「サディがいるよ」 みんなの声

夢見る少女サディを紹介しています。子どもって自由に自分の世界を駆け回りますね。将来は絵本作家でしょうか。
自分と似ているところはあまりないかも知れないけれど、いろんな個性があることを知るのも、大切なことかも知れません。
絵に引かれました。

『THIS IS SADIE』が原題。
カナダの作家さんのようですね。
潔い題名に惹かれました。
想像力豊かなサディの様子を描いてあります。
段ボール箱の中に入って、船旅を思い浮かべる。
翼があると想像する。
などなど、案外共感するところがあるのが素敵です。
本の中の友だちもいる、というのも、ポイント高いです。
一日が足りないほど、作りたいもの、やりたいこと、なりたいものがあるって、
なんて素敵な生活でしょうか。
きっと、読者の想像力を刺激してくれると思います。

想像力がゆたかな女の子、サディ。想像するってこんな感じよねと、なつかしく思いました。サディほどではないにしろ、読んだ本に影響をうけ、物語に入った自分を想像したりと、ぼんやりしながら遊んでいた子どものころを思い出しました。子どもはもちろん、夢見がちな子どもだった大人にもいいな、と思いました。

書店の新刊コーナーで見つけました。
サディは、空想ばかりしている女の子。
ダンボールを船にしたり、おとぎの世界で勇者になったりと、楽しそう。
お話も素敵でしたが、イラストもとても良かったです。
パッチワークの敷物も素敵でした。
大人っぽい絵本です。