妖怪やおばけの絵本って、
コミカルなイラストのものが多いのですが
この絵本は、なんとも不気味な雰囲気が出ています。
ページをめくるたびに この世界に引き込まれ、
まるでアニメーションを見ているかのような
不思議な気分になります。
主人公の“おばけにょうぼう”が可愛らしい!
(化けた姿ですが・・・)
こんな可愛いお見合い相手だったら、
それはそれは浮かれてしまいますよね。
化ける前とのギャップには、驚きました。
最後は、読者の想像力に委ねるような、意味深な終わり方です。
この後どうなったのか・・・
ムコ殿の心境を想像すると、すこし同情してしまいます。
(でも・・・やっぱり、性格が一番大事ですよね!)