魔女のルマニオさんはいつもひとり。 唯一のともだちは魔法のつえだけです。 「ルマニオ ルマニオ キーホ キーホ」 呪文を唱えれば、魔法のつえは空飛ぶほうきに変わります。 ルマニオさんはほうきに乗って、ひとり満月の夜の空を飛びます。 またある時は、つえは笛に変わり、スープにだって変わります。 なんでもできる魔法のつえがあるルマニオさん、なんだかうらやましい! ・・・でも、本当かな? ある時、ルマニオさんはけがをした小鳥に出会うのです。 どうしたらいいのでしょう?けがを治す?薬をつくる? いつもだったら魔法のつえで何でもできちゃうはずなのに、ちっとも上手くいかない! そこでルマニオさんは魔法のつえをほうりなげ・・・。
絵本『100にんのサンタクロース』 『サルくんとバナナのゆうえんち』で話題となった人気急上昇の絵本作家谷口智則さんの作品は重厚で繊細、そしてスタイリッシュ。だけど、いつも物語の中には小さな心の奮闘や葛藤が秘められています。
誰かと出会うことでルマニオさんの中に生まれた、わずかな心の変化。 そのことでルマニオさんは幸せになれるのでしょうか。 最後に訪れる素晴らしい奇跡をお楽しみください。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
のぞめばなんでも手に入る魔法の杖とくらしていたまじょのルマニオさん。ある日、傷ついたことりを見つけ、魔法を使ってなおそうとしますが、なぜかうまくいきません。自ら一生懸命看病するうち、ルマニオさんの心にある変化がおきはじめます。 『100にんのサンタクロース』 『サルくんとバナナのゆうえんち』でおなじみの大人気作家、谷口智則氏の最新刊。出会いと仲間を大切にしたくなる絵本です。
幼い子には、こんな絵本をたくさん読んであげたいなと思いました。
大人にも、おすすめです。
どんな年齢でも、その年齢と経験値によって、感じることができるでしょうね。
みんな寂しいときがあるんです。
たしかに絵本は、癒やしの効果がありますね。
絵も、とても綺麗です。
(ピンピンさん 50代・その他の方 )
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