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お腹を痛がっていたゆたかが、夜になって高熱を出し、救急車で病院へ運ばれた。母親が心配する中、お医者さん、看護師さんは冷静に対処していく。X線検査、血液検査を経て、盲腸炎とわかり、緊急手術へ。手術の準備が整えられ、手術はどんどん進んでいく。 実際にはなかなか体験することのない緊急事態の様子を克明に描く1冊。その緊迫感に時代を超えて、子どもたちの支持を得ているリクエストの多い傑作です。
いつも読んでいる絵本とはひと味ちがう絵本でした。
表紙を見て、そして「よるのびょういん」というタイトルを見て、息子が借りたいと図書館で選んだ本です。
夜中に、ゆたか君という男の子がお腹が痛くなってしまいます。その後の病院に行くまで、そして病院に着いてから、お医者さんたちの対応、手術の時間、その時のお母さん、お父さんの心境や行動、様々な事が
同時に慌ただしく行われている姿。終始緊張感があふれ、読んでいてドキドキしていました。
なるべくなら救急車のお世話にはなりたくないけれど、自分の家族に急な病気などなったら自分はどう対応できるかな、と感じたりもしました。 (おうさまさん 30代・ママ 男の子4歳)
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