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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 今年はどうかしら?  投稿日:2009/06/02
あしたえんそく! らんらんらん
あしたえんそく! らんらんらん 作・絵: 武田 美穂
出版社: 理論社
 幼稚園の遠足の前の週に、書店で発見。当時5歳の息子は「えんそく」の単語を連呼していましたっけ。
 
 相当テンションがあがっているのに、これを寝る前の一冊に選ぶなんて罪な親。


 武田美保さんの描く男の子は、まっすぐをみていてかわいい。女の子のような、周りを見回す余裕がないのがキュートです。

 小学生の主人公の男の子が、遠足の前日に帰宅してから遠足当日までの、“らんらんらん感”を上手にとらえていると思います。

 
 どうして、こんなに子ども心がわかるのかしら。私は読んで、『自分の時もそうだったよな〜。』と思い出すのがやっとです。

 息子は、主人公に飼われている犬のバウちゃんが、遠足で舞い上がっている主人公に邪険にされているのを見て笑っていました。そして、最終ページで……。

 実は彼、4年生まで、自分の遠足前夜に、毎年この本を一度出して読んでいました。

 今年はどうかしら?
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自信を持っておすすめしたい あるある、きっとあるよね〜  投稿日:2009/06/02
まじょのデイジー
まじょのデイジー 作・絵: 植田 真
出版社: のら書店
 表紙から女の子をとりこにする絵ですね。

 最初のページの

 “だれでも いっしゅんで すべてを かえる まほうを もってい

 ます。”

 で、ページをめくる手が、期待で急ぎます。


 あるある、きっとあるよね〜、こんなまじょの住む森。まじょの学

 校。


 主人公のデイジーは、ひときわ ちいさいまじょ。

 ほうきでとぶのも あまり上手じゃない。

 でも、ポジテイブな努力家。

 飛行に失敗して、出会った真っ黒な鳥のズズー。

 自分のルックスにコンプレックスをもっている孤独な子。

 でも、そんなズズーに飛び方を習って、友達になっちゃうデイジー。




 近所の6歳4歳の女の子によみました。

 歌の部分を適当にメロデイーをつけて歌ったら、ダンスを踊ってくれ

 ました。



 デイジーのソックスとズズーのマフラーがとってもおしゃれ。



 ともだちになれるって、「こころに はなが さく」ことなんです

 ね。



 う〜〜 メルヘン大好きっ!
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自信を持っておすすめしたい ひっついて聞いてくれました  投稿日:2009/06/02
だいじょうぶだいじょうぶ
だいじょうぶだいじょうぶ 作・絵: いとう ひろし
出版社: 講談社
 2年生のお話し会で読みました。
 大型判がなかったので、うんとみんな前に詰めて、ひっついて聞いてくれました。

 

 幼い頃から、おおらかにゆったりと見守ってくれたおじいちゃんの魔法のことば「だいじょうぶ だいじょうぶ」。
 
 主人公の「ぼく」は、おじいちゃんにこのことばをもらいながら少しずつ成長していく。
 
 「ぼく」の成長と同時におじちゃんも年を重ね、「ぼく」は今日入院しているおじいちゃんのお見舞いにいく。そして、あのことばをおじいちゃんにかけてあげるんだ。 
 
 というストーリーです。


 コンパクトなサイズなので、親子で眠る前に静かに読んであげるのが良いのかも。対象はやはり本人たちも成長の自覚が出てくる小学1年くらいからでしょうか。でも、中学年から高学年にもと、お考えの読み聞かせのかたには、大型判をおすすめです。 


 最後に、2年生のお話し会で、『おじいちゃんは、入院してしまって、ちっともだいじょうぶじゃない。』と言って涙ぐんでいた男の子もきっとおじいちゃん子なのかしらと思いました。
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自信を持っておすすめしたい きっと未来で  投稿日:2009/06/01
ともだち
ともだち 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 玉川大学出版部
 “ともだち”をタイトルにした絵本は多いですね。
 
 幼児を対象としたコミュニケーショントレーニングのような本はあり

ますが、小学低学年から中学年に入って、初めて戸惑い、考える「友達

関係のあり方」を扱う絵本はなかなか見つかりません。
 
 

 大好きな和田誠さんの絵で、谷川先生の文で、私の求めていた絵本が

具現化しました。

 
 〈ともだちって〉
 〈ともだちなら〉
 〈ひとりでは〉
 〈どんなきもちかな〉
 〈けんか〉
 〈ともだちはともだち〉
 〈あったことがなくても〉


のセンテンスにわかれています。
 
 どの文を読んでも「そうだよね〜。」のうなずき。
 
 最後のセンテンスの 〈あったことがなくて〉 の写真もすばらし
 
い。
 
 これを読み、目にした子どもたちがきっと何かを感じ、未来で

 何かをしてくれそうな期待を抱ける絵本でした。


 小学校のお話し会では3年生読みました。
 
 真剣なまなざしで聞いてくれました。結構タイムリーだったのかも。

 終了後、「最後の写真のページを見せて。」と数人が駆け寄ってきま

した。
 
 

 購入当時9歳の息子は1ヶ月ほど、お守りのように枕元においていま

した。


 個々の個性は、各家庭で全肯定され育まれてきています。どの子もみ

んないいこです。いい子といい子だけれど、ぶつかっちゃう。相手の言

い分を聞く。自分の言い分をいう。互いの立場で今一度考える。折り合

いをつける。より深く互いを知り認めあえる。本当のともだちになる。

 大人社会でもコミュニケーション能力や人間関係に悩む場面は必ず出

てくると思います。幼いうちに、“たくさん悩んで考えて”をしておく

ことが、こどもたちそれぞれにとっての財産なのかもしれませんね。
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自信を持っておすすめしたい 絵本から「読書の次のステップ」へ  投稿日:2009/05/31
ふしぎなたね
ふしぎなたね 作・絵: 安野 光雅
出版社: 童話屋
 美しい数学シリーズの7番目の本です。

 “むかし あるところに なまけものの おとこがいました。ある冬

の日に、仙人に ふしぎなタネを 2こもらった ”ところからおはな

しが始まります。

 “ひとつ(ひとつでもおなかいっぱいになります)はたべて、もうひ

とつは 地面にうめておくと らいねんの秋に はかならず みのって 

2こに なる 。これを くり返していれば ずーっと おなかがへる

ことはない”といわれ、おとこは いいつけを守り、これを何年かつづ

けました。 でも、あるとき 男は気づきます。たねを増やすことを。

 
 ここから、算数(数学)の出番です。

 読んでいるうち、一粒のたねの力の尊さに心うたれます。

そして、自然界との(戦いを含めた)共存のための人間の知恵の歴史に

感動します。


 
 昨年、5年生を対象に「朝読」で使いました。増えていく種の数を一

生懸命に計算していた子もいました。

 今年、息子も5年生になり、1年生の時に読んだのとは異なり「たね

ってすごい!」「農業はたいへんだ。」「農作物の余りから商業がはじ

まったのかな。」「なんてったって、いのちだよな。いきてりゃ、なん

とかなるさ。」なんてことをぶつぶつ。


 なんといっても安野先生の描かれる人物は、静かさの中に躍動感があ

ると思います。どのページも美しくほほえましく、子どもたちも心落ち

着けて読めると思います。



 小学生の読書量は、2年生がピークであとは右肩下がりということを

良く聞きます。
 
 3〜6年と、テレビやゲームやカードを含め、たくさんの関心事や、

交友活動、サークル・クラブ・部活動もあり、彼らの生活の幅も広がっ

てくる故、読書の時間を意識的に持たなければ読めなくなるのも必須で

しょうが、どうしても「読書の喜び」を伝えたく、選書に四苦八苦して

います。

 
 この作品は、絵本から「読書の次のステップ」へと上手に子供たちが

移行していくうえで、導いてくれる良書であると思います。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい ボロボロになるまで  投稿日:2009/05/30
たくさんのおはなし
たくさんのおはなし 作・絵: ひろかわ さえこ
出版社: あかね書房
 “たくさんの ねずみが すんでいるむらで、”で始まるカボチャ作りの上手なネズミさんたちのおはなしです。
 
 収穫から、翌年の収穫までの一年をネズミさんたちの生活をまじえて
描かれています。

 小さなサイズの絵本ですが、ホントにたくさんのネズミさんがそれぞれに生活している様子がかわいらしいんです。

 それになんといっても、「たくさん」がたくさん出てきます。
とても楽しいページばかりです。

 うちの子は、飽きずに何度も何度も読みました。すみずみながめて、最後には[毛虫くんさがし]までやっていました。

 
 乗り物に乗ったときや、待ち時間のある所へ子どもを連れて行くときに重宝しました。何度も読んでいるのに、いつ持って行っても、夢中になっていました。

 ボロボロになっても、我が家では今でも「大切な思い出の一冊」として、子どもの本箱にあります。
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自信を持っておすすめしたい トイレトレーニングに  投稿日:2009/05/30
うんちしたのはだれよ!
うんちしたのはだれよ! 作: ヴェルナー・ホルツヴァルト
絵: ヴォルフ・エールブルッフ
訳: 関口 裕昭

出版社: 偕成社
 タイトルを見て、「えっ?」って少々引き気味だったんですが、息子が、トイレトレーニングの時期だったので、立ち読みしてみたんです。



 主人公は「目の悪いもぐらくん」。災難なことに、ある日うんちが天から降ってきた。

 腹をたてたもぐらくんが、犯人探しを始めます。

 いろいろな動物を訪ね歩き、頭にのっかっているうんちを「これきみのだろ。」って。

 疑われた動物たちは、自分のうんちの特徴を説明して無実をはらします。



 最後に、とうとう犯人をつきとめたもぐらくんの逆襲劇が、かっこよくって、書店なのを忘れて大笑いでした。「はっと」気づいてレジへ。
 

 しばらくの間、我が家では後半(21〜22p)のページをトイレで
親子で叫んでいました。
 息子も、もぐらくんの逆襲劇を毎回再現していました。

 トイレタイムが明るくなりました。
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自信を持っておすすめしたい 早口朗読で挑戦  投稿日:2009/05/30
ふとっちょねこ
ふとっちょねこ 作・絵: ジャック・ケント
訳: まえざわ あきえ

出版社: 朔北社
 5歳の息子に読んで、もう一回を連発されました。

 
 ねこがおかゆをたべて、なべをたべて、…をたべて、…をたべて
 
 たべて、たべて、たべて大きくなっていきます。

 さてさて大きい風船のようになったねこは………。

 
 デンマークの民話だそうで、登場人物の名前も舌をかみそうな感じ

で、またそれを息子は楽しんでいました。

 
 しばらく、本棚に眠っていた本ですが、ボランテイアで参加している

小学校のお話し会の「世界の国のお話」というテーマの時に、『内容

が少々幼いかな?』と思いましたが、一年生を対象に一度読んでから、

二度目に早口朗読で挑戦してみたところ、かまないようにと応援しても

らい、教室中盛り上がりました。


 楽しみ方っていろいろですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 朝から大笑い  投稿日:2009/05/30
やまださんちのてんきよほう
やまださんちのてんきよほう 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
 小学校の「朝のお話し会」のボランテイアをしています。

 この季節、「梅雨」やら「カエル」やらが、読み手の共通テーマになります。
 私はここ3年ほど、これを3・4年生に選んでいます。

 絵の力によって、気象用語の「シャレ」が描かれていて笑えます。
左下の「お父さんの一日」がまたおもしろくて。

 近所の1・2年生にも読んでみましたが、やはり3・4年生位が「シャレ」もわかって良い反応です。
 
 朝から、大笑いで学校生活がスタートするのは、ケッコウケッコウと
一人満足して教室をあとにします。
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自信を持っておすすめしたい フェイントシーンで笑ったあとに…  投稿日:2009/05/30
りんごがひとつ
りんごがひとつ 作・絵: ふくだすぐる
出版社: 岩崎書店
 りんごがひとつおちていた。

 競争率の高い森の中。

 奪い合おうかと思ったその矢先、おさるがとった。

 みんなは、おさるを追っかけ追っかけ……。

 おさるも必死で……。
 

 フェイントシーンで笑ったあとに、ジーンでした。

 この年頃から、「やさしさ」は伝え教えられるのだなと思った幼児対象の絵本でした。
参考になりました。 0人

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