エンジニアになる!という大きな夢を持った少女。
親としては、拾ってきたガラクタでいろいろなものを作るのはイヤだなぁと思ってしまうのですが、
この少女 ロージーの場合、親からの反対はないようなので、
のびのび成長させていて凄いなぁと思いました。
ロージーがぶつかる壁は、
自分の造ったものに対しての評価の低さによる挫折。
それはクリエイターとしては仕方ないものだと思います。
けれど子供にとって、
一生懸命造り上げたものを笑われるのは、
本当に哀しいことだったでしょう。
おばにも笑われてしまい、
ロージーは再度挫折の気持ちを味わうのですが、
その後のやりとりで、
ロージーの考え方が大きく変わっていきます。
挫折を味わうことは悪いことではない。
そこからどうやって前を向く気持ちにさせるのか。
そこが大事なのだろうと強く思いました。
周囲にいる、挫折を味わったことのある、
先を生きている大人が出来ることは何なのかを
考えさせられます。