TOP500

アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

  • Line
自己紹介
 
好きなもの
 
ひとこと
 

アダム&デヴさんの声

2321件中 831 〜 840件目最初のページ 前の10件 82 83 84 85 86 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 「せんせい」を科学するっていう感じで・・  投稿日:2011/03/09
せんせい
せんせい 文: 大場牧夫
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
 病院の先生はさておき、こどもたちが自ら「せんせい!」と呼び始めるのは、保育園・幼稚園に通うようなってからですね。

 春からこどもたちが行く保育園・幼稚園には、たくさんのお友だちと共に、先生が待っています。

 「せんせい」って、どんな人?っていうお子さん向けの作品です。
 “かがくのとも傑作集”の一冊と言うのも愉快です。
 「せんせい」を科学するっていう感じでしょうか。

 各見開き右ページに、”せんせいって、ときどき うまなんだよ”、そして次ページ左側にその先生の様子が描かれています。
 一見開き目の馬顔の先生から笑ってしまいますが、ページを捲って納得、な〜るほど!
 「せんせい」がオニだったりおおかみだったりと八面六臂の活躍にな〜るほどを連発。

 わたしのお気に入りは、“せんせいって、ときどき おきゃくさんだよ”です。
 せんせいがお仕事を離れての顔もまた素敵!

 ラストの総まとめのページも良かったぁ〜!
 読者を笑わせてくれる長先生の絵がまた愉快でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 「36」と言う数字は、フランス語では・・  投稿日:2011/03/09
36人のパパ
36人のパパ 作・絵: イアン・リュック・アングルベール
訳: ひろはたえりこ

出版社: 小峰書店
 タイトルに惹かれて読みました。
 ベルギー生まれの方の作品と言うことで納得。
 
 「36」と言う数字は、フランス語では「たくさん」の意味。
 それも「うるさいなあ」とか「さんざん」というように、あまり良くない方の意味の「たくさん」で使います。

 パパと二人きりでお家にいる日なのに、遊んでもらえない主人公のローラ。
 本の部屋へ行くと、古ぼけた木の箱の中から魔法の言葉が書いてあるものすごく古くて分厚い本と、魔法の杖と素敵な帽子まで出てきました。
 
 そして、このあとローラの願望全てを満たしてくれるパパがぞくぞく登場。
 さらに、みなローラに「遊びましょう」と詰め寄ってきます。
 「もうたくさんだわ!・・・」のローラの台詞が、タイトルに生かされているんですね。

 さしずめ、日本では“過ぎたるは、・・・”と言うところでしょうか。
 ローラの命令に最後まで従順なパパたちの様子も愉快です。 

 フランス語圏ならではのエスプリのきいたエンディングでした。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 気分が良いから無理して履きたくなっちゃい  投稿日:2011/03/06
ぼくのくつ
ぼくのくつ 作・絵: 松成 真理子
出版社: ひさかたチャイルド
 タイトルを見て、♪は〜るよ、来い、♪は〜やく、来い♪の歌を思い出し、扉絵のタンポポを見て、やはり春のお話かな?と思い読みました。

 おばあちゃんから、靴のプレゼントが届いた主人公の「ぼく」。
 はいてみたら、ちょっと大きかったけれど、「ちょうどいい。ぴったりだよ ママ。」って、嘘をついた。
 
 新しい靴で心も軽やか気分で、外を歩いてみたら、・・・。

 大き目の靴を履いたときのすぽすぽ感、わかります〜。
 でも、新しいって、気分が良いから無理して履きたくなっちゃいますよね。
 「ぼく」の嘘がわかっちゃう事件の後、新しい靴はちょっとだけさよなら。
 でもでも、ママさん、子どもの足ってすぐ大きくなるから、忘れないでね。

 いったん新しいものを目にすると、これまでのものがみすぼらしく見えて、愛着がどこかへっていうのもわかります。
 ママさんの素敵なアイディアで、古い靴はもう少しの間「ぼく」と仲良しでいられそうで良かったです。

 春にピッタリの作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 弾けて跳んでいるギャップが良かった  投稿日:2011/03/06
ぴょーん
ぴょーん 作: まつおか たつひで
出版社: ポプラ社
 こちらも支持者の多い作品ですね。
 『はじめてのぼうけん』シリーズ の1です。
 我が家は、息子が2歳になっていたので、どうかな〜?と思いながら読んだ記憶があります。
 
 表紙絵のかえるさんが、気に入ってしまって次へ進めませんでした。
 ひとしきり、親子でかえるさん談義をし、仕切りなおしで読みました。
 かえるさんの“ぴょーん”に大笑い。
 猫さん、犬さんまで来たら、“ぴよよよよーん”で爆笑。
 次からはページ送りを急がせて、かたつむりさんのところで一緒に「あめか・・・」といって笑っていました。

 ぴょーンの繰り返しなのですが、たて開きを有効に活用できている赤ちゃん絵本ですね。
 ははは、ぴょーん前の微動だにしそうも無い動物たちが、次ページで弾けちゃったみたいに、のびのび跳んでいるギャップが良かった。

 夫が帰ってきたら、この絵本を持ってぴょーんの説明を“2歳語”でしていました。
 夫は夕食をお預けで、息子に読んでやりながら「良い本を買ってもらったな〜」と恨めしそうに私を横目で眺めつつ、その後息子を何度も“ぴょーん”していました。

 10年も経っているんですね。
 絵本は、思い出のアルバムですねぇ〜。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい “ぽたあん”から大げさ気味にゆっくり・・  投稿日:2011/03/06
しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんのほっとけーき 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
 大人気のロングセラーですね。

 お子さんたちのリアクションが本当に良い作品なのでしょう。
 ママと一緒に作って、お友達と一緒に味わい、お片づけ。

 しっかり我が家の1歳当時の息子の心を掴んだのは、フライパンのズラ〜ッと並んだ、ホットケーキが焼きあがるまでのプロセスのページ。

 生地をフライパンに入れる“ぽたあん”から、大げさ気味にゆっくり読んだらうけちゃって、ケラケラケラケラがとまりませんでした。
 言葉が出る頃には、字は読めなくとも一人でこのページを開き指差し、「ぽたあ〜〜〜ん、どろどろ、・・・・」ってご満悦でした。
 
 インフルエンザで休校になった一昨年、“理科&家庭科の時間”と称してどんぶりプリン作りや、鰹節まみれのお好み焼きや、ミニホットケーキ10段重ねを作って親子で楽しみました。
 「小さい時、けっこうパン作りとかホットケーキづくりをやったよね〜」といいながら、5年生の息子とこんな風に楽しめたのは、この作品が初めてのお料理絵本だったからかもしれません。

 思い出のたくさん詰まった一冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい タカサキさんのいい加減さが好きかも!  投稿日:2011/03/06
こぶたのブルトン はるは おはなみ
こぶたのブルトン はるは おはなみ 作: 中川 ひろたか
絵: 市居 みか

出版社: アリス館
 “こぶたのブルトン”四季シリーズの春の作品です。

 こぶたのブルトンといたちのアンドレがトランプをしていると、だるまのタカサキさんがお花見に誘いに来ました。
 このタカサキさんというネーミングから爆笑。
 誰がいったいモデルなのかしらね?

 さて、誘われても、「はなみ?そんなのこどもは いかないでしょ」という鋭い突っ込みのアンドレ。
 本文では、“アンドレは ひんやり いいました”
 もう、この“ひんやり”という表現も愉快で愉快で。
 
 さて、お弁当と飲み物を用意してくれたタカサキさんと一緒にたかさきやま(このネーミングにもクスッ!)へ。
 花見客相手のお店が並んでいますが、タカサキさんは「みんな持ってきたから」と先を急ぎます。
 息子は、ビール売りのキリンさんの“っすか、すっかすか”語が気に入っていました。
 
 たかさきやまのてっぺんに到着したページの桜満開の色が優しくて、柔らかい春の風を感じさせてくれます。
 さてさて、場所探しを始めますが、タカサキさんのすることです。
 シートが敷かれた場所は、遠目に桜を拝めるようなところ。
 飲み物のメロンジュースはお茶ですし、・・・。
 へんてこな“お花見出張サービス”のおねえさんたちに見とれていたら、・・・。
 もうこの後のタカサキさんのお弁当の中身に、親子でひっくり返ってしまいました。
 これじゃあ、ブルトンもアンドレも食べなくて正解だったかも。
 でも、このタカサキさんのいい加減さが好きかも!

 終盤のシャボン玉と桜って合うかもねぇ〜って、思いました。
 ラストのタカサキさんの「・・・こんなこともあろうかと・・・」発言には、「おい、おい、・・・。」と息子が突っ込んでいました。

 タカサキさんの“はちゃめちゃさ”を理解できる小学低学年頃から楽しめる作品じゃないかしら。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい な〜るほど、誰も教えなくとも・・・  投稿日:2011/03/06
なーらんだ
なーらんだ 作・絵: 三浦 太郎
出版社: こぐま社
 知り合いのお子さんの1歳のお誕生日にと、絵本を選んでいます。
 こちらで評価の高いこの作品を図書館で見つけ借りてきました。

 な〜るほど、誰も教えなくとも、息子も遊びながらおもちゃを整然と並べる作業をしたり、かき混ぜたりお話させたり、そしてまた並べたりを繰り返していましたっけ。

 三浦先生がおっしゃるように、並べるという行為は、教える事ではなく、初めから人間の体の中にあるものなのかもしれませんね。

 この絵本を通し、赤ちゃんたちが自分たちのしていた行為が“ならべる”という行為なのだと理解できる事でしょう。

 バラバラに散らばっているありさん・とりさん・クレヨンたちが、各次ページで綺麗に並んでいる様子は、大人が見てもなんかスッキリ、時にクスリとしてしまいます。

 たくさんある“なーらんだ”の中で、ラストの“なーらんだ”がお子さんは大好きでしょうね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 歯が生え始めたお子さんと・・・  投稿日:2011/03/06
ももんちゃん あーん
ももんちゃん あーん 作: とよた かずひこ
出版社: 童心社
 もうすでに大きくなっていた息子ですが、わたしがももんちゃんの魅力にまいっているのを知っていて、この作品が出たときにも教えてくれました。

 タイトルと表紙絵を見て???でした。
 ライオンさん親子と向き合い、お食事しているももんちゃんが可愛い〜♪
 ライオンさん親子のお食事の音“ガツガツ ガツガツ”“カツカツ カツカツ”に、ん〜肉食系だもんね〜って、納得。
 そのあとのあかちゃんライオンの「あ〜〜〜〜〜ん」に???
 そして、次ページで笑いました。
 
 ところが、お話はまだ終わりません。
 ももんちゃんのあーんを見つめるライオンさん親子の優しい表情。
 ももんちゃんのお口の中に発見したものが、・・・。

 息子の口の中に歯を発見した時の記憶が蘇ります。
 息子がきょとんとしてるのに、ははだけ随分喜んだような。
 体重・身長が伸び悩んでいただけに嬉しかったのかな〜。

 歯が生え始めたお子さんと楽しく会話をしながら読める作品だと思います。
 パタリと閉じて、裏表紙もほのぼのシーンですよ。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 字を書けないお子さんも絵手紙で・・・  投稿日:2011/03/05
もりのてがみ
もりのてがみ 作: 片山 令子
絵: 片山 健

出版社: 福音館書店
 雪がちらついていたって、暦の上ではもう春がそこまできているから、気持ちはルンルン♪
 この作品が読みたくなりました。

 寒い寒い冬の日。
 外で遊べないひろこさんが、ともだちに手紙を書いています。
 
 “・・・森にすみれが咲いたら もみの木の下で 待っています。”
 と結ばれた素敵な手紙ばかり。
 いろんな友だちがいる事も、一通一通書いては森のもみの木にさげに行く様子で解ります。
 秋まで森の中で、ひろこさんがどんなに楽しくみんなと遊んでいたかが解ります。
 冬でも、緑濃く茂っているもみの木に吊リさげられるたくさんのカラフルな手紙。
 すっぽり雪をかぶっても、もみの木の裾枝には手紙が下がり綺麗です。

 私のお気に入りは、みんなからのお返事が届いた朝のページです。

 お手紙書きって良いですねぇ〜。
 あったかくて、書いた人のぬくもりを感じます。
 字を書けないお子さんも絵手紙で大好きな人に出してみては如何でしょうか。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 「一番」って、単語は何時何処で獲得?  投稿日:2011/03/05
ぼくがいちばん!
ぼくがいちばん! 作・絵: ルーシー・カズンズ
訳: 灰島 かり

出版社: 岩崎書店
 ルーシー・カズンズの作品では、メイシーちゃんシリーズでお世話になりました。

 主人公のいぬくん。
 ぼくって、なんでもいちばんなんだ。
 と、
 冒頭から言い切ります。
 
 凄いな〜、子どもって自信のかたまりだぁ〜。
 子どもの数も少ないし、周囲の大人は関心満々で見つめ褒め称えちゃいますものね。
 「一番」って、単語は何時何処で子どもは獲得するのでしょう。
 やはり、大人が教えちゃっているのかな?
 息子が1歳半くらいのときに近所の子と遊んでいたら、その子のお母さんの口からとっさに出た言葉が、「○○ちゃん、△△くんに負けてるじゃ〜ん。頑張れ〜!」
 思わず虚を突かれ、ビックリ!
 そっか〜、○○ちゃんは三人兄弟だもんな〜。
 比べる・競うって言う事が、生活の中にあるんだな〜って思いました。
 
 さて、いぬくんの都合の良い比べっこに、おともだちはつまんなそう。
 ところが、もぐらくんの一言から、みんないぬくんの敵うないことを持っていることを言い出すと、ズズ〜ンと落ち込むいぬくん。
 このいぬくんの高揚していた気分が、沈んでしまうところがちょっと愉快、そして可愛そうに思えてきます。
 ラストがとっても良かったぁ〜。
 みんな“いちばん”があるって小さい読者さんたちも気づける事でしょう。
参考になりました。 0人

2321件中 831 〜 840件目最初のページ 前の10件 82 83 84 85 86 ... 次の10件 最後のページ

人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット