新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 副業の方が忙しくなり・・・・・・  投稿日:2015/10/02
じごくのラーメンや
じごくのラーメンや 作: 苅田 澄子
絵: 西村 繁男

出版社: 教育画劇
地獄って知ってる?というひと見開きめの地獄図。
小さい読者さんは、どんなに恐ろしい所か、具体的に想像できそうな図です。

地獄の人々の不満は、地獄の責め苦より、天国のごちそう。
それを耳にした閻魔大王様の対抗心。
ラーメンを作ってしまうんですね。
その辛さは、とんでもないものらしく、みんな美味しいの前に辛くて完食が無理そうです。

このラーメンのおいしそうなにおいが天国まで立ち上り、天国からもお客人が、・・・・・・。

いや〜、お地蔵さまお見事!
このおかげで、閻魔様や鬼たちは、副業の方が忙しくなり、地獄はやってきた人にとって、それほど苦しい所でもなくなったようですね。

スープの味を確かめる閻魔大王様の表情の生き生きとして可愛らしいこと、食べてみたいような気がしてきます。
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自信を持っておすすめしたい つらさは人生の苦い良薬  投稿日:2015/10/02
おもいで
おもいで 作: 内田 麟太郎
絵: 中野 真典

出版社: イースト・プレス
大牟田市生まれの内田先生ご自身の体験でしょうか?
炭鉱の社宅が出てくるところで、三池炭鉱だなって思いました。

同じ夢を見る体験は、私もあります。
いつも同じ場所に行き、立ち往生して、そして夢の中で、ここに来たことがある、あるいは、またこの夢を見てるっていう自覚があるんです。

このお話の主人公の夢は、生みの母親との思い出の場所だったんですね。

ひとには、いかんともしがたい(運命ともいうべき)人生の道筋の上を歩まねばならない辛さがあります。
確かに幸せな事楽しい事もありますが、おおおむね険しい道のりなのではないでしょうか。

主人公の辛さはもとより、先立った生みの母親、継子につらくあたってしまった二番目の母親、必死に働いた父親、皆、辛さを抱えつつ人生を歩んだのだと思います。

しかし、辛さは人を強くしてくれ、優しくしてくれ、よりよく生きる前向きな持ちにもしてくれる苦い良薬なのかもしれませんね。

電車の中で、隣に座っている、見ず知らずの人の横顔を見ながら、この人も自分の人生を大切に抱えて歩んでいる人なんだって、ぼんやり考えたりすることがあります。
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自信を持っておすすめしたい 自分の中に残っている少女に、はにかんでしまいます  投稿日:2015/10/01
ゆかいなゆうびんやさんのだいぼうけん
ゆかいなゆうびんやさんのだいぼうけん 作: ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
絵: ジャネット・アルバーグ アラン・アルバーグ
訳: 佐野 洋子

出版社: 文化出版局
ん〜、もう〜〜〜、堪能しました。

ゆびんやさんが、またまたお話の世界へ。
アリスとドロシーが登場。

そう、「不思議の国のアリス」と「オズの魔法使いの」の世界へ、ゆうびんやさんと一緒に行ってきました。

最初の封筒に虫眼鏡が入っていた意味が、読み進めていくと分かってきます。

もしも、ゆうびんやさんの自転車のタイヤが空気が抜けて、ぺちゃんこにならなかったら、・・・・・・。
そうです。空から降ってきた大きな赤ちゃんのガラガラが、頭に命中することもなかっただろうし、手紙を持ったうさぎがかけていくのを追いかけることもなかったろうし、うさぎ穴に落ちることも、アリスに勧められたお茶で小さくなることも、切手の窓から逃げ出してドロシーと出会うこともなかったでしょう。

お話の最後で、気絶したゆうびんやさんの夢なのかと思っていたら、来るんですね〜、入院中のゆうびんやさんにアリス&ドロシーからお手紙が。
ここがオシャレですよねぇ〜。
ゆうびんやさんとアリス&ドロシー、どちらが夢を見たのかしら?

今回もたくさんのお手紙が、途中途中で出てきます。
封筒から取り出すときのワクワク感を楽しめる、自分の中に残っている少女に、はにかんでしまいます。
 
そうそう、アリスはピーターパンに夢中だそうです。もしかしたらドロシーも。
あ〜〜〜、楽しかった〜♪
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自信を持っておすすめしたい 命は、確かにつながっています  投稿日:2015/10/01
おかあさんの顔
おかあさんの顔 文: ロディ・ドイル
絵: フレヤ・ブラックウッド
訳: 石津 ちひろ

出版社: フレーベル館
アイルランドの作家さんが、ご自身のお母さんの体験をモデルに書かれたそうです。

主人公のシーボンは、大きな家に父と二人暮らし。
3歳のころ、お母さんを亡くし、お父さんはいつも淋しそうで、お母さんについては何も話してくれず、自分の殻に閉じ籠ってばかりです。
こういうお父さんは、もしかしたら現実の世界では多いのかもしれませんね。
きっとお母さんをとても深く愛していたから、喪失の痛みから向けきれず、子どもにも語れないのでしょう。

そんなシーボンは、10歳の頃、自分のお母さんの顔を覚えていないということに気づきます。
家じゅう探しても、お母さんの写真は一枚も見つかりません。
悲しいですね。お母さんの写真が一枚もないなんて。

覚えているのは、お母さんの手のぬくもり・声。
顔を思い出せないシーボンにとって、心の晴れることはありません。
外では、そんな気持ちをおくびにも出さない明るく活発な女の子ですが、小さなこころの痛みが、どんどん大きくなって行き、ますますお母さんが遠い所へ行ってしまうような気がします。
ある日、公園で大きな木の下に座っていると、一人の女の人に声をかけられ・・・・・・。

あ〜そういうことだったのか。
なんて素敵なお母さんなんだろうと涙してしまいました。

最後に出て来るシーボンのお嬢さん、つまりこの作品の作者さんのお顔も、おばあちゃんにそっくりですね。
命は、確かにつながっています。
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自信を持っておすすめしたい ぼくとポポフの距離感が素敵  投稿日:2015/10/01
ぼくとちいさなポポフ
ぼくとちいさなポポフ 作・絵: あきくさ あい
出版社: 教育画劇
ぼくとインコのポポフの日常が描かれています。

インコが好きで、相当インコを観察していた方の作品だと思いました。
インコの見せるかわいい仕草、習慣を見逃していませんね。

このぼくとポポフの距離感が素敵です。

ぼくがいかにポポフを愛しているかが、伝わってきます。

小鳥を飼っている方には、たまらなく共感できる作品なのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい あ〜、そうか〜って、前に戻り  投稿日:2015/10/01
おやすみ ペンギン
おやすみ ペンギン 作・絵: 浅沼 とおる
出版社: フレーベル館
これなあに?の、赤ちゃんクイズ絵本でした。
見開き右の出題は、???っていうものも多く、、開いて見開き左に答えが出ます。

あ〜、そうか〜って、前に戻り、出題の絵を見直しました。
ちゅうちゅうねずみさんは、ちょっと難しかったなぁ〜。
おつきさんにも参りました。

最後の出題で、この作品のタイトルの意味が、分かります。

かわいい、作品でした。
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自信を持っておすすめしたい 日々新しいものとの出会い  投稿日:2015/10/01
こぐまのトムトム ぼくのいちにち
こぐまのトムトム ぼくのいちにち 作・絵: 葉 祥明
出版社: 絵本塾出版
こぐまのトムトムくんのいちにちが描かれています。

生活の中に、音がたくさんあふれていることに気づかされます。

目で見えるもの、耳で聞くもの、触れて感じるもの。
子供たちの生活は、日々新しいものとの出会いであり、たくさんの喜びの積み重ねなんだと思います。

生活のスタイルが、身についてきているお子さんには共感の多い作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい このあたりで気づくべきでした  投稿日:2015/09/30
ペンギンサーカスだん
ペンギンサーカスだん 作: 斉藤 洋
絵: 高畠 純

出版社: 講談社
楽しいとは聞いていましたが、「ペンギン」シリーズ、ここから読みました。

も〜、やられた感いっぱい!

ものものしいペンギンサーカスだんの上陸から、長〜〜〜い行列の行進。
どんなサーカスを見せてくれるのか、ワクワクして読み進みました。
途中、とら・かめ・パンダがついて行くことに・・・・・・。
このあたりで気づくべきでした。

いや〜、とら・かめ・パンダは、???でしょうね。
でも、この作品の読者は、しっかりサーカスを見せてもらったことになるんでしょうねぇ(笑)。
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自信を持っておすすめしたい 満月の晩に降る雨は月のしずく  投稿日:2015/09/30
月のしずくの子どもたち
月のしずくの子どもたち 文: ローラ・クラウス・メルメッド
絵: ジム・ラマルシェ
訳: 灰島 かり

出版社: BL出版
表紙絵を見て、すぐ手に取りました。

農場で豊かな暮らしをしている老夫婦。
でも、彼らが望むものは、子どもでした。
ある春の夜、大きな満月の中屋根をたたく雨の音に、
「・・・・・・満月の晩に降る雨は月のしずくっていうじゃないか。きっといいことがあるにちがいないよ」
というおかみさんの言葉で、二人は外へ・・・・・・。
雨が二人に降りそそぎ、・・・・・・。

確かに、二人にとって、良いことが起きました。
12人ものちいさな赤ちゃんを草の中から拾ったのです。

二人の可愛がりようは、読んでいても目を細めてしまいます。
水の危険ん・火の危険・地の危険から、12人を守り抜く夫婦の様子を見て、子育てってこういう風にたくさんの試練を与えられるものだな〜って、しみじみ考えさせられました。

ある晩、やって来た高貴な婦人の使い。
12人の赤ちゃんと引き換えに宝石を提示するのですが、夫婦は、・・・・・・。

この後の展開が、そうだったのか〜、そうなのか〜と私を呻らせました。

エンディングが、ハッピーで読み終えほっとしました。

文章は長めですが、灰島先生の翻訳が、美しい言葉で連なっていて、このファンタジーの世界に引き寄せられ、あっという間に読み終えました。

読後今度は、表紙を開いて眺めましたが、夫婦の子どもたちを見つめる慈愛に満ちた表情がなんともいえず、絵も文章も訳も素敵な作品だったと再確認しました。
高学年から、お薦めの作品です。
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自信を持っておすすめしたい 流れ星の塊の崩れる音が綺麗です  投稿日:2015/09/30
ルナ おつきさんの おそうじや
ルナ おつきさんの おそうじや 作: エンリコ=カサローザ
訳: 堤 江実

出版社: 講談社
こんなお月さまもあっても良いな〜って、思いました。

主人公の男の子は、今夜が初仕事。
おじいちゃんとお父さんと、ボ^−ト(名前はルナ〔月の意〕)に乗り、海の真ん中へ。
そして、水平線から上がって来る見事な月。

三人は、この月に昇り、落ちて来てくっついている流れ星を掃き出す掃除を始めます。

お月様が、あんなに明るいのは、流れ星がにたくさん落ちてきていたからだっていう解釈も素敵ですね。

さて主人公の男の子が、大きな流れ星の塊を、優しくそうっとハンマーで、トンとすると、塊の崩れる音が綺麗でした。
リン ロン シャラン シャラララ ラララ キラ キラ ラララ・・・・・・。

しばらくこの音が耳から離れませんでした。

月の綺麗な夜に読みたい作品です。
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