人喰いオニをやっつけろ! 痛快、フランス民話
ピトシャン・ピトショがイチジクの木に登っていると、袋をかついだオニがやってきて、袋に入れられてしまいます。今夜のごちそうにされては大変と、ピトシャン・ピトショはハサミを使って袋から逃げ出し、袋の中に身代わりの石を詰めると、今度はオニの家に先回りして、屋根にのぼりました。帰ってきたオニと対峙したピトシャン・ピトショは、知恵を働かせてオニをやっつけます。明るく痛快なフランス民話を、堀内誠一が明快な絵で描きます。
この本の、何がこんなに子ども心をつかむのか・・・。
絵なのか、話なのか。
鬼につかまった男の子が機転を利かせて乗り切るお話です。
ちょっと怖いストーリーなのに、男の子にあまり緊迫感がなく、しごく冷静。そして鬼が何だかちょっと間抜けな感じで、結果あまり怖くない・・・。
怖いストーリーを怖さ控えめで読めるってとこがミソなのかしら?
とにかく、娘も息子もこの本好きです。
うちの寝る前の読み聞かせのかなり上位にランクインしてます。
私も小さい頃読んでもらったけど、覚えてるってことはやっぱり印象的なのかな? (たっちママさん 40代・ママ 男の子7歳、女の子4歳)
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