
昔あるところに小さな女の子がいました。薔薇の木よりも小さい女の子。 でも、少しずつ大きくなって、色々なことが少しずつできるようになっていきました。
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小さな小さな女の子は、近所のだれよりも小さいのです。ところが、だんだん大きくなって、自分より小さなものが増えてきます。お友達とも同じくらい大きくなります。そして、女の子の家には、小さな小さな男の赤ちゃんが生まれ、お姉さんになります。
ストーリーは、とてもシンプルです。絵もシンプルに、ピンク、きみどり、白、黒で描かれていてます。とても繊細でかわいらしい絵です。
はじめは、本当に小さくて頼りなさそうだった女の子の表情が、次第に自身に満ちた表情に変わっていきます。
女な子の成長を、見守り暖かい気持ちになります。
また、子供自身が持つ、成長する力のようなものを感じます。
(ほかほかぱんさん 40代・ママ )
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