そこは、マガレット・ワイズ・ブラウンとバーバラ・クーニーのコンビですから、厩の動物達が生き生きと描かれています。
白黒のモノクロの頁と、赤と黄が施された頁が交互に展開しているのも、非常に効果的な印象を受けました。

小学校1年の次男は、キリスト系の幼稚園に通っていたので、このお話はすんなりと受け止めたようですが、キリストに関するバックボーンがあった方が理解できると思います。

クリスマスに読んで欲しい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 古さを感じさせない古典的名作  投稿日:2008/03/22
どろんこハリー
どろんこハリー 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ しげお

出版社: 福音館書店
1954年の作品で、日本では東京オリンピックの1964年に初版が刊行されています。
173万部を超える発行数を誇り、今も売れているという古典的名作の一冊です。

お話は、おふろ嫌いな黒いぶちのある白い犬のハリーが、ブラシを銜えて逃げ出すシーンから始まります。
ハリーは、ブラシを庭に埋めて遊びまわったので汚れて、白いぶちのある黒い犬になってしまいます。
そして、家にもどったら誰もハリーだとわかってくれないので、ハリーは一案を講じるのです。

何といっても、この絵本の小気味良いテンポ感は最高だと思います。
描かれた時代が成長期のため、道路工事現場とか蒸気機関車とか石炭車とかが登場し、時代背景がどろんこになる場所がふんだんにあるという点はあるものの、気にしなければ全く違和感ありません。
淡い色遣いなので、今の鮮やかな絵本と比すると地味なのですが、逆にそれがこの絵本の魅力なのかも知れません。

話がシンプルな分、2歳くらいの早めのころから楽しめる絵本だと思います。
図書推薦がとても多いのが頷ける名作です。
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なかなかよいと思う ひねりのある展開  投稿日:2008/03/22
さあ、犬になるんだ!
さあ、犬になるんだ! 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
色の魔術師 クリス・ヴァン・オールズバーグの2006年の作品です。

セピア色の絵は、写真と見間違うほどの出来栄えで、見る者を虜にすることは間違いありません。
主人公の兄妹の表情なんて、まさに絵本から飛び出さんばかりの躍動感に溢れて描かれています。

物語は、兄が妹に催眠術をかけるのですが、それが解けなくて四苦八苦する姿を中心に書いています。
勿論、オールズバーグのことですから、エンディングにはサプライズを用意していました。

ただし、他のオールズバーグの作品が、この世のものと思えない不思議な空間を描いているのに比べると、ごく普通の日常を描いているこの作品は、期待している人にとっては肩すかしをくうことになるかも知れません。

文章量も多いので、お勧めの年齢層が難しく、大人の絵本としては物足りないといったところです。
しいて言えば、オールズバーグのファン向けの絵本という位置づけでしょうか。
男性が、女性に敵わない部分を描いているいう気にもさせられる一冊です。
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なかなかよいと思う 作る楽しみが伝わってきます  投稿日:2008/03/20
しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんのほっとけーき 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
こぐまちゃん、しろくまちゃんシリーズの一冊ですが、書評数が400を超えているのに、驚きました。
確かに、1972年の初版で、186万部を突破の大ベストセラーですから当然と言えば当然なのですが、新しい書評も多くあり、今も人気のある絵本だと思った次第です。

お話は、しろくまちゃんがホットケーキを焼く過程を綴ったもの。
ホットケーキって、私が小さいころは、もっと家庭で作られていたような気がして、若干時間の経過も感じました。
でも、作者のねらいに記載されているとおり、いろいろな楽しみ方があって、読みだけでなく、自分でつくることを喚起させるきっかけにも繋がるのは間違いのないところ。
特に、フライパンの上でホットケーキが変化していく様は、子供ならやってみたくて仕方ないはずでしょう。

しろくまちゃんは、リラックマの原点を想像させる親しみ易い絵だし、文章も平易なので2歳くらいから楽しめる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 名コンビによる名作  投稿日:2008/03/20
どこへいってた?
どこへいってた? 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: バーバラ・クーニー
訳: うちだ りさこ

出版社: 童話館出版
マーガレット・ワイズ・ブラウンの文、バーバラ・クーニーの絵による1952年の作品です。
原題は、「Where have you been?」

どこへ いってた?という問いに登場する動物達が答えるという物語です。
いつもながらのマーガレットのテンポの良い美しい文章ですが、内田 莉莎子さんの訳がさらに際立たせているように感じます。
バーバラ・クーニーの絵は、黒を基調としながら効果的に赤を配していて、とても奇麗で見る者を引き付けること受けあいです。
子供だけの絵本の絵と位置づけるのには、勿体ないくらいの出来映えだと思います。

子供を知り尽くしたコンビによる名作で、2歳くらいからオススメできると思います。
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ふつうだと思う オオカミの設定に違和感  投稿日:2008/03/20
オオカミと10ぴきの子ブタ
オオカミと10ぴきの子ブタ 作: メアリー・レイナー
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
オオカミとこぶたの現代版の物語。

ブタさん一家のパパとママがおでかけするので、ペビーシッターを頼んでこぶたたちが留守番することになりました。
やってきたベビーシッターがオオカミなのですが、すんなりとママにお願いされてしまいます。

小学校1年の息子も即座に「ありえない」と言っていましたが、オオカミが出てくる物語ではこの展開は初めてだし、やはり違和感がありました。

お決まりのこぶたの活躍とのシーンなんかはとてもスリリングなので、惜しい一冊だと思いました。
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なかなかよいと思う 動物  投稿日:2008/03/20
うさこちゃんとどうぶつえん
うさこちゃんとどうぶつえん 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
1963年の初版で、日本では1964年に訳され186万部を突破のベストセラー。
ミッフィーとして知られていますが、絵本の世界ではうさこちゃんとして通用しているようです。

おとうさんとうさこちゃんが、動物園に行くお話です。
動物達のシンプルな絵が、とても良いです。
特にカンガルーとかキリンなんて秀逸なのではないでしょうか。
動物園に思わず行きたくなってしまいます。

際立った色彩と輪郭と平易な文章は、読み聞かせにぴったりだと思います。
2歳からになっていますが、それより前からでも十分楽しめますし、動物園に行った時にこそ読んであげたい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 何度見ても飽きません  投稿日:2008/03/20
かようびのよる
かようびのよる 作・絵: デヴィッド・ウィーズナー
訳: 当麻 ゆか

出版社: 徳間書店
我家で今一番人気とも言えるデヴィッド・ウィーズナーの1992年の作品で、コールデコット賞受賞作品。

お話は、火曜日の夜にカエルが蓮の葉にのって飛んだという事件を描いたもの。
実は、この前の日曜日の夜でしたが、近所の大学のグランド脇の小道を家族で帰宅途中に、カエルの大群に出くわしました。
その時、小学校1年の次男が「このカエル どこから来たのだろう?」って言っていたので、早速この絵本を読ませた次第です。

書かれた文字は、「かようび、よる8時ごろ・・・」とかの時間のみ。
あとの文章は全くなく、絵で楽しむというデヴィッド・ウィーズナーならではの世界が展開します。

写実的過ぎず、かといってデフォルメし過ぎず、丁度良いバランスで絶妙に描かれた絵は、秀逸としか言いようがありません。
それでいて、ウィットに富んだシーンも沢山描かれています。
何度見ても新しい発見があって、何度でも楽しめる絵本だと思います。
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なかなかよいと思う リズム感が良い  投稿日:2008/03/16
もじゃ もじゃ
もじゃ もじゃ 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
1978年初版で、97万部発行しているベストセラーです。

前半はもじょもじゃのものがあって、後半でもじゃもじゃを解消するというとてもシンプルな構成です。
この本が良いのは、ことばのリズム感。
短い言葉で、とても読み易いし聞き易い。
ベストセラーになるのも頷けます。
和紙を切り貼りした絵も素朴で親しみ易いと思います。
0歳から楽しめます。
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