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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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ふたりのサンドウィッチ <絵本版>」 ママの声

ふたりのサンドウィッチ <絵本版> 作:ラーニア・アル・アブドッラー ケリー・ディプキオ
絵:トリシャ・トゥサ
出版社:TOブックス
税込価格:\1,320
発行日:2010年11月
ISBN:9784904376409
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 13
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  • 理解すること

    ヨルダン王妃の子どもの頃の思い出から生まれたお話だということです。

    お互いのサンドウィッチが「まずそう」という気持ちが元でけんかになってしまう仲良しの少女たち。

    息子と別々に読んだのですが、息子の質問は「フムスって何?」ということ。

    調べてみると、ひよこ豆・練りゴマなどを入れてペースト状にしたものらしく、どんな味になるんでしょう?

    想像がつきませんが。

    先日、哲学者の鷲田清一さんがテレビで「理解するということは、『わかる わかる』ということではなくて、

    お互いに違うということがわかることが理解すること」とおっしゃられていてなるほどと思ったことがありました。

    この絵本も正にそうだなあと思いました。

    お互いに同じねと、価値観が近いことで仲良くなりますが、仲良しでも何から何まで同じではなく、家族にも同じことが言えるかもしれません。

    お互いの価値観を理解し合って、また関係が深められたらと思います。

    ところで、この本は図書館の大人の本のコーナーにありましたので「えー!」と思ったのですが、

    児童書タイプの本と絵本タイプの本の二種類があるようですね。

    私が手にしたのは、児童書タイプの小型のものでした。

    子どもに読み聞かせするなら、大型絵本で読み聞かせしたいなあと思いました。

    大型絵本の方も見てみたいです。

    投稿日:2011/01/26

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    2
  • ヨルダン王妃はチョー美人

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    子供より先に読んでしまいましたが
    私としてはこれは”買い”リストに追加です。

    女の子のびみょーな関係のお話。
    我が子も女の子なので似たようないざこざ毎日やってます。

    あとがきを読んだら親心を突かれました。
    ヨルダン王妃の広く深い愛のある言葉は
    心に響くとともに感謝すらしてしまいます。

    王妃は異文化交流活動の第一人者として知られていて、
    またユニセフにおいて世界中の子供たちの福祉にも
    献身的に活動をされているそうです。
    このような方の幼児期の体験を素に作られた絵本なら
    我が家の孫の代まで残すべき絵本なのではないかと思っています。

    今回は図書館で借りてきましたがぜひ買っておきたい絵本です。
    ヨルダン王妃の写真付きっていうのも価値があると思います。

    投稿日:2011/01/08

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    2
  • ヨルダン王妃の体験談がベース

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    子どもたちへの慈善事業に取り組んでいるヨルダン王妃が、
    自身の体験談に基づいて書いた作品。
    表紙の女の子二人の素敵な表情が素敵です。
    大の仲良しのリリーとサルマは、学校でいつも一緒に過ごしているのです。
    でも、お弁当だけは、ピーナッツバター&ジャムのサンドウィッチ、
    フムス(ペースト状の豆料理)のサンドウィッチと違っていたのです。
    ついついその違いが気になった二人は、けんかをしてしまいます。
    そして、そのけんかは周りに広がってしまうのです。
    注目は、その後二人が取った行動です。
    違いを認めることで、自分の知らない素敵なことに気付く二人。
    さらに一歩進めたラストへの行動は清々しいですね。
    サンドウィッチとはいえ、フムスというのは中東料理ですし、
    日本の子どもたちにはそのイメージが少しわきにくいかもしれません。
    でも、とびっきりの友情のお話はきっと共感してもらえると思います。
    学校が舞台なので、やはり小学生以上のお子さんにいいと思います。

    投稿日:2011/01/16

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    1
  •  なかなか書店に並ばず、待っていました。
     帯のヨルダン王妃のラーニアさんの美しさに息子が「おぉ〜〜〜!」
     審美眼は育っているようです(笑)。

     子どもは友だち作りの達人。
     言葉が異なろうが、いらぬ衣を纏わないので、ちょっとの間に仲良くなれて羨ましい。
     
     サルマとリリーはもちろん学校(インターナショナル・スクール?)で一番の仲良し。
     二人の可愛らしさに少女時代っていいなぁ〜、とニコニコ見つめていたら、いつもどおりの二人一緒のランチタイムに事件は起きました。

     食事は文化ですね。
     私の友人も卵焼きに入れるお砂糖の量で恋人と大喧嘩をしたり、酒宴の席で心太に砂糖か否かの大激論も目にした事があります。
     同郷に育ったつもりの夫でも、「おや?」と思う小さな食文化の違いに違和感を感じる事も。 

     さて、違和感を胸の内にしまっておくぶんには良いのですが、嫌悪感と共に口に出してしまったリリー。
     ここで、サルマもリリーへ同様に思っていた事を言ってしまいます。

     お互いに自分の食事を貶されて、その食事の背景ともいえる作ってくれた家族を思い浮かべるシーンが、良いですね。
     食事はその人の人生でもあるって、繋がっています。
     もしも、あの時お互いが、自分の家族の事を思い描いたように、相手の家族の作ってくれている姿を想像できたなら、もっと近道の可愛い文化交流ができたのかも。
     
     サンドウィッチの中身をめぐり、二人の間にできてしまった大きな距離は、大変な混乱を食堂にもたらし、・・・。

     友情は、お互いを理解する努力によって回復しました。
     近道ばかりが、友情を深め温めるわけじゃない。
     この事件があって、二人の間に挟まれた「友情」はより一層素敵なものになりましたもの。

     ラストの彼女らの思いついたパーティのページがとっても感動的でした。
     テーブルにのった国旗に息子は飛びつき「メキシコ・フランス・レバノン・インド・タイ・・・・」とつぶやいていました。
     私は、フランスのエスカルゴと日本の寿司にやっぱり目が行きました。
     
     異文化を理解する姿勢は、吸収力と弾力性のあるこういう年頃からしっかりと身につけさせたいと思いました。

     この作品に触れ、たくさんの可愛い親善大使が育ち、大人になってからも民間レベルでの国際交流の場で活躍してくれる事を私も祈っています。

    投稿日:2010/12/20

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    1
  • 理解し合うということ

    サルマとリリーは仲良しの女の子。
    何をするのも一緒です。
    でも、持ってくるランチは違います。
    サルマは毎日フムスのサンドイッチ。
    リリーは毎日、ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ。
    2人はお互いのサンドイッチを、密かに「まずそう」と思っているのです。
    食べるものや文化、習慣が違う相手のことを知って、認め合うことは、これからの時代とても大切になるんだろうなと思いながら読みました。
    ラストのサンドウィッチパーティのシーンが素敵でした。

    投稿日:2021/04/17

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  • この絵好きです。

    6歳の長女に去年のクリスマスプレゼントとして、こちらで購入させてもらいました。
    女の子二人の小学生らしい気持ちが細かく描かれていて
    私はとても気に入りました。
    長女も絵がとても気に入ったらしく、どっちの服がかわいい?とか
    髪の毛長くていいなぁなど、絵を楽しんでいました。
    最後に世界中の食事を食べてるページで日本のお寿司を見つけると
    なぜかみんなテンションが上がっちゃって…^^
    この二人の違うお話も読んでみたくなりました。

    投稿日:2011/06/07

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  • 子供のおきにいりになりました

    4歳の子供のクリスマスプレゼントとして購入しました。

    最近は、感覚重視の絵本よりも
    メッセージ性のある内容を好むようになりました。
    この本は、女の子同士の友情をテーマにしているので、
    今のうちの子にはぴったりだと思いました。

    読んであげると案の定、気に入ってくれた様子。
    自分と似たような子達が、似たような体験を
    しているのをみて、実際に保育園の友達と重ね合わせて
    いました。

    お友達と一緒に読んでも、さらに楽しめそうです。

    女の子の4歳ともなると友達との関係なども敏感になってくる頃なので、
    年ごろの子(特に女の子)にはぴったりの内容です!

    投稿日:2010/12/27

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    2
  • 違うからこそ面白い

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    食べ物の違い、髪の色の違い、言葉の違い、
    肌の色の違い、着る物の違いなどなど・・・
    世界中には色んな人がいて、
    日常のふとした時、ごくごく身近な所で、
    “違い”に触れる機会って意外とあったりしますよね。

    初めて出会った時、
    好奇心・関心を持つか、
    奇異の目で遠ざけようとするか。

    その違いが親しい人との間であった時、
    興味を持って教えてもらおうとするか、
    嫌悪感を持って見てみぬフリをするか・・・。


    みんな右へ倣えで、
    誰も彼もがまるで判で押したように同じであったら、
    この世は全くつまらないと思います。

    違いがあるから、
    学ぶところがあったり、支えあったり補い合ったり、
    簡単ではないけれど
    “分かり合う”ためのプロセスを味わえるのでしょう。

    違うということは、
    異端ではなく“魅力”なのだと、
    改めて思う絵本でした。

    投稿日:2010/12/22

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    1
  • みんなちがって、みんないい

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    ついさきほど、全頁立ち読みで読みました。

    ヨルダン王妃の実話というのですが、
    お話の内容としては、よくあるお話。

    リリーとサルマは大の仲良しですが、
    二人はいつもそれぞれが
    「毎日同じサンドイッチ」を持ってきています。

    リリーは「ジャムとピーナッツバターのサンドウィッチ」
    サルマは「フムスのサンドウィッチ」

    さっき調べてみたら、「フムス」とは
    ゆでたヒヨコマメにニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁、塩を加えてすりつぶしたペースト状の料理だそうです。

    これをパンに塗ったり、ベーグルにはさんで食べたりする
    地中海、中近東の料理なのでそうです。
    なるほど、ヨルダンってアラビア半島の根元にある国だから
    普通に食べてるんでしょうね。

    リリーもサルマもお互いのサンドウィッチを
    「まずそう」「こんなの食べてかわいそう」と思ってました。

    そして、ある日リリーがサルマに「あなたの、まずそうだわ」と
    言ってしまったことから事件が始まります。

    食べたことがないのに、「まずそう」
    自分とは違うものに対して、「変だ」「おかしい」と言う。

    よくあることです。違うから「ダメだ」では
    何も始まりません。

    それをリリーとサルマの「食べ物」という形で
    教えてくれる。これなら、子供にもわかりやすいですね。

    金子みすずさんの詩にもありますが、

    「みんなちがって、みんないい」

    あ、コレもありだよね♪となると、いいですね。

    投稿日:2010/12/20

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    1
  • フムスのサンドウィッチって?

    我が家の子供達もサルマとリリーのようにサンドウィッチが大好き。そして、サルマとリリーのように、我が家の子供達にも、いつも一緒に過ごすお友達がいます。でも、食べ物の好みが全然違って…なんか、この絵本のお話とソックリで、とても親近感を覚えました。

    投稿日:2015/03/21

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