|
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
「ウイミックス」というちっちゃな木のこびとたちのお話。 彼らは、エリという彫刻家によってつくられ、みんなは同じ村に住んでいました。
ウイミックスは、きんぴかのお星さまシールとみにくい灰色のだめじるしシールをもっていて、お互いにそのシールをくっつけあって暮らしていました。 ある日、灰色シールばかりを貼られたこびとが、その作り主 エリに会いに行き、「他人の評価は問題じゃない。 おまえのことを大切に思っているよ。」 と諭されます。その言葉を信じ、自分に自信を持てるようになったとき、彼のだめじるしシールがぽろりと地面に落ちました。
表紙の絵を見て、「ピノキオ?」を想像してしまいましたが、読み終えたときは、『目から鱗』って感じで・・・。
この本は、キリスト教の伝道図書(?)を多く出版されている「いのちのことば社」のものと後々知ったのですが、宗教色も色濃くなく、ノンクリスチャンの方にも、その内容に、充分考えさせられる一冊だと思います。
大人の方には、モノトーンの小さな絵本 「たいせつなきみ Ciassic 」の方もお薦めです。 (かざぐるまさん 30代・ママ 男の子10歳、男の子8歳)
|