「天女銭湯」の方ですね?
独特な絵?写真?の作品で
印象深いです
自称が「人形いたずら作家」というのがいいですよね
人形や小物、背景も作って
写真を撮っているんですね
人形の表情や光の加減とか
アニメーション映画を観ているかのようです
始めは、ひとりぼっちで
ビー玉で遊ぶ少年
「友達なんていらない」みたいな強がり
で、ビー玉のような
かわった飴玉を手にします
これが、不思議な飴玉で
聞き耳頭巾のような
でも、それだけじゃないんです
長谷川さん訳なので
これまた、おもしろいページがあるんです
お小言のように半ページが
お父さんのセリフなんです
それが、どこでも子どもが言われているような(笑
あれ?
犬が引っ張られてる?かわいそうだな・・・
とか
もしかして、おかあさんがいないのかな?
とか
いろいろ想像することに
きちんと、「なるほど」の答えが返ってくるんです
ガムを膨らませた風船が
遠い所に住んでいるおばあちゃんの声を届けてくれて
おばあちゃんの言葉にも、すてきなメッセージと
それからの展開のヒントもあります
落葉の場面は、素敵!
びっくりして、しばし、この見開きページを
眺めてしまいました
そして
そして、ぼんやり現れてくるのは・・・
表紙を開いて、すぐに始まって
綴じても、続いています
じっくり楽しみたい作品です