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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 思わぬスペースアドヴェンチャーを経験  投稿日:2010/10/05
ザスーラ
ザスーラ 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 金原 瑞人

出版社: ほるぷ出版
 『ジュマンジ』から20年経って出た続編です。

 『ジュマンジ』は、主人公のジュディとピーターが公園の元の場所に戻したボードゲームの箱を、拾い脇に抱えるダニエルとウォルターが公園の外へと駆け出して行くシーンで終わっています。

 この作品は、このダニエルとウォルターのお話です。
 家に戻りボードゲームの箱を開けると、ジュマンジゲームとは別に箱の底にくっつくように、もう一枚ゲーム盤が入っていました。
 地球から紫色の星ザスーラまで行って戻ってくる盤上ゲームです。
 ボードゲームで起こったことが、実際の現実世界でも起きてしまうスリリングなお話は『ジュマンジ』と同様です。 

 この兄弟は、サイコロを振り思わぬスペースアドヴェンチャーを経験することに・・・。 
 流星群は屋根を突き破り降ってくるは、重力ベルトの故障で天井まで浮いちゃうはと、スケールの大きさは『ジュマンジ』を遙かに上回ります。
 オールズバーグの底知れない画力に、何度読んでもため息が出てしまいます。
 “重力”について多少の知識を持ったお子さんには、笑いながらもおののく場面が多いかと思います。
 
 まずは表紙絵をご覧になって、特異な世界への入り口を覗いてみてください。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 夜が明け衆目にさらされるページに大笑い  投稿日:2010/10/05
電信柱と妙な男
電信柱と妙な男 作: 小川 未明
絵: 石井 聖岳

出版社: 架空社
 図書館でタイトルに惹かれ手に取りました。
 作者は「日本のアンデルセン」ともよばれる小川未明。
 そして、表紙絵で絵が石井先生だと気づきました。
 凄いユニークな組み合わせだと思い読みました。
 
 小川先生の創作活動は、1900年代前半。
 この妙な男は、当時としてはまさしく妙であったかも。
 人間関係をうまく築けず“ひきこもり”が社会問題になっている今の世には、こんな男が夜中人目を避けて、闊歩しているかもと思いました。
 思うに、発表当時の読者は電信柱のキャラクターの方に目が向いていたのでは、とも思います。
 子どもたちにとって、真夜中は夢の世界と同じくらい未知なもの。
 こんなこともあるやもと、おもいえがき読んだのではないでしょうか。
 
 人間嫌いの妙な男と掟破りの歩く電信柱が、夜が明け衆目にさらされるページには笑います。
 子どもたちへ、“夜は出歩くものじゃない、いい子で寝んね”と言うメッセージを送っているという見方は、穿ち過ぎでしょうか。

 息子は、この妙な男の行く末を案じていました。
 
 石井先生のセンスの良い絵で、楽しい作品に仕上がっていると思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 最後の「いいたくない!」には大賛成です  投稿日:2010/10/04
いいたくない
いいたくない 作・絵: かさい まり
出版社: ひさかたチャイルド
 うさぎくんとけんかしちゃったんですね〜、くまくん。
 でも、「ごめんね」なんていいたくないんだって。
 あらら、仲直りを後回しにして、魚釣りやら苺摘みなんかしちゃって。
 でも、心の中では、仲直りのことを気にしている様子です。
 だって、うさぎさんの大好きそうなジャム作りまでしてますよ。
 くまくん自分で気づいていないのかな?
 うさぎくんのことが、とっても大好きだって。

 ひとりぼっちで何をしてもつまらない。
 何を飲んでも食べてもやっぱりおいしくない。
 
 素晴らしい決心でした。
 最後のくまくんの「いいたくない!」には大賛成です。
 「ごめんね」は、二人の心をもっともっと近づけてくれる、素敵な魔法の言葉でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 犬小屋を持ち上げ二本足で歩く姿に大笑い  投稿日:2010/10/04
チャッピィの家
チャッピィの家 作: いまい あやの
出版社: BL出版
 新聞紙上でこの作品を知り読みました。
 2006年ボローニャ国際絵本原画展に入選。
 翌年に英語版(いまい先生が文も担当)・ドイツ語版、さらにフランス・オランダ・ギリシャでも出版。
 今年満を持して、日本で出版となった作品だそうです。
 タイトルの主人公のワンちゃんの名も、海外では商標登録の関係でチャッピィと使えなかったとか。
 このチャッピィには、実際にモデル犬がいたとの事です。

 ストーリーは、最近あまりかまってもらえなくなったチャッピィが家出をするお話。
 外の世界に飛び出して、たくさんのものを見て触れて、自分の居場所がどこにもないと悲嘆にくれているところに・・・。

 チャッピィのキャラクターが愉快で可愛らしい。
 特に、家出を決めて、犬小屋を持ち上げ二本足で歩くチャッピィには大笑いしました。
 淡い色使いの中、画面に広がるユーモアたっぷりの絵が優しくて可愛らしい。

 この頃ペットのお世話を忘れがちなお子さんに、勧めてみるのも良いかもしれません。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい ちょっとちょっと〜これは軽く読み流せない  投稿日:2010/10/04
かあさんあひるのたび
かあさんあひるのたび 作・絵: エリック・バトゥー
訳: 広松 由希子

出版社: 講談社
 可愛い絵だな〜〜〜♪
 ふ〜ん、へぇ〜〜、えっ、ちょっとちょっと〜これは軽く読み流せない。
 とっても哲学的かも、と思いしっかり読み直しました。
 
 ぽつんとスイレンの花が咲く小さな池に、かあさんあひると6羽の子どもが一緒に暮らしていました。
 が、つとおかあさんが思い立ち、子どもたちを連れ旅に出ます。
 ここで、子どもたちへ見聞を広めさせようとしてのことか、おかあさんの“脱日常”と見るか分かれるところ。

 さあ、旅は始まりますが、子どもたちが一羽一羽居心地の良い場所に出会い、お母さんに別れを告げます。
 この時のおかあさんの返答が、どれもそっけない感じで驚きです。
 子どもたちが生きていく場所(道)を見つけたら、これくらい潔く祝福し別れたいものですが、なかなかできる自信がありません(笑)。
 しかし、読み直してみると、どの子どもにかけている言葉もその子にとって、もっとも的確な言葉とも思えます。
 
 ついにおかあさん一羽が落ち着く先も決まりますが、その時の彼女の心境も本音と思いました。
 この後の、喜ばしい光景にグッと来ます。
 
 そしてラストなのですが、自分の人生の終盤を自覚しているのか、終の棲家として選んだのは、・・・。

 大人向けの絵本かな?
 お母さんお父さん読んでみてください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 開いて驚き、え〜、ネズミさんだったの〜!  投稿日:2010/10/03
ふたりはなかよし
ふたりはなかよし 作・絵: イローナ・ロジャーズ
訳: 角野 栄子

出版社: そうえん社
 表紙絵がとにかく可愛かった!
 開いて驚き、え〜、ネズミさんだったの〜!
 それも、主人公ハニーのベビーシッターさんなんですって。
 
 彼の名はネズおじさん。
 そのキャラクターのユニークさというか可愛らしさに参りました。

 子どもたちが絵本を読んでもらうことを好むのは、お話を好きということもあるでしょうが、読んでくれる人の時間を独占できるというか、時間を共有できる“幸せなひと時”だからではないでしょうか。

 このネズおじさんは、そういう意味でしっかりハニーと時間をすべて共にしています。
 親でもこうは行かないというくらい徹底して、ハニーだけを見つめ続けています。
 たとえそれがネズミであろうとも、小さい読者さんたちは羨ましい思いをもってこの作品を読むことでしょう。
 
 この作品は、作者が娘さんたちに向けて書いたものだそうですが、このお話を初めて聞いた娘さんたちは、きっと身を乗り出してママのお話に聞き入っていたことでしょうね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 劣性になる方が叫ぶ「はなすもんかー!」  投稿日:2010/10/03
はなすもんかー!
はなすもんかー! 作・絵: 宮西 達也
出版社: 鈴木出版
 森に一本の太いロープのようなものが落ちていて、あまがえるくんとつちがえるくんが、引っ張り合いを始めます。
 そこへ、あかがえるくんがやってきて、ロープの奪い合いとは思わず綱引きごっっこと思ったのでしょうね。
 「おもしろそうだな。ぼくもいれて」とあまがえるくん側を応援します。
 このページの力のバランスからか、つちがえるくんを指さし、「こっち、かわいそう」と息子がいって次ページを開いたら、あらら、また好奇心旺盛なかえるくんの登場。
 そして、次々といろんな種類のかえるくんが参加します。
 息子には、かえるの種類と言うよりは、名前と思っていたみたい。
 劣性になる方が叫ぶ「はなすもんかー!」が愉快です。
 そして、クライマックスのおちに、親子でガハハでした。
 ははは、はじめそうなんじゃないかな〜?とは思っていたものの、綱引き合戦に見入っているうちに熱が入り、しっかり忘れていました。
 ロープの正体に、どんなお子さんのリアクションが見られるか楽しみな作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 擬態語表現が共感できて笑いを誘われ  投稿日:2010/10/03
おきにいり
おきにいり 作・絵: 田中 清代
出版社: ひさかたチャイルド
 「トマトさん」でノックアウトされてしまった田中先生の絵。
 今回も楽しい作品です。

 主人公のたむ君のお気に入りは、おかあさんお手製のお魚の着ぐるみ。
 え゛〜〜〜って思いながら、着ぐるみを着てたむ君が幼稚園へ行く様子を読みました。
 確かに魚が立って歩いています。
 もう、爆笑!
 ご近所の反応も様々。
 猫はひっくり返るし、頑固じいさんは相好を崩し、井戸端会議中のおばさんたちの表情がもう最高!
 幼稚園へ向かう途中、雨がぽたん、ぱらりと振ってきます。
 着ぐるみが、重たくなったその時に現れた・・・。

 とにかく素敵なお母さんです。
 たむ君と一緒に楽しんでいるっていう感じ。
 受け入れる幼稚園の先生も素敵。
 ラストのページのお弁当の時間のたむ君の足元を見てください。
 ところで、たむ君はお弁当を頭の上に乗っけて着ぐるみを着てたのかな?
 ナイスアイディア〜!っていうか、ナイステクニックです(笑)。

 絵もストーリーも素敵でしたが、なかでも田中先生の擬態語表現が素晴らしい。
 雨の落ちてくる音の変化。
 雨が傘にぶつかる音・長靴で歩く音・濡れた魚の着ぐるみの歩く音など、み〜んなみんな共感できて笑いを誘われました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ラストのおちに笑いながらももう一回身震い  投稿日:2010/10/03
魔女ひとり
魔女ひとり 作: ローラ・ルーク
絵: S.D. シンドラー
訳: 金原 瑞人

出版社: 小峰書店
 ハロウィンの月に入ったので、こちらでおすすめのこの作品を図書館で借りてきました。
 表紙を見て、なんと絵がシンドラーさんなのでビックリ!
 どれどれ〜っとワクワクしながら、久々息子と並んで読みました。
 
 数え歌のようなリズミカルな文。(原文にも興味がわきます)
 見開きいっぱいの精緻でユーモラスな絵。
 おどろおどろしいものばかりの登場なのに、なんか笑えて来ます。

 一人の魔女が、いろんな怪しげな者たちからもらった異様なプレゼントで、不気味なシチューをことことぐつぐつ煮ます。

 そして、そのシチューを怪しげな者たちを招待して振舞います。
 一堂に会して、シチューを食べる光景は圧巻です(笑)。
 
 ラストのおちに、笑いながらももう一回身震いしてしまいます。
 12歳の息子も、絵の愉快さに魅力を感じたらしく一人読み直していました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい こんなご近所さんは助かりますね  投稿日:2010/10/02
バーバちゃんと とんできたぼうし
バーバちゃんと とんできたぼうし 作: 神沢 利子
絵: 山脇 百合子

出版社: 偕成社
 「あひるのバーバちゃん」シリーズ の一冊です。
 バーバちゃんは名シッターさんですねぇ〜。
 ちいちゃい子と遊んであげるのが上手です。
 子育て中のお母さんには、ちょっとの間面倒を見てくれるこんなご近所さんは助かりますね。
 かくれんぼでバーバちゃんの隠れ方に大笑い。
 ちびくんたちを背中に乗せて、お池を泳ぐ様子も可愛いこと。
 そこへ、お池にまあるいボートが浮かんでて・・・。

 とにかく山脇先生の描くちびくんたちが、み〜んな可愛い。
 とくにまあるいボートに乗って、オールを漕ぐ様子が楽しそうで可愛らしい。

 まあるいボートの正体がラストで解りますが、ちびちゃんたちにはとっておきのボートでしたね。
 
 パタリと絵本を閉じて、裏表紙の絵にもう一回「可愛い〜!」
参考になりました。 0人

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