話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

TOP500

アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

  • Line
自己紹介
 
好きなもの
 
ひとこと
 

アダム&デヴさんの声

2321件中 981 〜 990件目最初のページ 前の10件 97 98 99 100 101 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 「ほ ほ〜〜〜」と唸ってしまいました  投稿日:2010/12/11
しっぽのはたらき
しっぽのはたらき 作: 川田 健
絵: 薮内 正幸

出版社: 福音館書店
 ”はじめてであう科学絵本”シリーズの一冊です。

 表紙絵から、扉絵を飛んで、本文とお話が繋がっています。
 表紙絵の尻尾は誰の?
 その答えが見開き左ページに、そして、右にまた新しい尻尾が見え、誰の?と次ページへ続きます。

 写真と見まごうばかりのリアルな描写の動物たちに、お子さんも興奮するのではないでしょうか。
 
 私たちにもはや無い尻尾は、不思議な存在ですね。
 子犬や子猫のような身近な生き物に触れる機会があると、どうしてもさわってみたくなっちゃいます。

 動物の暮らし方の違いによって、尻尾の働きが違うんですね。
 親子で、「ほ ほ〜〜〜」と唸ってしまいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 「ぱたぽん」の名は今でも息子の記憶に・・  投稿日:2010/12/11
まりーちゃんのくりすます
まりーちゃんのくりすます 作・絵: フランソワーズ
訳: 与田 凖一

出版社: 岩波書店
 1897年フランス生まれのフランソワーズ・セニョーボさんの作品です。
 フランスの出版社に勤務後、アメリカ留学、後にニューヨークの出版社に勤務し、たくさんの作品を残された方です。
 
 この作品の原題も“ノエル(クリスマス)”を用いていて、南フランスの農場での暮らしのゆったりのどかな風を感じる作品ですね。

 夢見る夢子さんのようなノエル前のプレゼントに夢を馳せるまりーちゃん。
 一方、木靴を持たずプレゼントを期待できずにいるひつじのぱたぽん。
 どこまでもどこまでもプレゼントへの夢が広がり、ぱたぽんの悲嘆の声が聞こえていないようないるようなまりーちゃんとの平行線的な会話が愉快です。

 お話の閉じ方は“めでたし”ですが、フランス少女のノエル前のワクワク感が可愛らしく描かれた作品です。

 エッツの「わたしとあそんで」・マーガレット・ワイズ・ブラウンの「せんろはつづくよ」の翻訳も手がけられている与田準一先生の素敵な訳が、この作品を奥行きのあるものにしていると思います。

 ひつじの名前の「ぱたぽん」は今でも息子の記憶に残っているそうです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 遠い昔の私の子供心を起こしてくれるような  投稿日:2010/12/10
クリスマスの人形たち
クリスマスの人形たち 作: ジョージー・アダムズ
絵: カーチャ・ミハイロフスカヤ
訳: こだま ともこ

出版社: 徳間書店
 表紙絵に言いようもない懐かしさを覚えました。

  むかしむかし、はるか遠くの国のおはなし。

 の、書き出しで始まるこの作品。
 とってもクリスマスにふさわしい素敵なお話でした。

 遠い昔に眠らせてしまっっていた私の子供心を起こしてくれるような、読んでいる自分がしっかり子どもの頃の無我夢中さで、お話の中に入り込んでしまっていました。

 人形作りのベーチャさん。
 木製の素晴らしい人形を作ります。
 心を込めて削られ彫られた人形は、喜怒哀楽の感情を持ついわばハートのある人形ばかり。

 そんな人形を連れて毎年クリスマスに人形芝居を、町の子どもたちに広場で披露していたベーチャさんなのですが、今年は病気になってしまい行けそうにありません。

 がっかりする人形たちの前に、親切な魔法使いが現れ、素敵な呪文をかけてくれました。
 夜中の12時まで、手足も口も自由に動かす事ができるようになり人形たちは町の広場へ、・・・。


 人形たちだけの人形芝居も楽しいのですが、その後の人形たちの小さな諍いにハラハラさせられ、特別なクリスマスの夜を一緒に過ごした気分になれました。

 絵を担当された多彩なミハイロフスカヤさんの作品にもっと出会いたいと思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 「心のうちの祝福」をお伝えしたい  投稿日:2010/12/10
クリスマスの大そうどう
クリスマスの大そうどう 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
 夫婦でまたもや大爆笑でした。
 
 この時期、にわか信者が増えるキリスト教。
 クリスマスのガーデンイルミネーションのゴージャスさに、「あちらは、宗旨替えをなさったのかしら?」なんて意地悪なことも言ってみたくなるお宅もたまに見かけます。

 さて、主人公のメリウェザーさん。
 窓の縁取りに飾った、たった一本の豆電球のコードのささやかなクリスマスディスプレーに、嫌な事をいう人もいるもんですねぇ〜。

 誰に見せようと言う気もなく、「イエス様ご誕生のお祝い」の気持ちで家族で飾っていたものが、隣人クラックさんの一言で、自宅のイルミネーションが見られている事を意識してしまったのか、はたまたクラックさんへのつまらぬ対抗心からか、メリウェザーさんがガーデンイルミネーション作りにのめり込んで行きます。

 どれだけのめり込んでいくかは、読んでのお楽しみと言う事で、・・・。

 クリスマスの過ごし方を改めて気づかされるようなお話でした。
 目に見えるものでではなく、目に見えない「心のうちの祝福」をお伝えしたいものですね。

 夫婦で大笑いの姿を見た息子が、呆れ顔でこの作品を一人読み、私たちの笑いにやっと追いつき、「この懲りようが、怖いねぇ〜!ちちもこんなことやりそう〜!」と再びカラカラと笑っていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい けんちゃんの唱えに合わせるように・・・  投稿日:2010/12/10
ころんだのだあれ?
ころんだのだあれ? 作: 垣内 磯子
絵: 田中 清代

出版社: 鈴木出版
 表紙絵を見て?
 どういう組み合わせの4人?
 タイトルも?

 開いて読んで納得しました〜!
 お風呂の中の100を数えるのは長いですもんね。
 私もしました。
 だ・る・ま・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ ×10回

 主人公のけんくんは、だるまさんだけじゃつまんないと、10文字になるものをあれやこれや考えて唱えます。

 湯船の中のけんちゃんの唱えに合わせるように、次ページでタイミングよく転んでいるだるまさんやてんぐさんにお子さんも笑い出すでしょう。
 
 だるまさんの“ころん”はわかりますが、てんぐさんの“ころん”には大笑いでした。
 丸見えのパンツがピンクなんですもの。

 2歳からお勧めとありますが、絵を怖がるのではと思いました。
 が、読んでみて、お話の愉快さから大丈夫だなと思いました。

 私の小学生の頃、同級生にフルネームが平仮名で十文字の男の子がいました。
 路地や空き地遊びの時の数かぞえは、彼の名前をみんな大声で叫んでいました。
 彼のお母さんの耳にも届いていたと思うのですが、・・・、ごめんなさい。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ズボンだってクリスマスが好き!  投稿日:2010/12/09
ズボンのクリスマス
ズボンのクリスマス 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
 クリスマスの三つのおくりものセットの中の一冊です。
 
 このお話は、長男のもっくんが主人公。
 おじいちゃん・おばあちゃんの家でのクリスマスパーティーに出かけるというのに、もっくんたらズボンもはかずに遊びに夢中。
 ありました、ありました。こんな場面。
 うちの息子も夢中になると、な〜んにも聞こえなくなっちゃう耳の持ち主。
 出かける前に、これをやられちゃうとホント困りました(笑)。

 さて、両親も姉・妹も家を出たというのに相変わらずのもっくん。
 そしたら、ズボンがもっくんの背中をつつき、・・・。

 クリスマスパーティーが楽しみで、逸る気持ちからか駆け出してしまうズボンの元気の良い動きと、慌てて追いかけるパンツ一丁のもっくんの表情が愉快です。
 
 ラストのおじいちゃんにもたれてはにかんでいるもっくんが可愛いですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい いつも いっしょに いたい  投稿日:2010/12/09
ぼくだけのおにいちゃん
ぼくだけのおにいちゃん 作・絵: 福田 岩緒
出版社: 文研出版
 可愛らしい兄弟愛のお話でした。

 主人公の男の子にとって、お兄ちゃんは絶対の存在なんでしょうね。
 いつもいっしょにいたいと思うのでしょう。
 こういう時期の弟は、ちょっとうるさいけれど、可愛くも思えたりして、お兄ちゃんとしてはまんざらでもなかったりして。

 両親とは違うかかわり方をしてくれる兄は、弟にとっては大好きな存在なんでしょうね。

 でもでも、もうちょっと大きくなるとお兄ちゃんも可愛いとばかり思っていられない事態も起こったりするかも。

 お兄ちゃん、安穏としていられなくなりますよ〜(笑)。
 

 テレビでおばけの映画を見た後の、お兄ちゃんの言葉に大笑いしました。
 この兄弟が住んでいる町内の様子がわかる描写も素敵でした。
 勿論、見返しの地図も楽しく見ました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 遺言状を残そうとするライオンくん  投稿日:2010/12/07
ごきげんなライオン すてきなたからもの
ごきげんなライオン すてきなたからもの 作: ルイーズ・ファティオ
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 今江 祥智

出版社: 佑学社
 図書館で発見。
 絶版本でした。
 1970年初版で、日本では1978年初版のようです。

 開いて驚き、カラーです。
 
 ひんやりした春の朝。
 ごきげんなライオンくんの友達が集まって来た。
 その中のりすが言い出した。
 「ねえ、ライオンくん、遺言状を書いたらどう?」

 もう、ここで大笑い。
 この後も続く遺言状書きを勧められた理由を読み、真顔に戻り「ん〜、そうかも」って納得してしまいました。

 ライオンくんが奥さんと、あれやこれやと身の回りの恵まれた環境を友達に分けてやろうと考えていたら、割り込んできたからすの発言にまた笑いました。

 フランソワくんの助言で知らされたライオンくんが持っている「秘密の宝物」。
 ところがなんと、ライオンくんはそれに気づきません。
 そうこうしているうちに、友達同士が言い争いを始め、・・・。

 “ごきげんなライオンくん”シリーズの中でも、文が長めな作品ですが低学年からであれば、この作品の意図するところを読み取れると思います。
 親御さんに読んでもらうのも良いかもしれません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい なんて、素敵なおばさまなんでしょう!  投稿日:2010/12/07
どろんこのおともだち
どろんこのおともだち 作・絵: バーバラ・マクリントック
訳: 福本友美子

出版社: ほるぷ出版
 「ないしょのおともだち」が“静”をイメージする作品だとすると、こちらは“動”をイメージする作品でした。

 主人公のシャーロットちゃんは、自然環境に恵まれたところに住んでいるとっても元気な女の子。
 子どもの持って生まれた個性は多種多様で、周囲の人間が矯正できるものではありませんね。
 ましてや幼い頃というのは〔生きている躍動感〕いっぱいで、「この子は、こういう性質に生まれてきたんだなぁ〜」と見守るのが精一杯。

 アウトドア派のシャーロットちゃんに届けられたエズメおばさまからの贈り物。
 なんと、お人形!
 綺麗な絹のリボン・レースがたくさんついたリネンのドレス・袖口もフリフリ。
 シャーロットちゃんとこのお人形のミスマッチに爆笑です。
 そして、シャーロットちゃんが、このお人形とどんな付き合い方をするのか、ドキドキしました。
 
 私の想像を上回る激しいシャーロット式遊び方にお供するダリア(お人形の名前)の変わっていく姿に、「もうすぐエズメおばさまが来るのに、どうしましょう」と本気で心配しました。

 そして、変わり果てたダリアを抱き上げ、口にしたおばさまの言葉に絶句。
 なんて、素敵なおばさまなんでしょう!
 とっさに、こういう“子どもの心”に近づき、言葉を選び話せる“人間としての品の良さ”に感動しました。

 確かに、シャーロットちゃんはダリアとお友達としての距離はうんと縮めていましたものね。
 変わり果てたダリアの姿は、シャーロットちゃんに愛されたあかしなのですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 卒業する子どもたちへのはなむけになる作品  投稿日:2010/12/05
ほしをめざして
ほしをめざして 作・絵: ピーター・レイノルズ
訳: のざかえつこ

出版社: 岩崎書店
 息子の小学校の図書ボランティアでは、来年3月の卒業に向け、“春休みに卒業生に薦めたい作品”のリーフレット作りの準備中です。

 司馬遼太郎の「二十一世紀に生きる君たちへ」や村上龍の「新13歳のハローワーク」・池田晶子の「14歳からの哲学」もいいなと考えていましたが、絵本にもこの後も触れて欲しいという気持ちから、「100万回生きたねこ」(講談社)や「きみの行く道」(河出書房新社)も候補に考えています。

 この作品も出会い、即 候補にあげたいと思いました。

 私たちの毎日は、旅のようなもの。
 でも、道しるべが、あちこち 向いている時は、どの道を 行けばよいのでしょう。

 という、これから一人で人生の道を選択し、多々の問題にぶつかりながらも進み、歩んで行かなければならない子どもたちへのはなむけになる作品だと思います。
 卒業時には感じるところがなくとも、中高生となりさらには成人した後も感じ入るところが多く勇気付けられる作品だと思います。

 個人的には、主人公が助けられる存在に出会うばかりでなく、自らもうさぎを助けるページが好きです。

 終盤、一人一人の旅(人生の道)はそれぞれで、見上げる空に輝いて見える星もそれぞれ。
 そして、この旅は“その人だけのかけがえのない旅”で、星をみあげつつずっと続くものなんだ、という結び方が素敵でした。
 
 大人の方も、一度開いていただきたい一冊です。
参考になりました。 1人

2321件中 981 〜 990件目最初のページ 前の10件 97 98 99 100 101 ... 次の10件 最後のページ

2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

出版社おすすめ

  • ねこはるすばん
    ねこはるすばん
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもったら、? 留守番の間に、こっそり猫の街にでかけて
  • はいるかな
    はいるかなの試し読みができます!
    はいるかな
    出版社:ニコモ ニコモの特集ページがあります!
    コンプレックスは長所だ!動物たちは、その特徴を使って ボールを入れることが出来るかな?

全ページためしよみ
年齢別絵本セット