あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
みんなの声一覧へ
並び替え
5件見つかりました
シデムシは、動物の死体に卵を産みつけ、死体を栄養として成長する生態を持つ虫。 この本ではアカネズミの死体に産み付けられたシデムシの成長を微細に描いている。 リアルすぎて人によっては気持ち悪くなっちゃうかも? 特に親シデムシが作るアカネズミの肉団子は、想像するとちょっと引いてしまう。 でも、生命とはそうやってなりたっているもの…。 生命の連鎖を上手に伝えてくれる科学絵本。 図鑑好きの子に自分で読んでもらいたい。 絵があまりに精密すぎ、リアルすぎて相手を選ぶので、読み聞かせには向かない。 (あと、本自体とても大判なので持っていると腕が死にます(笑)) 文量も結構多いので、小学校中学年以上におすすめ。 作者の舘野鴻さんは、熊田千佳慕(「日本のファーブル」「プチ・ファーブル」呼ばれた)に幼少よりに師事し、図鑑の生物画の仕事を主にしている人物。 この本で初めての絵本出版となる。
投稿日:2010/06/25
シデムシ? 実は、死出虫という表記もある、死体を食べに集まってくる虫だそう。 少しおどろおどろしいですが、これも生きる術。 冒頭から、アカネズミの死が描かれます。 そして、シデムシの登場。 アカネズミの死体を加工し、肉団子にして子どもを育てるのですが、 その子育ての様子が何とも愛おしいです。 お父さん虫は、早々と子育てから離れますが、 因果応報か、今度はアカネズミに食べられることに。 大きな命のつながりを感じることができると思います。 作者の、生き物への思いがひしひしと伝わってきます。 小学生くらいから、しっかりと体感してほしいです。
投稿日:2021/03/15
舘野さんの絵本の紹介の記事をたまたま読んで気になったので図書館で借りてきました。 ほんとにすごく丁寧にじっくり時間をかけて作り上げられているんだと、感じる作品でした。 最初に登場する可愛いあかねずみが主人公ではなくて、そのあかねずみの死骸にやってきた「しでむし」が主人公です。(タイトルからも分かりますけどね) 実際、この作品を読むまで、「しでむし」という虫のことは知らなかったし、死骸に集まるのは蛆虫とかハエだけなんだと思っていました。気にとめたこともなかったです。 描写がリアルで、ものすごくたくさん観察されたんだなと感じました。正直、虫はあまり得意ではありませんが、こんな風に丁寧に紹介されると、かわいいなと思ってしまうから不思議です。
投稿日:2019/07/24
しでむしってなんだろう?とタイトルに疑問をもって、なんとなく手にしましたが、ページを開いてびっくり! 息づかいというか、あたかも草むらにいるような感覚になって、圧倒されました。 図鑑や解剖図などを手がけている作者さんならではの作品です。他にも「ぎふちょう」という作品もあるようなので、ぜひ見てみたいと思いました。
投稿日:2019/01/01
虫好きの子供のために借りてきたのですが・・・・リアルな感じがとっても気持ち悪かったです!!子供は絵本の中に引き込まれていました。初めて見る虫だったので、興味津々で、明日お外に探しに行くって張り切っていました。
投稿日:2012/07/04
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索