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多発性骨髄腫という血液のガンで、余命一年と宣告されたエルマおばあさんの、最後の1年を追いかけた写真絵本です。 モノクローム写真であることが、重さを加えています。 延命措置をせず、在宅で最期を迎えたいというエルマさんを、ケアする一人として付き添った著者の渾身が、冷静さを保っていると思います。 エルマさんの死までを付き添った家族の思いも考えさせられました。 死にゆく人のケアを考える上で、自分に突きつけられたように思いました。
投稿日:2023/05/02
穏やかに死を受け入れ、けれど生きている間はしっかりと美しく生きたエルマおばさんの写真絵本です。彼女の生活を通して、死は恐れたり逃げたりするものではないということが、まっすぐに伝わってきて、死について考えるいい機会になりました。
投稿日:2020/01/12
今年はいろんな身近な人の死 別れがありました がんで亡くなった友 主人のお母さん 大切な私の友人 私は今 92歳になる母と毎週過ごしています 人の死 このお話の主人公のエルマおばあさんは85歳 多発性骨髄腫というガンです 輸血を受け 自分の死がしんでいくことをわかっています 家族のみんなが エルマおばあさんとの別れを悲しむのです 世話をしていた娘のパット「私のことは心配ないからね 安心して別の世界に旅立って」て言うのです 本当に 死はこの世から姿はなくなりますが・・・ 魂は身近な人の心の中に残るのですね 生き続けているということですね 自分の死はまだ どういう死に方をするかわかりませんが 母は このエルマおばあさんのように 家族で見守って死を迎えさせてあげたいと心から思いました 死んでいったおばあちゃんに顔が似ているので・・・ ちょっと 涙しました いろいろな 死の迎え方がありますね!
投稿日:2013/09/28
この本は、死期の近いエルマおばあさんの飼い猫の視点から描かれ、おばあさんのありのままの生活を1年に渡って描いた写真絵本です。 余命1年と知っても、きちんと毎日お肌の手入れをし、できる限り普段通りに生活するエルマおばあさん。死に近づくおばあさんと共に生活し、支え、心の準備をしてゆく家族。 誰もが騒いだり甘えたりすることなく、静かに死をみつめ、受け入れる姿がここにはあります。リアルな死の記録であるのにも関わらず、とても爽やかな彼女の最期は、実に羨ましい気持ちさえなってしまいます。死について・・・というよりも、最後まで自分らしく生きる事の大切さを感じる、素晴らしい本だと思います。
投稿日:2013/09/10
実際のおばあさんが亡くなるまでの一年間を撮った写真にどんどん変わっていくおばあさんの姿や家族の悲しむ姿が映し出され、「死」ついて考えさせられる一冊でした。迎える死を自覚し、その準備をすることとはどういうことなのか、そのことがこの本の写真や文から伝わります。
投稿日:2011/03/10
これは写真絵本です。 がんで余命1年と告知された85歳のエルマおばあさん。 家族を呼んで病院での一切の治療を拒否して 自宅で最期を迎えたいといいます。 その言葉のとおり エルマおばあさんの面ざしは凛としていて とても潔い。 ともに過ごす飼い猫のスターキティとの触れあいを中心に描きながら 最期を迎えるその時までを追っています。 とても切なくて 「死ぬってどういうことだろう??」と考えますが エルマおばあさんの強い信念は本当にすごい。 家族からの愛情をたっぷり受けて亡くなる様子は とても温かいものを感じることができます。
投稿日:2010/09/13
「わたしの命は、あと1年くらいだろうから、いろいろ準備をはじめないとね。」と死を受け入れたエルマおばあさん。 死を目の前にしたエルマおばあさんは「今一番幸せ」だといった意味、死に方や死んだあとの事まですべて自分で決めた強い意志がステキだなぁと思います。 人は誰しも死と向き合う事は恐怖だし考えたくないだろうと思っていましたが、死を受け入れ自分の最後を自分らしく送ったエルマおばあさんを尊敬します。 本当に読んでよかった。
投稿日:2009/10/12
今日(=3/1)は、父の命日です。 最近は、毎晩、次女のリクエストに応えて『番ねずみのヤカちゃん』を読み続けていますが(飽きるまで続きます〜!苦笑)・・・せめて、大切な人の命日くらいは、しんみりした絵本も読んでみたくて、本棚から引っぱり出してきました。 飼い猫スターキティの目を通して語られる、エルマおばあさんの最後の1年間。 しかも、モノクロの写真絵本というのにも、惹かれます。 血液のガン(多発性骨髄腫)にかかってることを、医者から告知された85歳のエルマおばあさんが、残された時間をどう過ごしたか・・・??? 「最後まで、楽しみながら生きたいね」 病気に侵されながらも、きちんとお化粧をして外出したり、大好きな庭の手入れをしたり、普段通りの生活を心がけます。 また家族の歴史を書き綴り、延命治療はしないでほしいと書類にサインしたり、残される人々のことを深く思いやる行動をとり、家族に囲まれた自宅で、自然に逆らわず静かな最期を迎えます。 日本とアメリカでは、文化も考え方も医療制度も社会のしくみも、かなり違いがあると思いますが・・・エルマおばあさんのように、潔く旅立ちの準備ができたら素敵だな〜と、心から感じました。 退院することもできず、病院のベッドで息を引きとった父の最期の姿を思い出し、もっと他の道はなかったのか?と心がチクチク痛んだりもします。 愛情あふれる写真を撮り続けたのは、もちろん、猫ではなく、人間です! 作者の大塚さんは、エルマおばあさんの親族ではありませんが、13人目の孫と呼ばれるほど、かわいがってもらい、亡くなるまで、そばにいたそうです。 最期のシーンは、やはり声がつまり、涙で字がぼやけ、読むのがやっとでした。次女も声をあげて泣きながら、最後までしっかり聞いてくれました。1か月前に87歳で亡くなったひいおばあちゃんの姿とも重なったのでしょう。(このまま眠りにつかせるのもかわいそうなので、やっぱり『ヤカちゃん』も読みました!) 小さい子でも、生と死について考えることができる、とても良質な絵本です!ぜひ、皆さんも読んでみてくださいね。
投稿日:2008/03/01
自分の死期を知らされたら私ならどうするだろう。。。 私なら泣きわめくだけ騒いで終わらせると思うw こんなにもかっこいい最期を遂げられる人はそうはいない。 読み終わったとき私は学校でワンワン泣いてしまった。 心からお勧めできる一冊。
投稿日:2005/06/03
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