てぶくろ」 パパの声

てぶくろ 作・絵:いもと ようこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2014年10月
ISBN:9784061325913
評価スコア 4.7
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  • かわいい絵に惹かれて、2歳の娘と読みました。

    寒い雪の日にうさぎの姉妹が道を歩いている。
    妹うさぎは手が寒いのでお姉ちゃんうさぎにてぶくろを貸してと頼むが、お姉ちゃんうさぎはてぶくろを一対しか持ってない。。。

    お姉ちゃんは、妹も自分も寒くならない素晴らしい方法、
    2人で片方ずつてぶくろをし、てぶくろのない手は2人で手をつなぐこと、
    を妹に教え、2人は手をつないで歩きます。

    妹うさぎも、てぶくろをするよりも手をつなぐ方が温かいと大喜び。

    そして、おばあちゃんと姉妹の3人で手をつないでもてぶくろは一対でよく、
    たくさんのお友だちと手をつないでも、てぶくろは一対あればよく。。。

    うさぎの姉妹、おばあちゃん、お友だちもみんな手をつないで温くてうれしそう。

    ページをめくる度、とにかくかわいくて温かい気持ちにさせてくれる絵とストーリーです。
    娘も「うさぎしゃん、かわいいねー」と喜んでます。

    そして絵本を読み終わり、手をつなぐと温かいよね、と娘に言うと、
    娘は「パパ、手!(をつなごう)」と言い、私と手をつなぐと「あたたかいねー」と言って笑いました。
    (娘もかわいいなー、娘の親である特権だなと思い、私もニンマリです)

    手をつなぐことの素晴らしさが娘にも伝わったかな。
    娘よ、いつまでも手をつなぐのが好きな人になってね。

    大人と(多分)小さな子どもにも、手をつなぐことの素晴らしさを気付かせてくれる(改めて感じさせてくれる)絵本でした。

    投稿日:2014/12/17

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  • ぬくもりの記憶 受賞レビュー

    • わんこ!さん
    • 40代
    • パパ
    • 青森県
    • 男の子12歳、女の子8歳、女の子5歳

    冬が来ると、私の住む北国には、毎年必ず雪が降ります。
    北国では、てぶくろは必需品。
    でも、落としたり家に忘れてきたりすることも、よくあります。
    てぶくろ無しで、雪払いや雪かきをしなければなりません。
    手がかじかむと、体の芯まで伝わって、
    心まで冷え切ってしまいます。

    保育園の帰り道。
    それでも、
    私と娘は、てぶくろを外して雪玉を作ります。
    それから、
    濡れて冷たくなった手をつないで、ゆっくり歩きます。

    そういえば、
    私も小さかった頃、母親と手をつないで帰った記憶があるような。
    母親の手は、冷え切った私の小さな手を包んで、
    そしてその小さな手は、いつの間にか温かくなっていたような。

    おねえちゃんとみみたんの、無垢な心のやりとりに、
    てぶくろよりも温かなぬくもりを感じました。

    そんなぬくもりが、この絵本の最後のページのように、
    どんどん広がっていくといいですね。

    投稿日:2014/12/10

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  • 国語の教科書にぜひ採用してほしい! 受賞レビュー

    この本を読んで、娘がまだ幼かったころ、「ねぇ、ママ?ママのおててはどうしてこんなにあったかいの?」とよくたずねてきたこと、そして「それはねあーちゃんをぎゅっとするため、あったかあくするためだよ!」と答えると満面の笑みで「ママだ〜い好き」と抱きついてきたことを昨日のように思い出しました。そして私の心がどれほどあったかく幸せな気持ちになったかも同時に思い出しました。その娘ももう小学生となり、そんな会話もなくなってきていました。しかし、この絵本を見つけて、いもとさんのファンの私たち親子は迷わず購入し読ませて頂いて、久しぶりに娘とほっこりあったかい気持ちになりました。てぶくろとつく題の絵本は様々ありますが、これは世界中の人とつながることができる絵本だと思います。各地で戦争や飢えや格差など人のぬくもりが、人と人とのつながりが軽んじられてきている今、本当に誰でも簡単につながることができる、あったかい、幸せな気持ちになることのできるたった一つのてぶくろがどんなに必要か考えさせられました。絵本を読んだあと、娘が「このお話、国語の教科書にのったらいいね!」と言いました。本当にそうなったら素敵だなあと思います。

    投稿日:2014/12/09

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  • 手袋より暖かいもの

    タイトルの「手袋」以上に暖かいものがあるといもとさんは語っています。
    それは人の手。
    手袋は自分の手を包んではくれるけれど、直に結び合う手と手は心の温もりをつたえるものだと語っています。
    そしてつないだ手が広がって、世界中が手をつないだら、もう手袋は不要になるのです。
    冬のお話ではあるけれど、季節に関係なく心が温かくなる絵本でした。

    投稿日:2014/11/26

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