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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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ふつうだと思う まんぷく  投稿日:2014/02/11
しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩
しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩 作: はせみつこ
絵: 飯野 和好

出版社: 冨山房
 ことば遊びは嫌いではないわが娘なのに、笑いと乾きがはっきりと現れた本。たくさんあっておもしろいけど、たくさんあってしんどい、とか。
 57作、35詩人で中身が濃いところがミソで同時にスネだと思うのです。ひとつひとつがおもしろくとも、詩本としてあそぶための余白が欲しかったです。
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なかなかよいと思う 魔女のABC  投稿日:2014/02/11
新・魔女図鑑
新・魔女図鑑 作: 角野 栄子
絵: 下田 智美

出版社: ブロンズ新社
 はて、魔女になる訓練を始めるつもりだったのだろうか? 妻が買い求めて娘共々読みふけっていた。おお、箒のつくりかたが載っている。そうか、柳柳って言ってたのは、このことか。家にポプリほうきがいっぱいぶら下がっているのもこれか。
 魔女って字が不気味だが、お茶やら薬草やら仲間やら、くらしのこと中心に描かれていて、本当は時代に翻弄されただけで、生きることを必死に守った女性のことだったのかなあ。カビの匂いがするイメージとは正反対だ。
 さあ、わが家から箒にまたがった黒ずきんが飛び立つのは、いつだろう。この図鑑ペーパードライバーじゃ、無理かもしれないけれど。
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自信を持っておすすめしたい おしゃれを知る  投稿日:2014/02/08
おしゃれうさぎラップ
おしゃれうさぎラップ 作: 斉藤 洋
絵: 高畠 純

出版社: 小峰書店
 とてもわかりやすい「おしゃれ」の本です。ことばではなく、イメージとして感じとれるので、拍手をおくりたいと思います。絵中心の絵本から、ほんの少しおはなし中心の絵本へ移行したいなと考えている子どもたちには、お薦めです。
 うさぎのラップがオリジナルテーラーになって、お客さんが来なくても負けず、最後はステキな彼女ができて、自ら仕立てたドレスとタキシードを着てステキなダンスをする、というおはなし。
 おしゃれって、いいね・・そう娘がいいました。感謝です。
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なかなかよいと思う 逆もまた真なり  投稿日:2014/02/08
ことわざ絵本
ことわざ絵本 作: 五味 太郎
出版社: 岩崎書店
 五味太郎はとっても理屈っぽい先生だ、と思う。理屈っぽいからこねくり回して気付くと、最初とは似ても似つかない代物になっていて、それでもツジツマを合わせようと理屈を掘る、それがおもしろい。この本も五味太郎の遊び仕事。ことわざ自体、5歳の子ども向きではあるまい。ところが彼の絵は、そんな縛りなど一切ないのだと、わが子に気付かされた。
 ひらがなは読めた当時のわが娘は「見る」に徹する。
「類は友をよぶ」の樹木で鳥たちが群れる絵と、「しかたないからおともだち」のマラソンどん尻3人組の絵を、交互に見比べてこう言った・・「ことりさんも、おつきあいたいへんなのね」。
「一事が万事」ののんびりやさん例えを見て「のんびりにしたのはゴミタロウ」。
「かえるの子はかえる」と「ぐうたらの子はぐうたら」を見て「あ〜おやはね、えらべないものね〜」等々。
 なんとなくわかっているのかな、そう感じることが度々あった。五味太郎、恐るべし!へ理屈に屈した私でした。
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なかなかよいと思う デザイン  投稿日:2014/02/08
のりものずかん
のりものずかん 絵: わらべ きみか
出版社: ひさかたチャイルド
 娘が高校生になった時、買い求めた本。のりものが78種類、描かれています。子ども向けではあるのですが、ひとつひとつとても丁寧にデザインされています。特徴が一行でコンパクトに解説されていることにも、付き添い者への配慮が伺われます。
 文字の大きさ、味わいのある線、よく計算された色彩、大胆な構成・・・電車20、自動車39、飛行機9、船10、小さな子どもにとって十分楽しめる本でしょう。大人にとってもちょっと物知りになれる参考書ですよ。感謝。
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自信を持っておすすめしたい ばあばのおくりもの  投稿日:2014/02/08
はじめてであうすうがくの絵本1
はじめてであうすうがくの絵本1 作: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
 田舎のばあばは大の安野光雅ファン。娘にいいからとプレゼントしていただきました。当時3歳で文字に興味を持ち始めた頃ですね、あろうことかページのあちこちに、何やら呪文のような、ミミズの這ったような、娘の文字らしきものが残っています。
 明らかに数学なんて意識を持たずに、読むでもなく「見る」ことから始めています。私は説明もしませんでした。それでも、キツネがアヒルの仲間と同じポーズで描かれているのを見て「まねっこして、へ〜ん」と笑うのでした。
 トランプが出てくると「トランプ、トランプ」と言って本物を持ってきて比べ始めるは、背比べもみんなで始めさせるは、興味のモチベーションになっていたことには間違いないでしょう。
 これはばあばの贈り物、つまりくらしの知恵のようなものが詰め込まれた絵本のような気がします。数字と格闘するのも、くらしに教えられるのも、共に生きていくためには必要なのですからね。感謝。
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なかなかよいと思う また来た!ばあばのおくりもの  投稿日:2014/02/08
はじめてであうすうがくの絵本2
はじめてであうすうがくの絵本2 作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
 4歳になった娘の所におくられてきた安野数学の第二弾。第一巻をおくられてから一年が経っていました。数字はもう書けるし、数も数えられるようになっていた娘、「てんてん」にハマったようです。
 ばあばの手習いの刺し子を思い出して引っぱり出すや、自分のビーズおもちゃで同じように遊び始めました。「てんてん」が集まると、何かが起こることに気付いたのでしょう、くりかえし楽しんでいました。
 改めてこの数学絵本に興味を、親子共々持つことになったわけで、ばあばの計画通りに、われわれも安野フリークにまんまと引き込まれているようです。感謝。
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ふつうだと思う まご想い  投稿日:2014/02/08
はじめてであうすうがくの絵本3
はじめてであうすうがくの絵本3 作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
 幼稚園にも通い始めてそろそろ慣れた頃、第三巻目をばあばからプレゼントされました。最初の二巻とも、非常に「役立った」くらし絵本でした。今度も期待してページを開いたのですが、笑いがかわいていて、あまり長い時間見ることはありませんでした。どうも普段とかけ離れた状況が描かれているようで、やってみようと思わなくなったのかもしれません。
 「みぎとひだり」を一番気にした娘でした。ひとの歩く側、車の走る側、毎日歩いて通園していたため、からだで覚えた意識を、改めて本の上で説明されて混乱したのかもしれません。そろそろ学問の絵本に近づいたのかな。
 ばあばにプレゼントされた三巻の数学絵本は、まちがいなく孫を思う愛情でした。くらしの知恵を感じる限り、安野光雅の数学絵本はきっと、ダイニングになくてはならない本でありつづけるでしょう。感謝
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自信を持っておすすめしたい 原作を知った娘  投稿日:2014/01/24
魔女の宅急便
魔女の宅急便 作: 角野 栄子
画: 林 明子

出版社: 福音館書店
 娘はジブリを先に見ている。同時にとても気に入ったようである。原作のこの角野栄子本を手にしたのも、その影響からとも想像できる。7歳にしてはかなりの文字量であるのに、一気に読んでしまった。それに、「ぜんぜんちがう!映画もおもしろいけど、こっちはもっとおもしろいよ」と興奮していたのを今も思い出す。
 キキ13歳といえば、中学生になるころの話である。文章を聞きながら、現実を捉えながら、1つずつ理解してうなずく娘。「心配は起きたときにすればいい」とか、「こんなことじゃいけない。何かあたしにできるものを見つけなきゃ」とか、自らのことのようにうなずくのでした。
 林明子の挿絵も控えめでよい。黒いペン書きから生まれた黒い魔女のキキとジジは、259ページの中を自由に飛び回って、いつも娘を見守っていてくれた気がする。独り立ちの苦さと甘さを味わった娘。すでに第二巻目を狙っていたのでした。感謝。
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自信を持っておすすめしたい ぼくとキリンとペリカンに  投稿日:2014/01/22
こちらゆかいな窓ふき会社
こちらゆかいな窓ふき会社 作: ロアルド・ダール
絵: クェンティン・ブレイク
訳: 清水 奈緒子

出版社: 評論社
 キリンのことが大好きな娘、当時は6歳でしたが大事に選んできた一冊です。「大丈夫?ちょっと長そうだよ?」ときくと「心配しないで」とおっしゃるので。
 物語のはじめに現れる、おんぼろの木造三階建ての空き家、FOR SAILと書かれたペン書きの水彩画、禿げた看板にはTHE GRUBBERって書いてある。昔お菓子屋だったっていうから、娘の興味は一気にヒートアップしたのでしょう。はたしてそれが、二階まで届く背の高い赤いドアをもったThe LWCC2という窓ふき会社に変身する。それだけでもう十分なくらい、キリンの登場が待ち遠しいのでしょう。
 物語はその会社に現れる、キリンとペリカンとサル、それに朽ちたお菓子屋グラバーをいつも見上げていた少年ビリーが、町の大金持ちハンプシャー公爵の邸宅で大活躍するおはなし。ロアルド・ダールの本です、ハズレはありません。グッとくる最後の文章に、娘と一緒になって涙ぐむのでした。

  この本をひらいてよ
  そうすれば ぼくらはいつもいっしょだよ
  君の友だちでいっぱいの本に
  終わりなんてないんだよ
  ぼくとキリンとペリカンに

 控えめだけどクエンティン・ブレイクのユーモアタッチが目にやさしい。文章と絵のかけ合いが、6歳の娘にも快い印象を残したGood Bookでした。感謝
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