星新一さんのショートショートは、若かりし頃に何冊も読破した思い出があります。一冊に二話なので、さし絵に対して文字がギッシリというページがあるのは、少々残念ですが、重いテーマを、ほのぼの感漂わせる世界にひたらせてくれるさし絵は秀逸だと思います。
これは是非に!と、小学校の朝の読みきかせで、六年生の最後の日に読む本に「友を失った夜」を選びました。
時節により、平和・震災などのテーマの絵本を読むと、様々な反応を示し感想をくれた、感性豊かな子どもたちです。その子たちとの六年間の締めくくりの絵本として読ませていただきました。。
象の近未来は想像することが出来ても、人類が・・・とは。隣の子と顔を見あわせている様子も見えました。心の片隅に残れば良いな・・・。
「私の好きな作家さんです。皆さんも、大好きな本、作家さんにたくさん出会えますように!」 と、終えました。