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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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自信を持っておすすめしたい のりたーい  投稿日:2015/03/26
いすうまくん
いすうまくん 作: かどの えいこ
絵: こうもとさちこ

出版社: 福音館書店
 いすうまくん、もうだめです…
まねをはじめてましたっけ、ハイヨー・シルバーです。
楽しいとわかると、やってみなきゃ気の済まない娘。
それほど気に入ってしまった、いすうまくんでした。
 想像のつばさは、子どもの財産。
たーくさん空を飛んで、あきるまで遊んで
あー楽しかった、と申しておりました。
タッくんとお父さんに、感謝。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う さいころ・正月・運だめし  投稿日:2015/03/26
ふくねずみ すごろくばなし
ふくねずみ すごろくばなし 作: わたり むつこ
絵: ましま せつこ

出版社: 福音館書店
 さいころはダメだ!よく爺ちゃんに言われました。
唯一お正月だけは双六、許してくれましたっけ。
 お神籤が双六になるなんて、正月らしい仕立てです。
常緑の松の木は長寿の守り、ねずみは子孫繁栄、福を引いて来る、
倉に凧に独楽に獅子、富士に鳶に宝船…。
縁起吉のおせち料理まで描かれて、六の地の目で夢あがりとは
おめでたい、おめでたい絵本でした。
感謝
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自信を持っておすすめしたい ありがとう、おばあ。  投稿日:2015/03/26
おばあ
おばあ 作・絵: 中西 恵子
出版社: 福音館書店
中西恵子さま
 あなたの映す、いのちあふれる作品が大好きです。
ページの隅からすみまで、始まりから終わりまで、
実は途切れることのない世界をありのままに、ていねいに、
あたたかく、鉛筆で描き出す作品が好きです。

 おばあが、おばあの住むむらの、みんなのおばあであることが
とてもうれしくて、できれば地図のどこか空いているところに
引っ越したく思いました。

 いのちは、みんなのひかりです。
力をあわせて育ててこそ、つなぐことのできる虹になるのでしょう?
いのちをとりだすおばあを、誇りに思います。
 感謝
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う お兄ちゃん、待ってて!  投稿日:2015/03/25
ことろのばんば
ことろのばんば 作: 長谷川 摂子
絵: 川上 越子

出版社: 福音館書店
 本を開くと、山に分け入ったように鬱蒼としている。
ばんばに連れ去られた兄ちゃんを、妹の影法師になった気分で
一緒に助けに行くらしい、くちが一文字だ。
「山神さまの知恵にすがれよ」と教えた爺ちゃんのことば、
ただひとつの灯りをかかげて行く姿に、頼もしさを感じる。
兄妹の愛をひしひしと感じる。
しかしばんばの、捕らえた子等への歪んだ愛情は、
あまりにも哀れで、切ない…、とっても。
 「アビローケン!」と、大声で、一緒に唱えて
せわしなく応援する子どもの様子を見ながら
ちょっとホッとした気分になった。

 この手の本は正直、苦手だなぁ、力む…。
おつかれさまの、感謝。
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自信を持っておすすめしたい 注意してね、曲がり道  投稿日:2015/03/25
まがれば まがりみち
まがれば まがりみち 作・絵: 井上 洋介
出版社: 福音館書店
 夕暮れ時、働く人は忙しない、でも灯りは心もとない。
だから出会い頭にぶつかることがないよう、曲がり角はよーく注意しろって。
ふと思い出した、昔父親にキツく言われたこと。
 井上画伯の想像力豊かな絵で、子ども等がそーっと、
曲がり角で窺う様子が、手にとるようにわかります。
大きながま、おおやもりにおお毛虫…。
ちょっとおっかなびっくりだけれど、
最後にじてんしゃ男なんて、意味深でしたねー。
 アタリ!かな?
感謝。
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なかなかよいと思う たったひとつのねじ  投稿日:2015/03/25
ロボットのくにSOS
ロボットのくにSOS 作・絵: たむら しげる
出版社: 福音館書店
 旧式の部品が、最新式の心臓部に組込まれていたなんて
ちょっと考えにくい話ですが、そこがたむらしげるのおもしろSF。
お父さんが修理すると、必ず前より壊れる、とか
ロボットがしゃべった!のに、ネジぜんまいで動いてた、とか
ロボットの国なのに、恐竜も住んでた、とか
興味津々、飽きることなしの絵本です。

 たったひとつのねじも、大きなしごとの一部をしっかり、
担っているんだよーって、伝えたいのでしょう。
いえいえ、それは機械だけの話でもありませんね。

 せっかくの絵本なのに、コマ割のマンガ形式で
ホンのちょっと、読みづらいかなぁ。
たむら博士に、か・ん・し・ゃ・ギリ・ギリ・ギリ
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あまりおすすめしない つまらない…  投稿日:2015/03/24
ジオジオのかんむり
ジオジオのかんむり 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
 百十の王様が、つまらないと言う。
はいいろ鳥が、卵を盗られ飲まれ失ってつまらないと言う。
「つまらないって、ねぇ、あのつまんなーい、っていうこと?」
さっそくの質問、岸田さんいかに?

 鳥の巣立ちを、王様の冠のなかで…
それはさぁ、力の傘の下ということになるよ、ねえ。
「ジオジオって強いから、みーんなに威張ってるの?」
強かったとは書いてあるが、岸田さんいかに?

 何とつまらないもの同士で、淡々と話は進みます。
いつのまにか目がよく見えなくなった、ジオジオ。
「目がよく見えなかったのに、どうやって小鳥を守ったの?」
うーん、核心の質問、岸田さんいかに?

 子どもは黙ってしまいました。
これを、つまらなーいの結末と受け取るには、しんどい。
子どもの沈黙を和らげられないのも、切ない。
中谷さんの絵も構図も、とても素敵だけに、つまらない。
感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こころのまど  投稿日:2015/03/24
かさじぞう
かさじぞう 再話: せた ていじ
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
『「かさや、かさや、かさは いらぬか」
こういって、かみちょうから しもちょうへ、
しもちょうから かみちょうへ、いくどもあるいた。
けれども、だれひとり かうものがない…。
じいさんの かさなんか、みむきもされなかったと…。』
 子どもはうつむいて だまって 聞いていました。
悲しいけれど こころのまどを開いて 聞いていました。
『「あやぁ、むごいことだなあ。はだかで ゆき かぶって
さぞ さむかろう」と、じいさんは、うりもののかさを、
じゅんじゅんに…』
 子どもは顔を上げて だまって ページをのぞきこみます。
うなずきながら かさを勘定して 聞いています。

 実は話の筋をすでに知っているのに、毎回同じことの繰り返し。
この絵本のつくり、本の中に、また本があるように見える、
それが不思議でずっとずっと のぞきこんでは
いつ中の本が閉じられるのか、気が気でないのかなぁ。
だからいつも、彼女はこころのまどを開きっぱなしにして
中を窺っている、そう思えてなりませんでした。

 すてきな絵本を 福音館さま、ありがとう。
感謝
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なかなかよいと思う みんなわるいことしてー  投稿日:2015/03/24
ふくろにいれられたおとこのこ
ふくろにいれられたおとこのこ 再話: 山口 智子
画: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
 爽やかな南仏の風を感じる 海辺のまち。
堀内画伯の絵本の仕立ては、しゃれたリネンのプリント柄みたい。
ところがどっこい、フランス民話はナイフのように鋭い。

 何気なく落ちていたお金…。
拾って罪の意識なく、いちぢくを買う…、それもいくつも…。
「あっ、いけないんだー」と、娘は口をはさむ。
食べ落したいちぢくが、すぐに果樹になる…。
そしてまた、もいで食べようとする…、そこへ鬼が来る…!
「トサカの漁師さん!」と、娘がさけぶ。
こんなパンクな鬼は見たことない…、さすが南仏。
 その後淡々と、子どもを食べるためだけに、話が進む。
しかしページのイメージは、爽やかな南仏。
そのギャップが、この絵本の肝らしい。

 娘は言いました、「ピトシャン・ピトショ、
なんでーハサミなんて、いつも 持ってあるいてんの?
ころぶとね、あぶないでちょ!」
だったかなぁ…。
とりあえず、感謝
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う しあわせな、おかあさん  投稿日:2015/03/24
たけし
たけし 作・絵: 中西 恵子
出版社: 福音館書店
 5月のこどもの日か、お休みなのに朝から雨。
二人の遊び盛りの兄弟が、部屋の中で、じーっと…
というのが不自然で、あたりまえのようにうごめく弟。
本やら人形やら車やらで、あたりまえのように兄を誘う。
兄はいつから独りぼっちを好むようになったのかと
われながらこの本を読み、思いかえした次第。
 兄弟喧嘩はいいなどと、外から言わぬ方がよい。
決着のつかない最後に、いつも割り切れないでいるのだから。
しかしここにいる「たけし」は、頭がいい。
最初から計画をしていたふしがある。
なんせ本のタイトルが「たけし」だもの。
きっと明日もおやすみなのだろう。
次の日の二人の顔も、見てみたいなぁ。

 全頁モノトーンえんぴつ画の努力構成に、ブラボー!
中西さんに、感謝。
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