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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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秋 著:かこ さとし
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2021年07月29日
ISBN:9784065239629
評価スコア 4.67
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  • かこさとしさんの熱い思い

    かこさとしさんの没後に発見された作品、構想から68年もの長期間に自身で加筆、改定されつつ、公表されなかったこの作品は、自分の知っている作品とは異質でありながらも、事実を見つめる眼としての根幹を見たような気がしました。
    実りの秋という、かこさんの大好きな季節でありながら、つらい思い出も同時に思い起こさせる季節は、戦争の残忍な事実も秘めていたのです。
    敵機に撃ち落とされた戦機から脱出した兵隊の、パラシュートが開かずに地上に落下していく様子を見てしまった衝撃が、その当時の記憶をも繋げて忘れることのできない重さになっているのでしょう。
    食糧難のこと、自分が盲腸手術で苦しんだこと、担当医に召集令状が来たこと、その医師が戦士したこと等が次々と蘇ってくるのですね。
    悲しみ苦しみの、戦争の記憶の連鎖が、心の傷として、癒えることはないのでしょう。
    この作品は、コロナ禍という時代背景で世に出されました。
    その作品を、ウクライナへのロシア軍の軍事侵攻という、重苦しい世情の中で手にしていることの意味を感じています。

    投稿日:2022/11/14

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  • 出版されたことに感謝

    亡くなられたかこさとしさんの未発表の作品です。
    作品を整理していて発見されたそうで
    そもそもは紙芝居として製作され
    のちに絵本化に動いていたものの
    発表されずにいたそうです。
    そういったいきさつが書かれている
    娘さんのあとがきも、興味深いです。

    お話は
    かこさんの戦争体験を主にしたお話で
    淡々と描かれていながら
    ひしひしと迫るものがあります。

    素直に「読んで」とひとに薦めたくなる(薦めるべき)
    一冊です。

    投稿日:2022/05/02

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  • かこさとしさんは たくさんの本を届けてくれました

    だるまちゃんシリーズは子どもたちが大好きな本です
    どろぼうがっこうの絵本などたくさん読んでいます

    「秋」 この絵本は 長女の鈴木万里さんが 2021年7月27日出版してくださいました

    かこさとしさんが1944年 日本が戦争をし終戦する1年前の秋のことです
    秋の季節が大好きだった かこさとしさんは 18才で軍需工場で戦車の部品などを作る仕事をしていたのです
    そこで 盲腸炎になった体験が書かれています
    戦争は 食べるものもなく かぼちゃを栽培して食べ物を作ったりみんなが大変な苦労をしたこと 病院の先生に手術してもらったこと   戦史した人々のことなど 悲しいことがたくさんありました!

    そして 戦争が終わった後も 戦争のない 大好きだった秋のことを思いつつ絵本を書かれいたのですね
    この「秋」の絵本は 万里さんが 出版してくださいました

    今はコロナで世界中が大変です! 
    しかし 戦争は人間が殺し合う悲しい事実です(戦争のない世界を!願いつつ・・・)

    地球上に生きる私たちは 今 地球温暖化の問題も大きいです
     
    科学が発達し発展し・・・・
    しかし  人間が便利さを追求し 世の中が便利になった産物でもあるような・・・・

    この本を読んで これからの 地球のこと 宇宙のことなどをいろいろ考えさせられました

    投稿日:2021/11/29

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  • 「敗戦のとき、僕は十九歳でした。」
     こんな書き出しで始まるのは、絵本作家かこさとしが子供たちに残したメッセージ『未来のだるまちゃんへ』の「はじめに」の文章です。
     その文章の中で、かこはかつて軍人を希望しながらも近視が進んでなれず、一方で軍人を志した同級生の多くが戦死し、絶望の淵にあったことを告白しています。
     そんなかこを救ったのが、子供のためにできることをしようと決意したことだったのです。
     かこは、昭和二十年から自身の人生が始まったのだといいます。

     この絵本は、「ちいさいときから、秋が大好き」だったかこが昭和28年に描いた作品です。
     タイトルの「秋」には、かこには珍しくピンクのクレヨンが使われていました。
     そんな色やタイトル、あるいは書き出しの秋の魅力を描いた数ページとうってかわって、この作品は戦争への嫌悪を描いた、かこの思いが強く出た反戦絵本といえます。
     敗戦間近の19歳の秋、かこは盲腸炎で入院をしていました。
     そこで、お世話になった医師が軍隊に召集され戦死することやアメリカの戦闘機と戦った負けた日本兵が落下傘が開かず墜落する様などを体験します。
     かこは思います。
     「青い空や澄んだ秋晴れは、戦争のためにあるんじゃないんだ。」と。
     最後のページには、戦争のない秋に咲く美しい秋桜が描かれています。
     それこそが、かこが願った世界でした。

     絵本の最後に、かこの長女である鈴木万里さんがこの作品の出版にいたる経緯を記しています。

    投稿日:2021/11/21

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  • 親子で一緒に読み考えたい。

    かこさとしさんの絵本は、子供が幼児期から親子でたくさん読んできました。
    素朴で味のあるイラストと時代が変わっても根本的なことは変わらないのだと感じさせてくれるストーリーに、親子で楽しんできました。
    こちらの本「秋」は、戦争のお話です。
    かこさとしさんが子供達に今を生きる未来を担う私達に伝えたかった内容でしょう。
    戦争経験者が少なくなった現代だからこそ、こういう本は読んでいかなければならないのかも知れません。

    投稿日:2021/08/01

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