|
関連するスペシャルコンテンツ
![](/reviewcontest/_img/nvCMS_Review_Festa_No0000245_174146.jpg)
【結果発表】自由研究にぴったり!夏休みのおたすけ絵本
|
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
巣箱は、ひとが作った鳥の家です。小動物のすみかである森が減っていくなか、巣箱をかけることは、簡単で身近な自然保護と言われています。素材も、かたちも、大きさもいろいろ。その巣箱、もとはドイツの貴族の男性がはじめたことを知っていましたか? 日本ではまだあまり知られていない巣箱の起源と、その楽しみ方を描いたノンフィクション絵本。巻末に豊富な写真の入った解説つき。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
今話題のヒアリの女王アリは、たった一匹で
繁殖するために飛んで移動するそうです。
風に乗ると10kmも遠くまで。そして卵を産み、
巣を広げ、人間の生活を脅かすといいます。
こうなると子を持つ親としては、アリを見るのが
とても恐ろしく、身近にいるアリすべてを
駆除してしまいたくなるところです。しかし、
繁殖力の強いヒアリも、女王アリたった一匹の時には、
在来種のアリに殺されてしまうのだとか。
この話をテレビで見たとき、衝撃を受けました。
今まで価値を感じず、むしろ庭に巣を作るアリを
邪魔にすら思っていたのに、もしかしたら我が家の
守り神になるのかもしれない。
ベルレプシュ男爵の鳥たちも最初は皆に邪魔に
されたのではないでしょうか。糞や病気や匂い…
鳥にまつわる迷惑なこともあるかもしれませんから。
でも、ハマキムシの幼虫の一件で、人々は鳥の
存在価値を知ったでしょう。そして鳥を呼ぶ巣箱の
大切さを。
人は、何かが起きなければ本当の価値を見いだせない
事があります。だからこそ、注意深く命の大切さを
考える必要がある。巣箱を置くだけでなく、自然に
暮らせる環境を守って行くことも考えなくては
いけないですね。 (あおパンダさん 30代・ママ 男の子5歳)
|