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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい お母さんのお気に入り  投稿日:2009/06/14
にちよういち
にちよういち 作・絵: 西村 繁男
出版社: 童心社
 毎年、この時期に図書館にいって借りてきます。
 私は高知県には行ったことがないんですが、とても懐かしいような気持ちになります。

 高知市のある町に、日曜日にたつ市の様子を、あっちゃんとういう女の子とおばあちゃんが、歩きながら読者に紹介してくれています。
 土佐弁が心地よくて、あったかい気候の中、ゆったり、のんびりとした時間が、とてもこの上ない贅沢に見えてきます。
 
 各ページ、描写が緻密で、すみずみ眺めていると飽きません。
 最後のページに、土佐弁を共通語に直して掲載してくれています。

 
 西村先生の絵本は我が家では、『がたごとがたごと』をもっていますが、なるほど行きとどいた描写であると納得です。

 これは、お母さんの夏のお気に入り絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 傘といっしょにプレゼント  投稿日:2009/06/11
ふしぎなナンターラ
ふしぎなナンターラ 作・絵: イルソン・ナ
訳: 小島希里

出版社: 光村教育図書
 表紙の真っ赤な傘が印象的です。
 そうさんも、パステルカラーで美しいんです。
 ナンターラはぞうさんの名前かな?と思って開きました。

 ナンターラは、はじめて傘をみたぞうさんのこどもが付けた名前。
 ぞうさんは、何をするものなのか、考え考え色々と試してみます。
 空を飛んだり、お船にしたり、………。
 
 試しては、失敗するぞうさんが、またかわいいんです。
 最後のひとこと、
 「もっと、おおきなナンターラがほしいね。」でニッコリです。


 最近、自分の傘を買ってもらい、晴れの日でもうれしくって、傘をさして遊んでいるお隣の3歳の女の子に読んであげました。
 彼女は、傘の使い道をわかっているので、ページごとに「ちがうちがう。」と笑っていました。3回アンコールされました。

 
 とにかく優しい色づかいです。
 サイズが大きいので、画面いっぱいのぞうさんも迫力があります。

 傘といっしょにプレゼントしたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい キャラクターが滑稽で  投稿日:2009/06/11
青いかいじゅうと赤いかいじゅう
青いかいじゅうと赤いかいじゅう 作・絵: デビッド・マッキー
訳: 北沢 杏子

出版社: アーニ出版
 息子が三歳のころ、読みました。書店でかいじゅうのキャラクターがちょっと滑稽なので、息子も怖がらないだろうなと思い買いました。

 高い山を隔てて、それぞれ孤独を抱えた、かいじゅうが一匹ずつ住んでいました。二匹はお互いの存在を知って、山に空いている穴をとおして会話をしていました。お互いのルックスを説明しあったり、会話をたのしんでいました。が、………。
 けんかから始まった石の投げ合いは、高い山を切り崩す可能性を二人におしえてくれました。山は崩せるのでしょうか。両者の対面は実現するのでしょうか。

 一度読んで、“一人よりは二人が楽しい”ってお話かな?と思ったんですが、深いんですね。もう一度読み直したら。
 このかいじゅうたちに限らず、自分の立場や経験・考えから自分を主張しても相手に届かない。相手を慮ること、共感すること、これは人間にはできる。
ゆえに、このかじゅうたちのような、無意味ないさかいは避けられるよ。っていわれていると思いました。

 息子は、石の投げ合いあたりから落ち着かなくなって、肩にしがみついて聞いていましたが、20−21ページでホッとしたのか、きゃはきゃは、笑いました。

 シンプルな場面の繰り返しですが、色使いが、本当に美しかったです。
 当時の私は、幼児向けには、キャラクターのかわいらしさと、色使いがやさしく、美しい絵を優先していますね。
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自信を持っておすすめしたい くりかえし くりかえし あきずに  投稿日:2009/06/11
ぞうくんのさんぽ
ぞうくんのさんぽ 作・絵: なかの ひろたか
レタリング: なかの まさたか

出版社: 福音館書店
 出てきました出てきました。
 懐かしい一冊です。
 ちょっとよれよれになって、よだれ?の跡も残ってます。

 1歳の時、読みました。
 
 ぞうくんとかばくんと、わにくん。
 表紙でおわかりのように乗っかって、おさんぽ。
 おまけに、かめくんが来て…。
 池がみえてきました。

 グラッとした瞬間のページがお気に入りでした。
 そして、自分で次のページをめくっていました。
 なんど笑ったかわりません。
 こどもは、くりかしくりかえしがあきないんですよね。
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自信を持っておすすめしたい 親子で早口言葉大会を  投稿日:2009/06/11
十二支のはやくちことばえほん
十二支のはやくちことばえほん 作・絵: 高畠 純
出版社: 教育画劇
 昨年、息子が図書館から借りてきました。

 『えっ、十二支?いまさら?』って思っていたんですが、一度図書館

で見てきているはずなのに、笑い転げてとまりません。
 
 仕事の手を休めて、私も見せてもらって、大笑い。

 ただの早口言葉じゃありません。ダジャレたっぷり、ユーモア満点。

 さらに、なんといっても絵の力ってすごいですね。

 この本が、文だけではこうも笑えなかったと思います。

 十二支を覚えさせようなんて思わず、親出子で早口言葉大会を楽しん

でください。

 ただし、絵を見ないほうがよいかも。

 ふきだしてしまいますよ。

 小学校高学年まで楽しめます。
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自信を持っておすすめしたい なるへそ、なるへそ  投稿日:2009/06/10
おへそのひみつ
おへそのひみつ 作: やぎゅう げんいちろう
出版社: 福音館書店
  「かがくのとも傑作集」の一冊です。

  はだかん坊の季節がやってきます。
 
  でも、その前に、梅雨。
 
  ごろごろピカピカも話題になるでしょう。

 
  おへそってなんだ?
 
  じっくり、親子で読んでみませんか。
  
  内容はイラストを含め、とても詳細にわたり説明されています。

  読んでみて、『おっ、これは、けっこう高度だぞ。なるへそ、なる

  へそ。』とおもいました。

  6歳では、ちょっと早かったなと思いました。

  小学1.2年生位が良いかも知れません。

  ひとりで読めるとおもいます。
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自信を持っておすすめしたい 夏に向けて“電車大好き坊や”にいかが  投稿日:2009/06/10
しゅっぱつしんこう!
しゅっぱつしんこう! 文: 三田村 信行
絵: 柿本 幸造

出版社: 小峰書店
 4歳の息子によみました。
 
 1歳未満のある日、夕暮れ時に夕食作りをして、息子のいる部屋の明かりをつけ忘れていたのを思い出し、いってみると、微動だにせず、あるこども雑誌の表紙に描かれていた、機関車キャラクターをじっと見ていました。あまりにもジーッと見ているので、好きなのかも、と思ってシリーズのキャラクターグッズを買い与えたところ、熱狂的ファンになりました。身の回りのものはほとんど、このキャラクターものでした。富士吉田市まで行きました。この熱は7歳まで冷めず、続きました。

 ちょうどこのころは、乗り物系の絵本もたくさん読みました。中でも、この本はお気に入りでした。
 同じタイトルの絵本は何冊かありましたが、この絵本は表紙から絵が愛らしかったです。


 主人公のゆたかくんは、電車が大好きで枕元におもちゃの電車を置いて眠るぐらい。ある夜、目を覚ますと電車がない。家中を探し回り…。
 さっきまでさがしていたおもちゃの電車が、ほんものにかわっていた。降りてきた運転士さんに、「かいがんえきまでたのみますよ。」といわれ、ハンドルブレーキを渡された。…どうぶつえんえきでたくさんの動物が乗った。途中、おしっこのために停車したり、トラックと衝突しそうになったり、…。そしてかいがんえきめざした。



 最後の最後まで、気持ちの良い終わり方です。夢の中でゆたかくんは、夢を実現させたのでしょう。

 何度も何度も読みました。おしっこシーンと、かいがんえきのページは、少しいたんでいます。

 夏に向けて、“電車大好き坊や”にいかがでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 高学年からおとうさんまでおすすめします  投稿日:2009/06/09
おとうさんのちず
おとうさんのちず 作・絵: ユリ・シュルヴィッツ
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
 1935年生まれのユリ・シュルヴィッツ三の自伝です。

 1939年、4歳でワルシャワで大空襲を経験。
 
 ドイツのポーランド侵攻の年です。
 
 まもなく、家族とワルシャワから当時のソ連の中央アジアのトルキスタン(現カザフスタン)へ。
 この命からがらたどりついたトルキスタンの地は、夏は暑く、冬は寒い東の国。
 
 食料は乏しく、土を固めた床の上に眠る毎日。
 おもちゃも本もなかった。
 パンを買いに市場へ出かけていったおとうさんは、ながいまきがみを かかえてかえってきた。
「ちずをかったぞ。」おなかいっぱいになる量のパンが、かえなかっ たから。
 おかあさんはつらそうっだった。
 ぼくはおこった。 ひどい おとうさんだ! ゆるせない!
  
 しかし翌日、おとうさんは壁に地図を貼った。
 くらいへやに色があふれた。
 ぼくは何時間もあきずにながめたり見入ったり、かきうつした。   狭い部屋にいても、ちずのおかげで、ぼくはひもじさもまずしさもわ すれ、はるか遠くで魔法の時間を過ごしていた。

 
 やはり極限状況で、男親と女親とでは、視点が違うのかなあ、と思いました。このおかあさんも私もひとかけらのパンでも、食べるものの方を選んだでしょう。でも、いや彼自身情けないほど少量のパンしか買えない現実に直面したとき、憤りとともに息子へ物質ではない魂のプレゼントを選択したのでしょうか。

 
 シュルヴィッツ一家は 第二世界大戦終結後、1947年パリへ。
 2年後にはイスラエルへ。1959年渡米。

 ということは、絵本の中のような暮らしを約8年間続けていたのですね。

 あの地図が、どんなにかなぐさめになったことでしょう。

 それにしても、最後のシーンの一言は、おとこのこだなとおもいま

す。

 おとうさんと、対等な言い回しで、かつ、いさぎよい宣言。ちょっと

かわいらしいですね。



 我が家の10歳の息子は、“おなかがすいても食べられないという現

実”を想像できませんでした。

 シュルヴィッツ一家と同室の夫婦が食事をする音に、主人公が空腹が

つらくて布団をかぶるシーンでは、「なぜ、分け与え食べられない?」

と詰め寄られました。


 高学年のお子さんからおとうさんまで おすすめします。
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自信を持っておすすめしたい おみせやさんごっこを始める頃に  投稿日:2009/06/07
もりにいちばができる
もりにいちばができる 作・絵: 五味 太郎
出版社: 玉川大学出版部
 ものごころつく前から、お母さんたちとお店屋さん通いをしているこどもたち。あんよができて、商品を手に取れるようになり、お気に入りのキャラクター商品に心奪われ「買って!買って!」がはじまります。
 お金の価値も概念もわかっていないけど、「買って」の言葉をおぼえてる。
 さてさて、お店屋さんて何?どうやってできたの?なんて事を、お子さんに問いながら、流通経済のこども向け入門書のようにして、開いて見るのも良いかも知れません。


 1979年に刊行された『玉川こども・きょういく百科おみせとおかね』の一部を単行本化したものだそうです。

 あるところに、りっぱな ぶどうのきを もっている きつねがいた。あるひ とおりかかった たぬきに ぶどうを あげることにした。 ちょっと もったいない きがしたけれど。よくじつ たぬきは
おれいに りんごを もってきた。きつねは りんごを たべながら、なんだか とっても うれしいきもちになった。そして、かんがえたんだ。 

 
 きつねのぶどうやさん、さるのばななやさん、うさぎの…やさん、からすの…やさん、………。
 たくさんたくさんでてきます。絵がとってもにぎやかです。でも、おやすみのひ、かれらは、何をしているのかしら?ここが、お店屋さんのプロフェッショナルな所です。

 おこさんに、“はじめてのかいもの”をさせる前に読んであげるのもよいかもしれません。

 2・3歳から楽しめるとおもいます。おみせやんごっこをはじめるころかしら?
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自信を持っておすすめしたい 「与えること」はあふれるような生命の充実  投稿日:2009/06/07
おおきな木
おおきな木 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: ほんだ きんいちろう

出版社: 篠崎書林
 
 むかし りんごのきが あって…
 かわいい
 ちびっこと
 なかよし。

 から始まります。


 “この一本のりんごの木は、このかわいいともだちに、みずからの肉体を削って、葉を与え、果実を与え、…を与え、…を与え、すべてを与える。そして、この行為にりんごの木は、ただひたすら喜びをみいだしている。犠牲や喪失ではない。無償の見返りを期待しない、ただひたすらの愛であること。
 「与える」ことは、あふれるような生命の充実を意味する。
 彼の作品には、背後に確固たる思想がよこたわっている。”

 という、本書の訳者である、本田錦一郎さんの「あとがき」を読み、本文を再読しました。

 3年生のお話会でよみました。「人間が勝手だ。」「わがままだ」
「横暴だ」という声はありましたが、りんごの木のひたむきな愛については、あまり意見が出ませんでした。学年が低かったかな?とおもいました。今年は、5・6年で読んでみます。

 修業が足りない私には、やはりこのりんごの木の行為は、切なくさみしさを感じてしまいました。子離れできない親になりそう。

 あとがきを読んでから、再読してみました。
 息子が、巣立っていくことを喜び、息子がこしかける切り株になれるよう、修業をつみます。
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