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神さまがものすごく自然に人間臭いことをして、 普通ならあり得ない事件を起こし、とんでもない展開に発展していく、一見ハチャメチャなお話です。 ですが、インドの昔話なので、そのハチャメチャ加減が、何でか不思議に魅力的で面白いです。 私も今までちゃんと読んだことはないのですが、 このお話の元は、インドの昔話の中でもとくに有名な『ラーマーヤナー』という物語に描かれているうちの1つのお話です。 作者A.ラマリャンドランの絵は、よく壁画に描かれているような感じの幾何学的なような抽象的なような個性で、見ていて面白かったです。 特に1000の目を持つといわれている神『インドラ』をのせているゾウの「アイラーバタ」は面白い顔のデッサンで笑えました。 『ラーマーヤナー』自体はとてもとても長い物語なので、おいそれとは読めませんが、興味のある人はぜひ、この絵本を手にしてみてください。 余談ですが、この作品の邦訳は松居直さんがされていました。 松居さんのお人柄も、この作品に投影されている気がしたのは、私だけでしょうか?
投稿日:2012/06/23
風の神ワーユにとても親近感を持ちました。自分の息子ハヌマンが倒れていて、もう動かないのを知ってたいそう悲しみ、息子のからだを抱きあげると悲しみのあまり、あっという間にこの世から姿を隠してしまったからです。ハヌマンが生き返るとわかると、風の神ワーユは、たいそう喜びこの世に戻って風の神の任務を遂行してよかったです。神である前に自分の息子を愛おしく思っているのが私は、いいなあと思いました。
投稿日:2018/09/20
日本の神話や、ギリシャ神話は読んだことがありますが インドの神話は読んだことがなかったです。 神様の雰囲気も国によってずいぶん違うものですね。 おひさまをほしがったハヌマンは、一度、インドラによって たおされてしまいますが、復活させてもらいます。 それも、だれよりもちからのあるものとして。 おおらかだなあって思いました。インドのヒトはこんな 感じだったりするのかしら? 元となっている「ラーマーヤナ」も読んでみたくなりました。
投稿日:2017/06/30
8歳の息子と読みました。 主人がネパール人なので、ラーマーヤナやハヌマーンは すっかりお馴染みのお話。 と思っていたのに、意外にハヌマんを知らなかった息子。 とーっても力持ちで、地球を持ち上げる! とは息子のおばあちゃんの話ですが、 今回の「おひさまをほしがる」は、それよりもっと前段階の話のようです。 ハヌマンは私も知っていたと思い込んでいたけど、 お父さんが風の神だったり、 千の眼を持つ神、インディラのことは、あんまり知らなかったので、 私にとっても勉強になった一冊でした。 絵がなんだかとっても独特で、異国情緒溢れる一冊でした。
投稿日:2015/07/01
神話というだけあって、ギリシャ神話や日本神話を連想してしまいました。 神話の神様は、全能というわけではなくて、力加減を誤ったり、失敗したりする人間的なところがあって、そこが共通しているような感じがしたからです。 大事な息子ハヌマンが死んでしまったのではと嘆くワーユの気持ちはよくわかりました。 太陽の絵は、とてもインパクトがありました。 インドの人にはこんな風に見えているのでしょうか。 絵にも話にも日本的なものとは違って味わい深かったです。
投稿日:2009/05/08
古代インドの昔話「ラーマーヤナ」からの再話。 鮮やかな色彩の絵が、エキゾチックな世界を演出しています。 風の神ワーユの息子、ハヌマン。 幼いゆえに太陽を追いかけ回して、神々の王インドラの怒りに触れ・・・。 自然と一体化した神々の姿があります。 そして、これはごくごく、幼少時のエピソード、 以後のハヌマンの活躍は「ラーマーヤナ」に、 と、さながらブックトーク。 松居直さんの訳が素敵です。 インドのお話に興味が湧いてきました。
投稿日:2008/04/15
絵本は、かわいかったり身近なものの お話が多いですが、これは 外国の神話のようなお話です。 絵が、異国情緒があります。 4歳の姪は不思議なお話に心惹かれるようで ハヌマンという名前もお気に入りです。 子供の想像力や、好奇心を助けてくれます。 太陽、風などの自然に神様が宿っているというのは 世界に共通しているのでしょう。
投稿日:2007/02/21
絵が、壁画を見ているようで面白かったです。 内容は、ハヌマンという神様の子供(?)のお話です。 ハヌマンって、ちょっと知っていたのですが、 子供の頃、こんなにやんちゃ(?)だったとは・・・と、ちょっと面白かったです。 昔話らしい、単純ですが、楽しいお話でした。 この話しの元になったインドの大昔の物語「ラーマーヤナ」も、ぜひ、読んでみたいと思いました。
投稿日:2006/06/05
ハヌマンはインドの猿の姿をした神です。ハヌマンの幼い頃のエピソードが内容になっています。風の神ワーユの子供ハヌマンはおひさまで遊びたくなって、飛んでいきます。助けを求めるおひさまの声を聞きつけた、神々の王インドらがハヌマンを突き落とします。地に落ちたハヌマンはピクリともしません。それを悲しんだワーユは姿をかくしてしまいます。そのため大嵐となり、そのうえ、空気がなくなって生き物はみな死んでしまいました。あわてたインドラはワーユを探し出し、慰め、ハヌマンは死んだわけではないと、説得します。それを聞いてワーユはこの世にもどり、世界は元通りになりました。 絵が魅力的な絵本です。いたずらなハヌマンはかわいい顔をしています。インドラの乗ったゾウのアイラーバタが私は特に好きです。また、ハヌマンにしろワーユにしろ、神々の名前は響きに魅力があります。 どこの国の神話でも神さまは人騒がせなことが多く楽しいです。神さまといいながら、結構ドジで失敗が多いことが逆に親しみ深く、魅力的だなと思うのです。 以前、美智子皇后がインドで「神話は不思議とその国の性質を表している」といった趣旨のことを話されていました。確かにそうだなと思うのです。そういう意味でも他国の神話を知ることは楽しいし意義があることだと思います。 幼いうちにさまざまな国の神話に触れることによって、大きくなってから、いろいろな国の人に親しみをもって接する基礎になるような気がするのです。
投稿日:2003/07/04
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