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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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月夜のみみずく」 みんなの声

月夜のみみずく 作:ヨーレン
絵:ショーエンヘール
訳:工藤 直子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1989年03月
ISBN:9784033283005
評価スコア 4.59
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みんなの声 総数 36
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  • 大人の方も読んでもらう機会を

    読み聞かせボランティア養成講座があり、そこで読んでいただいた本です。

    女の子がお父さんと一緒に雪の森の中に行き、みみずくを見るお話です。

    そう書いてしまうと身も蓋もない感じですが、文章が詩で、雪の清浄さ、雪の森の静謐さが感じられます。

    まるで、女の子と自分が同化したかのように、雪道のぴーんと張りつめた寒さや初めての感動やわくわく感がありました。

    機会があれば、大人の方も読んでもらう機会をもたれるといいなと思った本です。

    小学校の教科書に採用されていることもあるらしく、主人公の女の子は低学年ぐらいだと思いますが、この本の情感がわかるのは、高学年または大人かなと思います。

    講師の先生は、6年生の教室で読まれたとか、お父さんが「ほーほー」とみみずくの鳴き声で呼びかけるところで、絵本なんてという顔をしていた子どもたちも、そっぽを向かずに絵本に集中しだしたのだとか。

    時期的に冬の時期がぴったりです。

    投稿日:2009/01/25

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    3
  • 冬の夜のしずけさ。

     詩と絵とが、すばらしくマッチした絵本で、子どもが小さい時に、この本をいつ読み聞かせてあげれるだろうと、楽しみに待っていた絵本です。

     冬の夜にお父さんと女の子が、みみずく探しに出かけます。その時の、女の子の気持ちを丁寧に丁寧に描いている文章。夜の森の静けさと怖さや、月の光に輝く雪など、情景の描写が美しくて、女の子の緊張と期待、そしてみみずくに出会えた興奮などが読みてにひしひしと伝わってきます。
     
     私は自信を持ってお薦めしたいのですが、息子は「こういう本はちょっと苦手」とあっさり言われてしまいました。(泣)しかし、彼がまた手にする時には違った感想が出てくることを期待しています。

    投稿日:2011/01/29

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    2
  • 素晴らしい叙情詩

    初めてみみずく探しに連れて行ってもらえた心の震え。お父さんに対する無条件の信頼。大自然に対するとても純粋な受容力。少女のとても繊細で無垢な心が、透明感のある詩に溢れています。

    詩の中に、親子の会話、心のときめき、みみずくとであったときの感動が、盛り込まれていて、物語以上に饒舌な物語だと思います。

    お父さんの言葉、心が伝わってきます。
    この少女の一生の宝物になるような話だと感じました。
    私は、子どもにこのような宝物を私損ねたかもしれない。

    読み聞かせが終わったあと、心地よい余韻に浸ることができました。
    詩と絵のコラボレーションが素晴らしく、読んでいてウットリしてしまう絵本です。

    説明などは不要な、感じる絵本だと思います。

    投稿日:2009/03/03

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    2
  • 緊張の後

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    雪の絵の美しい絵本です。
    みみずくが出てくるまでのどきどき感が、どんどん高まっていくし、
    みみずくが出てからは自分もそこにいるような気持ちで、息を止めて聞き入ってしまいます。

    子どもたちは始めはむずかしいかなという表情ですが、どんどん真剣な表情になっていきます。
    読み応えのある絵本なので、子どもたちに手に取ってもらいたいです。

    親子で特別な経験が出来た子どもは幸せです。
    この絵本で親子で体験してみませんか?

    投稿日:2009/02/17

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    2
  • 美しい詩と絵の正統派絵本

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子5歳

     自然を敬愛する二人の作家によって作られた美しい絵本です。詩も絵も、冬の張りつめた静寂の中、みみずくに出会う体験がなければこれほど真に迫っては描けなかったでしょう。作家家族たちの特別なできごとを絵本を通して共有できることは、読者にしてみても貴重な体験だと思わずにはいられませんでした。
     作中登場する農場は画家自身のものということで、北米に生きる人々の息づかいまでもが伝わってきました。イラストは特に構図がすばらしく、凍てつく月夜のできごとが美しく描かれています。女の子の音を立てまいとする真剣さが、このできごとがいかに特別で待ち望まれていたものなのかをよく物語っていて、彼女の気持ちに触れるたび愛しさでいっぱいになりました。
     同年代の女の子が登場するし、ちょうどふくろうに遭遇したこともあり、娘にいいかなと思った絵本でしたが、味わうにはもう少し年月が必要なようでした。文章自体は詩ということもあってか、息子の方がかたわらでじっと耳を傾けていました。
     描写対象は何であれ、真実の美しさがあればどんなことでも胸を打つ。この事実をあらためて教えてもらえた作品でした。

    投稿日:2004/11/29

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    2
  • 冬らしい、ぴーんとはりつめた空気。

    • やみはままさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子12歳、男の子9歳、女の子6歳

    まずはじめに、美しい絵が気に入りました。そして、いかにも、冬、という感じのぴりぴりとさすような空気に包まれて、しかも、普段はおうちの中で眠っている時間に、お父さんと、みみずく探しに行く、女の子のわくわくした気持ちが、女の子らしい言葉で詩になってつづられています。
    3,4年生の教室での読み聞かせでも使わせて頂きましたが、多くの子供たちが、雄大な冬の景色の絵に見惚れ、女の子のお父さんとの夜の冒険にあこがれ、あらわれたみみずくの絵にも圧倒されたようで、とてもよい反応があったと思いました。

    投稿日:2004/01/27

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    2
  • 主人公と自分が同化してしまう感覚

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    なんて美しい絵本なんだろう!
    冬のピンとはりつめた空気が、肌に触れた感じがして、あたたかい部屋で読んでるのに、不思議な気がしました。

    あまりに眠そうな長男(さっきから大あくびして、ふとんに寝っ転がってる)が、ちゃんと聞いてくれるかしら?
    読み始めた時の不安はどこへやら、親子でわくわく、みみずくに会える瞬間を待ちました。

    そして、やっと出会えた時、なぜか息子は興奮して、「あっ!あっ!」と叫びだし、「ちょっと待ってて」と自分の机へ駆け出しました。そして何かを持って戻ってきました。
    そうです。5年生の国語の教科書でした。
    同じものが載っていました。
    もともと生き物が好きな彼は、たいくつな時にでも、教科書のまだ習わぬページをめくって、するどい目をしたみみずくの絵を眺めていたのでしょう?!

    教科書で勉強する前に、読んでやれたこと、偶然とはいえ誇らしい気分でした。

    絵も文も美しく(くどうなおこさんの名訳がすばらしいです)、読んでるうちに、主人公の女の子と自分が同化してしまう不思議な感覚を、あなたもぜひ体験してみてください。

    投稿日:2004/12/20

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    1
  • ピリッと冷たい空気

    雪積もる月夜に、お父さんとみみずくを探しに森へ出かけた女の子のお話です。
    静かな森に、自分も一緒にいるような感覚になりました。
    ピリッと冷たい空気が伝わってきます。
    「あいたいな あえるかなって わくわくするのが すてきなのーーー」
    「月がまぶしくかがやく夜に なんだかわくわくするものが しずかにつばさをひるがえし ひかりのなかをとんでいく」
    工藤直子さんの素敵な訳文も心地よいです。

    投稿日:2020/01/18

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    0
  • ”ほうーほう ほ・ほ・ほ ほーーーう”

    • 押し寿司さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 愛知県

    ”ほうーほう ほ・ほ・ほ ほーーーう”

    ”ほうーほう ほ・ほ・ほ ほーーーう”

    おとうさんの みみずくの うたごえで

    やまびこのように 返事がかえってきた。

    ”ほうーほう ほ・ほ・ほ ほーーーう”

    繰り返される言葉が、凄く嬉しかったです。

    嬉しさのでんせんが、よかったです。

    あいたいな あえるかなって

    わくわくするのが すてきなのーー

    最初は、緊張感でいっぱいでしたが、あえてうれしさで

    いっぱいになりました。

    投稿日:2020/01/11

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    0
  • お父さんと女の子は 雪の森の中へ みみずくを探しに行きます
    おとうさんに ついて行く 女の子の緊張した気持ちと 期待感が伝わります

    叙情詩を 声を出して読んでいると 一緒に 森の中にいるような不思議な 気持ちになりました
    雪の中を だまって 歩く お父さんの後をついて行く 女の子の 緊張感と 期待感   同じ体験をしているような・・・・・

    おとうさんの よびかけ 
    ほーほー ほ・ほ・ほ ほーーーーーーう

    みみずくは その声に反応して現れました

    そして みみずくと 見つめ合った瞬間!
    この時間が すごく 時間が止まったように  私も みみずくを 見つめていました

    お父さんから子どもへ 貴重な体験を 伝えているのが すばらしく思えました

    自然の 中で 生きる みみずくと 
    その自然を大切に生きる 人間がいることを感じました!

    投稿日:2018/10/15

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