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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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なかなかよいと思う 子どもの好きな場所  投稿日:2015/03/24
とこちゃんはどこ
とこちゃんはどこ 作: 松岡 享子
絵: 加古 里子

出版社: 福音館書店
 時代を感じますが、子どもの好きな場所は変わりませんね。
元気な「とこちゃん」をさがしだす絵本。
お母さんと買い物、みんなの衣装が興味深いですよ。
家族で海水浴、なんだかエレガントだなあ、お母さん。
動物園もおおにぎわい、お父さんもクタクタ。
神社の秋祭りの夜店にデパートの雑踏等々…。
たくさん人がいて、自由になったようで楽しかったなぁ。
 とこちゃんの赤い帽子が、とても具合よく目立つので
小さな子どもでも、十分楽しんで見つけられる絵本です。
大人も昔をなつかしんで、
家族みんな、飽きることなくページを繰って
大切にしていた絵本のひとつです。
 作者松岡さんに、感謝。
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自信を持っておすすめしたい えとことばった。ばったのでー  投稿日:2015/03/24
のでのでので
のでのでので 作: 五味 太郎
出版社: 絵本館
 五味太郎お得意の、えとことばあそびです。
どうやら植え込みかなにかの、向こうとこちらで
伝言、いや信号? いやいや思いつきかぁ?
まあそんなゲームらしきものが繰り広げられる、そう
広げて、広げて、広げるから、植え込みがどうなってるのやら
わからんくらいに広がって、
とうとうアタマとシリがつながっちょる絵本どす…。
もぉ、感想読んでないで、一見に如かず!
声を出して読む、楽しーい絵本です。
感謝いたし候ので。
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自信を持っておすすめしたい 体感するえほん  投稿日:2015/03/23
あしたてんきになあれ
あしたてんきになあれ 作: 荒川 薫
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
 長新太の絵が、子どもの心をわしづかみにしました。
この共感うずまく絵本は、まるで歓喜の沙汰。
ましてや主題が遠足ですから、狂わんばかりのおお騒ぎです。
もう部屋の中でまねを始めたのですから…。
途中で雲が現れると、外の空を眺めて「うーん?」と唸る。
変化する絵本の雲のカタチを、からだで真似をする。
最後のゆうやけには「きれいだねー」と見惚れていました。
 これはもう体感する絵本です。
何回読まされたことか。感謝、感謝。
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自信を持っておすすめしたい 一石二鳥  投稿日:2015/03/23
へそもち
へそもち 作: 渡辺 茂男
絵: 赤羽 末吉 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
 「へそを食べないと、雨を降らせることができません」
いたずら好きの雷のことばに、和尚さまはひらめきます!
へそ餅を食べたくなったら、きっと雨を降らすだろう。
雨が降れば、お百姓の米も豊作になる。
豊作になれば、お百姓も雷に想いを馳せてへそ餅を供え、
きっと畏れ多く雷を大切にするに違いない…
いやぁ、私の単なる「なまぐさ想像」ですが。

 子どもはピッカゴロゴロが大の苦手。
おへそはさっさとしまって、身をかがめてます。
絵本に学んで、ちょっと安心した様子でした。
赤羽末吉画伯の迫力ピッカゴロゴロに
私たち一同みな感電され、参りました。
降参です。感謝。
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なかなかよいと思う 子どもに託す、大人のずるさ  投稿日:2015/03/23
つきよのばんのさよなら
つきよのばんのさよなら 作: 中川 正文
絵: 太田 大八

出版社: 福音館書店
 さて、クマが恩を感じてお礼に来るだろうか?
そう感じながらも読み進める。
一人で留守をあずかる太郎を見て、唇をかむ。
戸口をたたく音でおびえるが、戸口に立った太郎に勇気をもらう。
現われたクマの親子を見て、はなしの中へ入っていった。
子どもの先導役を太郎がしているらしい。
このまま感化されるか、反感するか、読み手も興味がわく。

 昨今の環境破壊による食物連鎖の乱れを問うおはなし。
人がその中心にいることは、間違いないのに
次世代を担う子どもに、正直に対峙できない。
いったいぜんたい大人は、どうしたものか?
 太郎はすべてを知ったうえで、父にもクマの来宅に口を閉す。
子どもは「どうしてだまってるの?」と尋ねてきた。
うーん、どうしてだろう…と、言い渋る私。
 大人が読んで、もっと考えなきゃ、いけないね。
感謝、中川正文さま。
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なかなかよいと思う 美しいということ  投稿日:2015/03/23
絵本玉虫厨子の物語
絵本玉虫厨子の物語 作: 平塚武二
絵: 太田 大八

出版社: 童心社
 まだその名前が日本と呼ばれていなかった頃、飛鳥の時代のおはなし。
海の向こうから、仏教というあたらしい文化が入ってきました。
この世の有り様、人の有り様を、
真理の身代わりとなられた釈迦という仏に学ぶことで
すべての苦しみから解放される、そう努めれば
誰でもが等しく得られるとされた価値観でした。
 仏さまの国はそれはそれは美しいと、経典に記されていましたから
仏師たちは命がけで、美しさを求めました。
主人公の若者、若麻呂もそのように努力します。
しかし若さゆえ、外見にばかりとらわれ、やがて行き詰まります。
 こころの鎖を解いたのは、玉虫の存在でした。
子どもの手に捕らえられていた、一匹の玉虫を見てからというもの、
昼も夜も玉虫採りに明け暮れ、とうとう気がふれたと噂される始末。
本当は玉虫に、玉虫以上の美しいものを山と見せられ
自身の考え、こころの未熟さに気付かされたのです。
極上の玉虫厨子を仕上げた後、若麻呂は姿をくらますのです。

 おはなしは長いですが、決して難しい絵本ではありません。
幼い頃に知る、感じる、考える、その大切さは量り知れませんから。
奈良の都の空気を、今に運んでくれた平塚さん、太田大八さん、
童心社のみなさんに感謝です。
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なかなかよいと思う なまえ  投稿日:2015/03/22
ブータン
ブータン 作: 太田 大八
出版社: こぐま社
 ブータンという名前をもらった子ブタちゃん。
もう君はただのブタではありません。
その育ち方もただのブタではありませんでしたね。
7日でヤギ、14日で馬、21日で牛ほどに育つなんて。
ゾウと肩を並べられるほどになるなんて、もう最高です。
 でも人間はいやらしい生きものです、恥ずかしい。
ブータンより偉いと思っているのですから。
生きものを大切にする人間でありたいと思いました。
ベンさんという、素敵な人に出会って
君はしあわせでしょう。
素敵ななまえ、ブータンだからこそ
この世に一頭しかいない、大切なブタさん。
感謝
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ふつうだと思う しあわせって?  投稿日:2015/03/22
しあわせを もってきた シャベル
しあわせを もってきた シャベル 作: 松野 正子
絵: 太田 大八

出版社: 福音館書店
 役立つ道具があっても、
それを役立てられる人がいないとね。
金?銀?いえいえ、鉄だろうが
お父さんがシャベルを残して逝った以上、
ただ売ってしまえば、息子らの技量を悲しむでしょう。
ところが三兄弟は最初、みんな売ってしまうつもりだった!
末っ子のトムだけがなぜか、役立てること、
役立てられる自分の知恵の不思議に、出会い続ける。

 何がしあわせなのか、考えました。
少々教科書くさい不安を覚えました。

 ちょこっとプリントファブリックのコラージュが
可愛かったです、太田大八画伯どの。
文字の形がもうすこし泥臭かったらなぁ…
 感謝
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なかなかよいと思う ハチのお手柄  投稿日:2015/03/22
サムリ まめを とりかえす
サムリ まめを とりかえす 作: よしざわようこ
絵: チャイヤン・コムキャウ

出版社: 福音館書店
 まめ畑の見張りをすっかり忘れて、
からすに持っていかれたサムリくん。
それでも責任感は人一倍、とりかえすと言ってのけた!
しかしひと頼みだったね。頼んだ猟師は昼寝をする始末。
でもここから「まめ奪還」じゃなくなちゃった…。
木火土金水の五行も現われて、何だかドミノ式に
偶然にもまめをとりもどせちゃった…。
めでたし、めでたし。まぁ、いいか。
ハチにお礼を、言わなきゃね。
 チャイヤンさんの丁寧でのどかな村の絵が
見る者のこころを洗ってくれます。
サムリくんにも、パチンコ持たせているから
日頃はしっかりマメに、からすを追い払っているのでしょう。
 感謝です。
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自信を持っておすすめしたい 静かで、心温まる  投稿日:2015/03/22
かさ
かさ 作・絵: 太田 大八
出版社: 文研出版
 雨が降ってきた夕方、女の子が駅まで
父親に傘を届けるお使いです。
 文章はありません。
しかしページから雨音が聞こえます。
女の子のボソボソ歩く長靴の音、
道路の水たまりを走りぬける車の音、
跨道橋に響く列車の走音、
交差点の信号の音、人々の雑踏の音…。
 女の子の赤い傘が、色のない町中を動いていくと、
その周りに想像と見守りが生まれます。
ページ毎に現れる都会の風景には、
あわくはかない憧れを抱きます。
 傘を無事届けた安堵感、
赤い傘は誇らしく見えました。

 静かで、心温まる絵本です。
太田大八画伯に、感謝。
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