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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

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われた たまご フィリピン民話

われた たまご フィリピン民話

  • 絵本
作・絵: 小野 かおる
出版社: 福音館書店

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※レビューの一部は、『月刊こどものとも 1972年8月号』につけられたものですが、2024年4月刊のこちらの『われた たまご フィリピン民話』に転載させていただいております。

作品情報

発行日: 2024年04月03日
ISBN: 9784834014563

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
判型:194×268mm ページ数:28ページ

この作品が含まれるシリーズ

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出版社からの紹介

ミフウズラの夫婦が大切にしていた卵が割れていました。そばにウマの足跡があったので、夫婦はなぜ巣を踏んだのか理由を聞きにウマのところにいきました。ウマはニワトリが騒いだせいだといい、ニワトリはサルがヤシの実を落としたせいだといいます。サルからスイギュウ、ヘビ、カメ、ホタル、カ、そして……。次々追いかけて原因を積み重ねていく、昔話らしい楽しいお話。フィリピンのルソン島に伝わるお話です。

ベストレビュー

つみあげうた(きりなしうた)?

フィリピン民話。
ミフウズラの夫婦の留守中、巣の中の卵が割れていたのです。
そばには馬の足跡。
早速夫婦は原因究明に出かけます。
ところが、馬はニワトリに驚いて、ニワトリはサルの落したヤシの身に驚いて、と、
皆他の原因が明らかに。
その様子が、いわゆるつみあげうた(きりなしうた)?で展開していきます。
最後は人間の子ども、ユアンにまで行き着きますが、
彼の理由には、こちらまで納得でしょうか。
それでも、夫婦まで納得してしまうのにはびっくりですが、
昔話らしい大らかさがいいですね。
動物たちの様子が生き生きと描かれ、フィリピンらしい家々の様子など、
絵もたっぷりと楽しんでほしいです。
(レイラさん 40代・ママ 男の子21歳、男の子19歳)

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