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6件見つかりました
”この物語は、善良なマルシュカと、意地悪なホレナと継母の、理不尽なまでの不平等を「超自然の力=十二の月たち」が正すという、民話普遍のテーマで描いています。”とありました。十二の月たちのお陰で、心の優しいマルシェカは、家も、子牛も、小さな畑も残され、いつまでも幸せに暮らしましたというお話でした。
投稿日:2018/12/03
暗い色使いにもかかわらず、あたたかい雰囲気のする表紙に惹かれて、図書館で借りてきました。 このイラストを描いたのは出久根育さん。ブラティスラヴァ世界絵本原画展にてグランプリを受賞したことがある方だそうです。 継娘マルシュカがいじわるな母娘に無理難題を押し付けられるというスラブ民話。 ある寒い冬の日、マルシュカは森でスミレを摘んでくるようにといいつけられます。山の頂上にはたき火を囲んで座る、12人の男たち。男たちの力を借り、マルシュカはスミレを摘んで家に帰りますが…。 シンプルなお話ですが、その中に道徳的な教えや自然の厳しさが描かれています。分かりやすい内容なので、読み聞かせにもピッタリだと思います。
投稿日:2011/08/16
スロヴァキア地方に伝わる民話を再話した作品。 他にも内田莉莎子さん再話の『12のつきのおくりもの』があります。 善良なマルーシュカは、まま母とその娘ホレナから激しい嫉妬を受け、 厳寒の冬の森へ行かされます。 でも、不思議な12の月に出会い、無事帰り着きます。 何度もされるいじわると、そのたびに繰り返される不思議な出来事。 民話らしいリズムが心地良いです。 あとがきにも書かれてありますが、 この作品では、大自然の持つ厳しい冬の森の様子がとても強調されています。 画面いっぱいに描かれた雪の様子から、その凍てつく様子が伝わってきます。 どこまでも清純で働き者のマルーシュカの様子にも心が洗われるようでした。
投稿日:2010/01/11
このお話はスラブ民話なんですが どこかで知っているようなストーリーだと思う人もいると思います。 意地悪な継母と娘に美人でやさしい娘。 いつもの展開ではいじめられるんですが、ここでも同じなんです。 そのいじめられているページでは、継母と娘に腹を立てることも…。 そして気のやさしい娘が幾度となく救われるシーンでは 出久根さんの素敵な絵で、心が救われる思いがします。 そして心の中までポッと温かくなってしまいますよぉ〜(*^∇^*) 世界の民話に触れてみてくださいねぇ〜♪♪
投稿日:2009/05/07
出久根育さんの絵が、自然の厳しさを見事に表現しています。見開きの森に雪が降っている絵を見ているだけで、絵本の世界にすいこまれてしまいます。主人公の女の子や十二人の月たちをはじめとする登場人物の姿も繊細に描かれていて魅力的です。 お話は、広くスラブ地方で知られている民話で、継母とその娘にいじめられている主人公の女の子が、十二の月たちに助けられてしあわせになるというものです。 大型で遠目もきくので読み聞かせにも良いと思いますが、お話が少々長いので、それに我慢できる学齢、お話を聴くことに慣れているグループなど、対象を見極める必要がありそうです。 個人的には、一人でこの厳しく美しい自然の世界にひたってもらえたら良いと思います。
投稿日:2009/03/25
スラブ地方の昔話だそうですが、子どもの頃によく似たお話を読んだ覚えがあり、それはスミレではなくてまつゆき草が出てきた記憶がありました。 裏表紙にも見返しにも雪の情景の絵がありますが、幻想的な雰囲気の絵が合っていると思いました。 欲深いことやいじわるはいけないことだというのがよく伝わってくるお話ではないでしょうか。 冬の時期のお話としてぴったりだと思います。
投稿日:2009/01/29
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