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ちいちゃんのかげおくり」 みんなの声

ちいちゃんのかげおくり 作:あまん きみこ
絵:上野 紀子
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1982年08月
ISBN:9784251030115
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 45
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45件見つかりました

  • ぜひ読みたい

    戦争の悲惨さが、たんたんと伝わってくるお話です。
    5歳クラスで最初読んだときは、子どもたちの反応はイマイチでした。お空に帰るってどういうことか、戦争って何か、分からないんですよね。
    そういう私も、もちろんリアルな体験はありませんが、風化させてはいけないことだと思います。
    ショッキングな描写もなく、子どもたちと同じくらいの年齢の子が犠牲になってしまう悲しさが伝わる、ぜひ子どもと読みたい絵本です。

    投稿日:2007/06/22

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  • 息子にぜひ読ませたい

    小さい頃に読んで、ずっと忘れられなかった本です。
    息子がもう少し大きくなったらぜひ読んでやりたいと思います。
    命の尊さ、戦争の悲惨さだけでなく、父の国と母の国が憎みあい傷つけあう(息子の父はアメリカ人)という事の悲しさややるせなさも感じてくれる事を願ってます。

    投稿日:2007/04/25

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  • 教科書で学んだのをきっかけに

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    小学校3年生の教科書に載っているこのお話。長男のクラスで先月オペレッタをやりました。
    ソロを歌う彼が、この話について、久しぶりに家でいっぱい喋ったので、絵本も読んでみたらいいのではないかと借りてきました。
    長男だけではなく、娘も次男もやってきて、皆でこの本を読みました。
    この話に思い入れのある長男はもちろん、次男も熱心に聞いていました。
    戦争のお話で、凄惨なシーンなどないのに、戦争の悲惨さが行間から伝わってきます。
    こんなに楽しそうな家族、小さくて愛らしい子どもの幸せも戦争は奪い取ってしまうのだと、胸に迫ってきます。
    私は自分ではあまり戦争ものを選ばないので、教科書で取り扱ってくれて良かった。そして、子どもたちがそれぞれ感じるものを持ってくれて良かったと思います。

    投稿日:2007/04/17

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  • 思い出のある絵本です

     小学生の時に、母に買ってもらった絵本です。夏休みだったと思います。絵本の真似をして、姉と手を繋いで「かげおくり」をしてみました。本当に空に影ができるので、感動した記憶があります。この絵本をきっかけに、広島の原爆ドームに家族旅行をしました。
     大人になって家庭を持ち、久しぶりに実家でこの絵本を見つけて、読み、泣きました。
     淡々とした文面で、静かに命に幕を下ろすちいちゃんを描いたこの作品は、子供よりも大人にオススメの絵本です。
     戦争に対する激しい表現がなくて、子供の頃は理解しきれていなかったのですが、その淡々とした文章の中に、幸せな幼い命を奪う戦争の酷さが、しみじみと描かれているようで、涙なくしては読めませんでした。
     読み手側にとっても、最期に家族がちいちゃんをお迎えにきてくれたことが、とても救いになりました。
     せめて、娘にはこんな体験はさせたくない、と切に思いました。

    投稿日:2007/01/15

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  • 泣かれました。

    私が仕事で読んであげられない夜、夫が「寝る前の一冊」を読もうとしたら娘が選んだ本です。私は内心「大丈夫かな?」と思っていました。

    案の定、しばらくすると私の部屋の入り口に娘が立っていて今にも泣きそうな顔。察しはつきましたがわざと「どうしたの?」と聞くと「ちいちゃんが死んじゃったの…」と号泣。
    もちろんその夜の仕事は中断。一緒に寝るハメになりました。

    夫の話では、お母さんとはぐれてしまったことが一番ショックだった様子。「戦争来ない?」としきりに気にしていたそうです。実際に世界の国では戦争が起こっている現在、「来ないよ」と楽観的にはいえません。「来ない」ではなく「しない」、子供たちの未来のためにも、大人が能動的に平和を守らなくてはいけないと改めて思いました。

    ☆5つとしたいところですが、戦火の中では、ちいちゃんを守ってくれた大人があれだけいたのに、なぜ焼け跡ではそういう大人がいなかったのか、娘には困ったときに助けを求められる子になってほしいという思いから☆4つにします。

    投稿日:2006/10/18

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  • 戦争を知るということを!

    確か私が小学校の時の課題図書だったような記憶があります。
    戦争を知らない私達ですがやはり知るということの大切さを感じます。
    内容的には幼稚園児の読み聞かせではまだ難しいと感じましたが年長さんくらいになれば難しくとも理解を示しながら聞いてくれると思います。

    ちいちゃんが懸命に荒れた町を歩く姿はとても心が痛くなります。

    我が子にももう少し大きくなったら読んでやり、ちいちゃんのように小さな子どもも親や兄弟と離れ離れになる悲しい戦争を・・一緒に考える機会を作りたいと思います。

    投稿日:2006/07/17

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  • 未来に残したい絵本

    私自身も小学生の頃、この本と出合いました。かげおくりをクラス全員でしたことを思い出します。戦時下で何もない中、ちいちゃん達は空に映し出した家族写真に何を思ったのでしょうか。家族が一緒にいられる、その当たり前の幸せを考えさせられる本です。

    投稿日:2006/05/02

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  • 大人も読んで欲しい

    • ゆうぴっぴさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳、男の子1歳、女の子1歳

    第二次世界大戦時下の、お話です。自分が小学生のころ、図書館で読んで、ぼろぼろ泣いたことを思い出します。今は教科書にも載っていたりするそうですね。
    ちいちゃんが空襲ではぐれた時に、家族みんなのことを思い出してかげおくりをたった一人でした時は、どんなにか寂しかったことでしょう。大人になった今でも、読むと涙があふれてきます。
    私は、戦争は心のどこかで昔のこと、と思っています。ですが、今も地球のどこかで戦争は起こっていて、たくさんの”ちいちゃん”が存在します。これからの未来を担う子供を育てる親として、戦争の惨さを伝えるためにも、まず大人に一読してもらいたいです。

    投稿日:2006/04/28

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  • 朗読発表会で泣きました

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    小3の次男の最後の授業参観は朗読発表会。
    クラスでグループに分かれて教科書にあった作品を朗読するのですが、
    我が子の出ない作品にもかかわらず、
    音読で読んでもらった物語が思い浮かび、
    「ちいちゃんのかげおくり」の題名だけで涙が出てきました。
    戦時中の殺伐とした時代に「かげおくり」のあそびを子どもに教えた両親、
    無邪気に喜ぶ子ども達。
    一種の残像遊びが、とても印象的なスナップ写真のようなおはなしです。
    教科書に採用されている、そのありがたさをかみしめます。

    投稿日:2005/03/18

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  • きっかけは音読です。

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    長女(小3)がついこの間まで、毎日音読してくれました。
    やはり2年前、長男(小5)の音読で知ったこのお話。
    絵本であることを知って、ずっと読みたいと思っていました。

    幼いちいちゃんが、空襲から逃げる中、母や兄とはぐれひとりぼっちになってしまいます。
    お父さんが出征する前の日、家族4人でやった「かげおくり」を、今度はたったひとりでやりながら、死んでゆくちいちゃん。
    何度も聞いて、よく知ってるお話なのに、涙があふれてつまってしまいます。

    4才の次女にはまだ理解できず、空色の花畑で家族に会えるシーンを、「よかったね」と思ってしまうようですが、いつかきっと、戦争の悲惨さと、平和の大切さがわかるようにと、祈りに似た気持ちを込めて読んでます。

    こういう心にじーんとくるお話が、いつまでも教科書に載るといいなあ。
    ねずみくんとはまた違った、繊細な絵を、絵本ではたっぷり味わえます。
    小3のお子さんを持つパパ&ママ、冬休みにぜひ読んであげてはいかがですか?!

    投稿日:2004/12/13

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