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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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自信を持っておすすめしたい 夏の暑い日にオススメ  投稿日:2008/02/23
14ひきのせんたく
14ひきのせんたく 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズでこれだけ外れがないのも例がないのではないでしょうか?

今回のお話は、川で洗濯。
洗濯板とかも登場するので、やっぱり懐かしい限り。
現代の子供達にとってピンとこないかも知れませんが、いわむらさんの絵だと、理解してくれるはず。
皆で川で洗濯して、干すなんて風情があってどこか羨ましい。

いわむらさんの描く川は、夕焼けと並んで大好きなシーンの一つなので、十分に堪能出来る作品でした。
昔の洗濯の仕方を話すのにも、良い教材だと思います。
夏の暑い日にオススメしたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい テーマが難しいけど、オススメ  投稿日:2008/02/17
ゆめのおはなし
ゆめのおはなし 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: さいごうようこ

出版社: 徳間書店
大好きなクリス・ヴァン・オールズバーグの作品ですが、訳がいつもの村上 春樹さんではありません。
しかも、モノトーンが多い中、この作品は奇麗な色遣いになっています。

お話は、主人公のウォルターのベッドが未来へ飛ぶシーンから始まります。
それは、ウォルターが夢見た未来の世界と全く逆の世界。
エベレストの頂上にホテルがあったら、確かに驚愕すること間違いありませんよね。

環境問題という難しいテーマをオールズバーグに描かせると、こんなにも素晴らしいアイデアと美しい絵で表現するのかと脱帽させられます。
小学生低学年には、難しい内容だと思いますが、是非環境問題に興味を持ったら読ませてあげて欲しい一冊です。

子供の絵本というより、大人の絵本と言った方が相応しいかも知れません。
世界中で評判になった絵本というのも頷けるオールズバーグの会心作だと思います。
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ふつうだと思う シリーズの中では趣が違う作品  投稿日:2008/02/17
14ひきのあきまつり
14ひきのあきまつり 作: いわむら かずお
出版社: 童心社
国内500万部、海外150万部の超ロングセラー絵本シリーズ。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして兄妹10ぴきの物語なのですが、シリーズの中でこの作品は趣が若干違いました。

普段のさり気無い風景と家族団欒と風物詩、そして大自然といった私たちが忘れかけたものを見事に描いたシリーズです。
今回の題材があきまつりだったので、それを期待したら大外れ。
秋の祭りはきのこのまつりと位置づけて、きのこが駈け出したり、かえるが神輿を担いだりと、主人公の14匹のねずみ以外も擬人化してまつりが展開します。
ねずみのあきまつりを期待したので、正直がっかり。
それに、他の作品にある家族団欒のシーンも殆どなかったので、物足りなさが残りました。
ただ、秋らしい紅葉した風景は、さすがに引き付けられるものがありました。
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ふつうだと思う 自然界の厳しさに触れられます  投稿日:2008/02/17
ボルカ はねなしガチョウのぼうけん
ボルカ はねなしガチョウのぼうけん 作・絵: ジョン・バーニンガム
訳: 木島 始

出版社: ほるぷ出版
ジョン・バーニンガムの記念すべき最初の絵本。
しかも、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞した彼が26歳のときの作品。
1963年の初版です。

お話は、羽のないガチョウのボルカが、ほかの兄弟たちに仲間はずれにされるところから始まります。
そして、冬になってガチョウの群れは南に飛び立っていくのですが、ボルカは誰にも気づかれることなく、置き去りにされるのです。
仲間はずれにされていたせいで、飛ぶことも泳ぐことも覚えることが出来なかったからです。

その後に出会う人々と植物園のガチョウたちの優しさがあって救われる気持ちになりますが、やはり、両親がボルカを一人ぼっちにするという設定に違和感が残りました。

自然界の厳しさと言ってしまえばそれまでですが、子供に読み聞かせるにあたって、両親の愛情を感じられるシーンが少ないので、少し聞き手を選ばないとならないと思います。
逆に言えば、生きていくことの厳しさを感じとれれば良いと言えるのかも知れません。

4〜5歳からとなっていますが、子供の感性を考えてから読まれた方が良いと思います。
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自信を持っておすすめしたい パパにぜひ読んで欲しい  投稿日:2008/02/11
すえっこおおかみ
すえっこおおかみ 作: ラリー・デーン・ブリマー
出版社: あすなろ書房
作者のラリー・デーン・プリマーは、アメリカ出身。
現在まで100冊近い子供向けの本を執筆しているのですが、翻訳本は少ないようです。
原題は、「The Littlest Wolf」

4匹のオオカミの兄妹で、末っ子のオオカミだけ一緒に遊んでいません。
父さんオオカミが理由を聞くと、お兄さん、お姉さんのように、「まっすぐころがれない。はやく走れない。高く跳べない。」という答えがかえってきました。

父さんオオカミは、その姿を見てやって、「それでいい。もっと上手なるのは、大人になってからだ。」と諭してくれます。

出来ないという前に、まずやらせてみる。
そして、褒めてあげる。
不安な心を持つ子供にとって、父さんの言葉は、子供のやろうとする意志を強くし、その背中を押してくれるはず。
そんなことを気づかせてくれる絵本です。

最後の言葉
「このどんぐりは こんなに小さいけれど、それで いいんだ。
このどんぐりが、どんなになるか 知ってるかい?
ほら、こんなに大きな木になるんだよ。」
とても心に響きました。

表紙と裏表紙で、父さんオオカミが末っ子オオカミを肩車している姿も微笑ましいです。
是非、パパに読んでもらいたい絵本です。
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なかなかよいと思う キャラクターが楽しい  投稿日:2008/02/11
くまのパディントン
くまのパディントン 作: マイケル・ボンド
絵: フレッド・バンベリー
訳: 中村 妙子

出版社: 偕成社
くまのパディントンって、赤の帽子に青の服というぬいぐるみのイメージだったのですが、色々な絵があるようです。
絵本も数社から出版されていて、今回は偕成社の1973年の発行のシリーズ第壱話のものです。

そもそもパディントンという名前も、パディントン駅に由来しているとは知りませんでした。
そのパディントン駅で、主人公のクマとブラウンさん一家との出会いがあって、シリーズはスタートします。
既に35年も前の作品なのですが、決して古いということはなく、パディントンの行動に笑わずにはいられません。
それに、イギリスの人物像、風景も十分に楽しめることが出来ると思います。

このシリーズは、ずっと世代を超えて読み続けられていくことでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 久々に楽しい本に出会えました  投稿日:2008/02/11
うんちしたのはだれよ!
うんちしたのはだれよ! 作: ヴェルナー・ホルツヴァルト
絵: ヴォルフ・エールブルッフ
訳: 関口 裕昭

出版社: 偕成社
うんちの話って、大好きな子供が何故か多いです。
我家の小学校1年の次男も、この手の話は凄く面白がるのですが、案の定最高の評価をしていました。

お話は、もぐらくんの頭にうんちが落ちてくるシーンから始まります。
そこで犯人探しが始まるのですが、登場する動物達の表情がたまらないし、うんちの姿形も興味深いものです。
自然科学のお話としても、通用すると思います。

最後に犯人の動物への仕返しもウイットに富んでいて、正直文句なしに楽しい絵本でした。

ビロウ系の絵本って、どれも好きになれなかったのですが、これはオススメ出来ると思います。
ママでどうもという方は、是非パパに読み聞かせをお願いしたらどうでしょうか?
きっと親子で楽しみますよ。

ドイツの絵本で、今まで接することがなかったのですが、絵・文章・構成と巧みで、今後大いに期待が出来る予感がします。
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なかなかよいと思う だっこの宿題に違和感を覚えました  投稿日:2008/02/11
しゅくだい
しゅくだい 文・絵: いもと ようこ
原案: 宗正 美子

出版社: 岩崎書店
「しゅくだい」という題にひかれて読んでみました。

登場するのは、小学校1年くらいの動物の子供たちでしょうか?
いもとワールドが展開します。
それも、いつにも増してカニとかアリとかこうもりとか、今まで見たことのない生き物までいるので、とても楽しめました。

お話は、だっこの宿題が出されて、皆の前では「やだ〜」と言っていたのに、喜び勇んでもぐらのもぐくんが家に向かうところから始まります。
でも、お母さんは、赤ちゃんの世話で忙しくて、もぐくんと会話できません。

やっと夕食の時間になって、だっこの宿題のことを話すことが出来て、家族みんなにだっこしてもらうと言うお話です。

やはり、こうした状況はどこの家でも起こり得ることなので、凄い共感が得られて高い評価になっています。
でも、宿題にならないとならない程、忘れかけてしまっているとしたら、それって寂し過ぎるのではないかと、逆に考えてしまいました。
特に、最後のおばあちゃんの「また、だっこの宿題が出るといいね」には、違和感を覚えました。
もっと、だっこしてあげようよと思わざるを得ません。

海外では、ハグって当たり前のような習慣ですが、もっと日本でも根ずいて欲しいものだと思いました。
因みに、我家では余りにハグするので、小学校1年の次男は嫌がって仕方ありませんが。
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自信を持っておすすめしたい 文章にリズム感が良い  投稿日:2008/02/10
おやすみなさいのほん
おやすみなさいのほん 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ジャン・シャロー
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
マーガレット・ワイズ・ブラウンの1943年の作品です。
日本でも1962年の発行と古く、今回読んだのは2003年で85刷とかなりのベストセラーのようです。

小鳥、魚、羊、森の獣、船、飛行機、カンガルー、子猫、兎、蜂、リスの眠る様子を順番に描いています。
そのときの語り口は、「ねむたい○○たち」
文章が、いかにもブラウンらしい無駄のない美しいもので、この「ねむたい○○たち」という響きは、子供達を眠りに誘うことでしょう。

どこか聖書のような荘厳な感じのする絵本です。
日本の作品で言えば、松谷 みよ子さんの「もうねんね」と同じカテゴリーに属すると言えます。
我家では、読んであげたい時期を過ぎてしまいましたが、日米の作品を比較しながら読んであげるのも一考だと思います。
2歳くらいからおすすめです。
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なかなかよいと思う 空想がふくらみます  投稿日:2008/02/10
旅するベッド
旅するベッド 作・絵: ジョン・バーニンガム
訳: 長田 弘

出版社: ほるぷ出版
ジョン・バーニンガムは、優れた絵本作家に贈られる英国の「ケイト・グリーナウェイ賞」を2度も受賞している絵本界の大スター。
今、大丸東京新店オープン記念で、ジョン・バーニンガム絵画原画展を開催している最中です。
2008年1月31日〜2月18日

主人公のジョージーが手に入れた小さな古いベッド。
ベッドには、「このベッドがあれば、どこへでも旅ができます」と書いてあったのです。

ベッドに乗って何所にでも行けるって、子供にとっては憧れの的。
直ぐにこのお話の夢の世界に参加することが出来るでしょう。
純粋にこの冒険を楽しめると思います。

ただ、我家では、バーニンガムの絵のテイストが若干合わないようで、五つ星にはなりませんでした。
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