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認め合えば好きになる
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投稿日:2020/09/24 |
主人公のイカは、大変イカってます。
なぜなら、タコと似てると言われるからです。
それに対して、イカは猛反発。
ボクはタコよりも足が2本多いしタコと違って三角頭だしタコと違って墨を使って分身できるし、それからそれから……。
イカは、自分がタコよりも優れているところを探すのに一生懸命です。
そういう気持ちだから、似ているところを言ってくるみんながイジワルに見えます。
でも……。
実はタコも、イカと似ていると言われてイカってたんです。
でも、お互いに認め合ってからは、それぞれに良いところがあると気づきました。
すると、みんなのことも優しく見えてくるから不思議です。
たとえ最初は似ているのが嫌だったとしても、認め合えば、それほど嫌でもない気がしてきます。
他の誰かに間違えられたって自分は自分であることに変わりはありませんし、間違われているのは自分だけではありません。
嫌だなあと思うことを別の視点から見たり認めたりすれば、それほど嫌ではないかもしれない。
そんなことを教えてくれる絵本です。
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ほのぼの絵本
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投稿日:2020/09/24 |
主人公の、のらねこバルとあひるのアヒージョは、とっても仲良しです。
いつもおなかを空かせながら、食べ物と幸せを求めて旅をしています。
まず行ったのは、海です。
二人はたくさんの魚を捕まえましたが、すぐには食べません。たくさんもうけようと、お寿司屋さんを開いたのです。
でも、待っても待ってもお客さんは来ません。
だから、せっかく作ったお寿司が悪くなっちゃうと、全部食べてしまいました。
次に行ったのは南極です。
二人はたくさんの氷を持って帰りましたが、すぐには食べません。たくさんもうけようと、かき氷屋を開いたのです。
でも、待っても待ってもお客さんは来ません。
だから、せっかく作ったかき氷が溶けちゃうと、全部食べてしまいました。
次に行ったのは……。
一つ目と二つ目のエピソードが食べちゃいましただったので、三つ目もそうかしらと読んでみると、意外な展開になっています。
でもその展開がほのぼのしていて頬がゆるみます。
バルもアヒージョも、この時が一番幸せなんだろうと思わせてくれる結末になっています。
小さなお子さんから小学校中学年くらいのお子さんにお勧めです。
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愛情は伝わって
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投稿日:2020/09/22 |
主人公のまあちゃんは、とっても泣き虫な女の子です。
でも、お母さんが、
「いたいのいたいのとんでいけ」
と言うと不思議に泣き止んで、まあちゃんは、
「なみだがどっかいっちゃった」
と言うのです。
そんなまあちゃんが5歳になったとき、一羽のインコが新しく家族になりました。
まあちゃんはそのインコにピッツと名付け、とてもかわいがりました。
かわいがってかわいがってかわいがって、まあちゃんの愛情はピッツに伝わったようです。
まあちゃんが泣くと、ピッツが、
「イタイイタイトンデケ」
と、慰めてくれるようになったのです。
注がれたたっぷりの愛情は心を潤し、ピッツに、
まあちゃんのために何かをしたい。
と、思わせたのでしょう。
その気持ちは何年たっても変わらず、まあちゃんが大人になっても赤ちゃんを産んでも、ピッツに、
まあちゃんのために。
と思わせました。
その表れが、
「イタイイタイトンデケ」
という言葉なのでしょう。
そしてその愛情はまあちゃんにも伝わって、まあちゃんは、
「なみだがどっかいっちゃった」
という言葉で、ピッツにありがとうを伝えたのでしょう。
この絵本は心温かな内容ですが、読んでいくうちに切なくなりました。
そして、今まで以上に我が子をかわいがろうと、心の底から思いました。
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どんどんどんどん見たくなる
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投稿日:2020/09/17 |
森の奥に、かわいいお店があります。
ワニのカップルが営んでいる、ワッフルケーキ屋さんです。
バナナ、チョコレート、いちごなどなど、なんでもあります。
それらの食べ物で、おいしいワッフルを作ります。
でも、お願いがあります。
作っているところは、絶対に見ないでね。
食べ物を持って、ワニのカップルがお部屋に入ります。
その部屋からは、
ガシャン!
という音が聞こえてきます。
どうやって作っているんだろう?
見てはいけないと言われているけれど……。
どうしても見たい!!
我慢できなくなった動物たちが、そーっと扉を開けてみると……。
読み進めていくうちに、どんどんどんどん見たくなります。
幅広い年代の方々にお勧めです。
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心あたたまるお話
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投稿日:2020/09/16 |
主人公のルマニオさんは、いつもひとりぼっちです。
一本の魔法の杖だけが、ルマニオさんの友だちでした。
ある日、怪我をした小鳥に遭いました。
いつもひとりぼっちのルマニオさんは、どうすればいいか分かりません。
あまりにも動揺してしまっていたので、いつもならできていた、杖を使っての色々なことが上手くできません。
とうとうルマニオさんは、杖を放り投げてしまいました。
怪我が治って小鳥が旅立ったあと、ルマニオさんは完全にひとりぼっちになりました。
放り投げた杖が、一本の木になってしまっていたからです。
この絵本は寂しい寂しい絵本ですが、ページのどこかしらにあたたかなものを感じます。
うまく言えないけれど、確かに感じるのです。
それが具体的に表されるのは、ラストの数ページ。
寂しい寂しい絵本が、あたたかなあたたかな絵本に変わります。
幅広い年代の方々に読んでいただきたい絵本です。
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おすそわけの嬉しさ
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投稿日:2020/09/10 |
こぶたちゃんのおうちではトマトを作っていて、今日はたくさん採れました。
お母さんがケチャップを作っても、まだまだたくさん残っています。
こぶたちゃんは、お友だちにおすそわけをしに行くことになりました。
おすそわけは、する方もされる方も嬉しいですね。
トマトをもらったうさぎちゃんやねずみくんやくまくん、そしてりすくんは、お返しに自分の家で採れた野菜をおすそわけしました。
こうして集まった野菜は、にんじん、ピーマン、たまねぎ、パセリ。
それから、こぶたちゃんのお母さんが作ったケチャップ。
これらでオムライスを作りましょう!!
おすそわけって、嬉しいですね。
おすそわけにおすそわけが集まって、楽しい嬉しいオムライスパーティになりました。
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効果抜群です
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投稿日:2020/09/10 |
主人公のねずみくんは、眠れません。
体はくたくたなのに、いつまでたっても眠れないのです。
りすちゃんに声をかけると、りすちゃんも眠れずにいました。
ねずみくんとりすちゃんは、今度はうさぎくんに声をかけました。
そうやって眠れない動物たちは、眠れる方法を知っていそうな動物を訪ねて回ります。
でも、誰も眠れる方法を知りませんでした。
けれど、最後に訪ねて行ったふくろうさんは、違っていました。
この絵本は、眠れない小さな子どもたちのための絵本です。
描かれている動物たちは、とても眠そうな目をしています。
色彩も抑えられていて、今が夜であることを思い出させてくれます。
そして……。
私は大人ですが、この絵本を読んでいる間に何度もあくびをしました。
効果抜群です。
ところで絵本の最後に、眠るための対策の説明があります。
その対策をしたら、より多くの効果があるでしょう。
眠れないお子さんにお勧めです。
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小さな子どもの大きな思いやり
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投稿日:2020/09/10 |
お姉ちゃんは、弟とおやつを食べていた時に思い出しました。
公園に縄跳びを忘れた!
早速、弟といっしょに取りに行きましたが、置いていた場所にはありません。
でも、あれあれ?
こぎつねたちが、なわとびをしている。
隠れて見ているのを見つかってしまったお姉ちゃんと弟は、こぎつねたちといっしょに縄跳びをしました。
お姉ちゃんは、いったい何歳でしょう?
5歳くらいでしょうか?
それとも、4歳?
小さなお姉ちゃんの大きな思いやりが、きらりと光ります。
子ども向けの絵本ですがなんだか大人っぽいので、どの年代の方にも楽しんでいただけると思います。
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何も知らなかったマーヤが
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投稿日:2020/09/09 |
主人公のマーヤは、みつばちです。
巣から初めて飛び出して空を飛ぶマーヤは、色々な虫と出会い色々な経験をします。
それらはどちらかというと悪い経験ですが、それを通して、マーヤは心を強くしていきます。
そして、すずめばちに捕らえられたことをきっかけに、マーヤは大変な働きをして、巣や仲間を救うのです。
巣から出たばかりの時は、何も知らないおじょうさんだったマーヤ。
彼女はたった一日で大きく成長し、立派なみつばちになりました。
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たった一人だったけど
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投稿日:2020/09/09 |
主人公のくまは、森の奥深くの穴ぐらでたった一人で暮らしています。
そんなくまがある日、大好物のはちみつがたっぷり入ったお菓子を食べたいと思い、自分で作ってみました。
でも、出来上がったお菓子は真っ黒に焦げていて、ぜんぜんおいしくありません。
くまの目から、涙がぽろり。
落ち込んでいると、ロペックのおばあさんの噂が耳に入りました。
なんでも、ロペックのおばあさんが作るお菓子はとてもおいしくて、その上、どんぐりなどを持って行けば、それを使ってお菓子を作ってくれるそうです。
ボクも作ってもらいたい。
くまは、今まで出たことのなかった森の奥からロペックのおばあさんの家へ、はちみつを持って向かいました。
そして、ロペックのおばあさんの家の戸を、勇気を出してノックします。
出てきたおばあさんは、とても優しくて……。
文章がとてもやわらかく、絵も朗らかです。
子どもから大人まで楽しめる、素敵な絵本だと思います。
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