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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい とろろごはんが思わず食べたくなります  投稿日:2008/03/30
14ひきのやまいも
14ひきのやまいも 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語。
シリーズでこれだけ外れがないのも例がなく、この作品も楽しめました。

今回はやまいもほりをテーマにしています。
普段目にすることのないやまいもほりにスポットをあてたことで、優れた作品になるのは約束されたようなもの。
まさに自然そのものです。

大家族が、大自然の中で力を合わせて一つのことを成し遂げる様は、読む者に共感を与えること間違いありません。
実に秋の景色が奇麗で、いわむらさんの描く秋は、秀逸としか言いようがない程です。
それに、草木の名前もわかります。
今回初めて知ったのは、やまいもの蔓に成る「むかご」
こどもたちが、「むかご」を取る様が生き生きと描かれていました。

我家では、とろろいもが大好きですが、この絵本を読めば食したくなるのではないでしょうか。
是非、読んで欲しい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい フランスの風景が奇麗  投稿日:2008/03/30
マドレーヌといぬ
マドレーヌといぬ 作・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
1951年に初版のコールデコット賞受賞作品。

この作品を読むきっかけは、「きょうはなんのひ」(瀬田 貞二さの文、林 明子さんの絵による1979年の作品)に登場した絵本だったからです。
読んで大正解。

物語の舞台はフランスの寄宿舎。
12人の女の子が暮らしていますが、ある日いっぴきの犬が加わります。
楽しく暮らすのですが、評議員の検査で見つかって犬は放り出されてしまいます。
探しにいく先々のフランスの光景が、実に美しく最終頁に場所の説明があるので、旅行気分が味わえることでしょう。
最後にあっと驚くサプライズもあって、とても楽しい展開の絵本だと思います。

にしかわ おさむさんに通じるタッチの絵が優しいので、4歳ぐらいから読み聞かせしてあげたい一冊です。
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なかなかよいと思う かばの構図が秀逸  投稿日:2008/03/30
かばくん
かばくん 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
1966年の初版で、今も読み続けられているベストセラー。
累計121万部数にも達しています。

物語は、動物園のかばの親子の一日を描いたもの。
何といっても良いのは、中谷 千代子さんの描くかばの表情とその構図。
決して奇麗な絵ではないのですが、その素朴なタッチがほのぼのとさせてくれます。
見上げたり左を向いたり寝っころがったりと、その絶妙な構図には引き付けるられてしまいました。

かめを散歩させた少年が餌をかばにあげるシーンには、違和感を覚えましたが、絵本だからそれもありかと思います。
案の定、現実的は我家の次男はありえないと発言しておりました。
欧米での翻訳されて好評だというのも頷ける一冊で、文章が平易なので3歳ぐらいから楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 超オススメの冒険活劇  投稿日:2008/03/30
ザスーラ
ザスーラ 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 金原 瑞人

出版社: ほるぷ出版
2002年のコールデコット賞受賞作品。
クリス・ヴァン・オールズバーグは、1981年の「ジュマンジ」、1985年の「急行 北極号」に続いて3度目の受賞という金字塔を打ち立てています。
しかも、その3作とも映画化されています。
その事実だけでも、絵本の枠組みを超えた壮大なスケールで描かれていることが窺い知ることができると思います。

物語は、「ジュマンジ」の続きです。
「ジュマンジ」の最終頁に出てくるふたりの男の子、ダニエルとウォルターが今回の主人公。
何と、21年の月日を経た続編なのです。
二人が拾った「ジュマンジ」と書かれたゲームには、底に「ザスーラ」と書かれたゲームも入っていたのです。
ゲームを始めると、家ごと宇宙空間を浮遊し、実体験ゲームが展開します。

「ジュマンジ」の舞台はジャングルでしたが、「ザスーラ」の舞台は宇宙。
モノクロで描かれた世界は、宇宙空間に相応しいもので物語に引きずりこまれてしまうことでしょう。

いつもけんかばかりしている兄弟の最後の頁には、ほろりとさせられる部分もあって、一気に読みたい絵本です。

映画も見ましたが、原作を活かした内容なので合わせて楽しみたいところです。
読み聞かせするには文章が長いので、小学校低学年から自分で読む本といった趣でしょうか。
我家の小学校1年の次男は、何度も読んで絶賛していました。
参考になりました。 4人

なかなかよいと思う 色合いが奇麗  投稿日:2008/03/23
くるりん ほしにねがいを
くるりん ほしにねがいを 作: とりごえ まり
出版社: 文溪堂
我家で大好評だったくるりんシリーズの第3弾。

今回のお話は、くるりんのおばあちゃんが病気になったので、心配したくるりんが流れ星に願をかけるというもの。
くるりんは、相変わらずびっくりすると丸まってしまうのですが、流れ星にまで反応するのは、行き過ぎかも。

1作目、2作目と比較してしまうと、物足りない感じがしたので4つ星の評価になりました。
ただし、これはとりごえ まりさんへの期待の大きさの裏返しであって、いつもながらの美しい色合いの絵は堪能できること間違いありません。
特に今回は夜の青色が澄み切っていて、このうえなく奇麗だと思います。

やはり一作から読んで欲しい一冊です。
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なかなかよいと思う グリム童話に忠実  投稿日:2008/03/23
おおかみと七ひきのこやぎ
おおかみと七ひきのこやぎ 作: グリム童話
絵: フェリクス・ホフマン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
グリム童話の有名なお話です。
この作品は1957年の初版で、日本では1967年に訳されていますが95万冊を超えて発行されています。

内容はグリム童話に忠実です。
グリム童話は本当は怖いという本もあるとおり、実際の話は残酷なものが多いようです。
この作品は、ホフマンが忠実に描いていて、少し小さい子供だと怖がるかも知れませんが、正しく伝えるというのは大切なこと。
逆に、デフォルメして伝えることの方が問題が大きいと思います。

ホフマンの絵が、特にエプロンをしているおかあさんやぎを始めとして、時代に相応しいので読み続けられているのだと思います。
やはり一度は読み聞かせさせたい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 完成度の高い絵本  投稿日:2008/03/23
きょうはなんのひ?
きょうはなんのひ? 作: 瀬田 貞二
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
瀬田 貞二さの文、林 明子さんの絵による1979年の作品。
瀬田 貞二さんは訳者として知られていて、数少ない作品の一つ。
林 明子さんは、「おふろだいすき」「はじめてのおつかい」など多数の名作の絵を描かれています。

一言で言って、これだけ完成度の高い絵本は殆どないと思います。
ストーリー、絵、構成どれをとっても非の打ちどころがなく、読み手に必ずや感動を与えてくれることでしょう。

物語は、まみこは玄関で歌を歌って学校へでかけるシーンから始まります。
「おかあさん、
 きょうはなんのひだかしってるの?
 しーらないの、
 しらないの、
 しらなきゃ かいだん 三だんめ」
おかあさんは階段の三段目に手紙を見つけます。

それから、まみこがおかあさんに仕掛けた手紙探し遊びが続きます。
おかあさんは次々に手紙を見つけ、会社にいるお父さんのポケットにも手紙が入っていました。
このシーンは、表紙の次のページに描かれていましたね。

お父さんとお母さんの結婚記念日。
この手紙遊びには素晴らしい仕掛けがあって、最後の頁には感動させられるでしょう。
こんな風に結婚記念日を子供に祝福されたら、たまりません。
この絶妙な話の展開は、大人から子供の全ての世代の心を捉えるはず。

小学校1年の息子に読んだら、「いい話だね」の一言で終わってしまったのですが、息子に子供ができたら是非読み聞かせをして欲しい一冊です。
林さんの絵は、いつも優しくて大好きなのですが、この作品は絶品です。
昭和50年代のごく普通の家の風景なのですが、まさに忠実に描かれています。
その奇麗な色遣いと相まって、生き生きとした人の表情から伝わる家庭の暖かさが、読む人の心に響くことでしょう。
オススメです。
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なかなかよいと思う 幼稚園児にピッタリ  投稿日:2008/03/23
ぐるんぱのようちえん
ぐるんぱのようちえん 作: 西内 ミナミ
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
1966年初版で184万部を超すベストセラー。

ぞうのぐるんぱは、ずっとひとりぼっち。

としよりぞうが言いました。
「ぐるんぱは おおきくなったのに
 いつもぶらぶらしている」
そこで、働きに出ることになりました。

ビスケット屋、お皿つくり、靴屋、ピアノ工場、自動車工場と行くのですが、いつも大きすぎるものを作ってばかりで、追い出されてしまいます。
この繰り返しは、子供にとっては楽しくて仕方ないでしょう。

そして本題の幼稚園を開くのですが、今までしてきたことが無駄でないことがわかってホットさせられます。
等身大の幼稚園そのものですから、幼稚園の子供には、大いに受け入れられることと思います。

次男は既に小学校1年なので、やはり時期を逸しておりました。
もう少し早く読み聞かせしてやりたかったです。 
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なかなかよいと思う 心を和ませてくれます  投稿日:2008/03/22
ポテト・スープが大好きな猫
ポテト・スープが大好きな猫 作: テリー・ファリッシュ
絵: バリー・ルート
訳: 村上 春樹

出版社: 講談社
訳者のあとがきにあるとおり、村上 春樹さんがある日アメリカの街を散歩していて、偶然みつけた絵本です。
ぱらぱらとページをめくり、「うん、これはいいや」と思って買って帰り、机に向かってそのまま翻訳してしまったとのこと。

年取った雌猫好きの読者のみなさんには、きっと喜んでいただけるのではないでしょうかとありますが、正にそんな絵本だと思います。

お話は、テキサスに住むおじいさんと猫の絶妙な関係を描いています。
お互いが、気に入っているのにそんなそぶりも見せないのです。

普段は意識していないのだけれど、いなくなって初めてその存在の大きさに気づくことって、誰しも経験することがあるのではないでしょうか。
そんな関係を大事にすることを気づかせてくれるような気がします。
子供の絵本というよりは、大人の心をそれこそ暖めてくれる絵本だと思います。

子供は、猫が魚をとってきたことをおじいさんい説明するシーンが楽しかったようですが、特に猫好きなお子さんにはオススメです。
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なかなかよいと思う 自然への関心を喚起してくれます  投稿日:2008/03/22
あめがふるときちょうちょうはどこへ
あめがふるときちょうちょうはどこへ 作: M・ゲアリック
絵: L・ワイスガード
訳: 岡部 うたこ

出版社: 金の星社
M・ゲアリックの文、L・ワイスガードの絵による1961年の作品です。

いろいろな動物が出てきて、雨が降った時の行先を教えてくれます。
そして、決まって最後のフレーズは、
「でも、あめがふるとき、
ちょうちょうは、
どこへ いくのかしら」
で読者に疑問を投げかけてきます。

詩のような心地よい文章は、心に響き読み聞かせに相応しいもの。
淡い色彩の絵も、雨の表情を上手に表現していて黄色のアクセントも素適だと思います。

子供の自然への関心を喚起してくれるそんな絵本で、4歳くらいからオススメです。
それにしても、ちょうちょうが雨宿りするシーンを見てみたいものだと思いました。
参考になりました。 0人

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