てのひらを たいように(フレーベル館)
歌うと元気が湧いてくる!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
並び替え
4件見つかりました
えほん遠野物語シリーズ。 遠野物語は伝承ですが、妙にリアリティがあるのが奥深いです。 ごんげ様とは、神楽舞いに使う木でできた頭(かしら)。 お神楽の組ごとに違うごんげ様があるだけに、実にいろいろなエピソードがあるのですね。 火を消す様子など、その有様が浮かび上がります。 なかでも、ごんげ様同士のケンカはすさまじいです。 片耳が咬み取られるという決定的証拠が残っているのですから雄弁です。 妖怪などの絵が多い軽部武宏さんの絵が、迫力満点です。 もちろん、京極夏彦さんの語りも、淡々とした中に、冷気を感じます。
投稿日:2022/03/22
ごんげ様とは、神楽舞いに使う木でできた頭のことである。 獅子舞の頭に似ているが、少し違う。 お神楽の組ごとに、それぞれのごんげ様をもっている。 ごんげ様には、霊験がある。 頭痛持ちの子供の頭を咬んでもらうと、痛みが治まる。 ごんげ様は、火事を防いでくれる。 ごんげ様は、他のごんげ様と一緒になると喧嘩をするのが 凄く迫力があってすさまじいものでした。片耳が、咬み取られる までやり、とられた方か負けである。 耳を取られても御利益は、衰えず、やはり飛び回って火を 消してくれる。今も遠野には、片耳のないごんげ様がたくさん 残っている。
投稿日:2019/05/18
獅子舞のように見えるのですが、獅子舞とは違うごんげ様。 見た目が怖い感じに作られているところに、荒ぶる様子が表現されており、遠野の人達にとって、土着の神のような存在であることが感じられます。 霊験があり、火事からも守ってくれる神の使いとして相応しい存在ですが、意外と荒くれな面もあるというところに、人間らしさもあると感じられました。
投稿日:2018/12/18
「ごんげ様」というのは遠野の地でよく行われる神楽の舞に使う木でできた(獅子舞のお獅子様に似た)頭のことだそうです。 遠野ではたくさんの地域でつくられていたらしく、紹介されている「ごげん様」の顔は地域性に富んでいて全部同じでないところが良いです。 これはほかのシリーズ同様に「遠野物語」の中から「ごげん様」にまつわるお話をショートショートでまとめてあるので、とても読みやすかったです。 「ごげん様」同士をそばに置くとけんかしてしまうから、片耳の取れた「ごげん様」が今でもたくさん残っているんですって。 遠野にはロマンがあります。 お獅子様とは違う、「ごげん様」に私も会ってみたいです。 こわ面白い話が多くて、絵も大きくて見やすいので、小学校4,5年生くらいから読み聞かせにもお薦めします。
投稿日:2018/07/03
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索