「ステーき 12のおいしいきのはなし」 みんなの声

１か月ごとに、季節に合わせたおいしそうな「木」が出てくるお話でした。ちょっと強引に感じられる「木」もありましたが、「よく考えたな」と思うような「木」も出てきておもしろかったです。我が家の子どもたちは、自分の誕生日の月の「木」が気になってしかたなかったそうです。

はらぺこめがねさんの　メッセージ　
ああ　たべたいな　おいしいき

本当に美味しいものを戴いて　私たちは生きています
１２か月　のおいしいき　　英語でも書かれている
１月　睦月　１年の始まりがステーき　　幸せあふれるとありますが　日本では　おせち料理　お雑煮　
私はそうして育ちましたが　　時代は変わりますね
２月はまめまき　ふと巻き巻きずし
３月　ひなまツリー　木ですものね
４がつ〜１２月　　まあごらんあれ

うさぎ　〜　たつ年　ちゃんと引き継いでるんですね

うなぎのきはちょっと　・・・　うなぎは好きですがちょっとびっくりです！

この中で私が好きだったのは　たいやきです
大きいから　みんなでたべたいですね

12のおいしいきのはなし、と副題にあります。
美味しい題材が魅力のはらぺこめがねさんですが、
気持ちはわかりますが、まあまあ、豪快な木！
なるほど、美味しく学ぶ12か月、ということですね。
英語表記と古来の呼び名、その月の風物も交えて。
「き」で終わる言葉ですが、英語表記もあるので「ツリー（木）」もラインナップしてあるのがミソ。
豪快で美味しそうな木が次々と。
さすがです！
オープニングとエンディングの文章も滋味深いです。

月ごとに食べ物の木が紹介されています。
ちょっと強引なような気もしますが、そのユニークさと、こだわりに脱帽です。
残念ながら、面白いけれど食欲につながらないのが難点です。
毎回はらぺこめがねさんのチャレンジ精神には圧倒されます。

はらぺこめがねさんの作品は、とてもおいしそうで、そして楽しくて。新作も読むのが楽しみでした。
こちらは１２ヶ月のおいしい木の紹介。これでもか、これでもかとおいしそうなものが次々と現れます。
また、よくよくみると、それぞれのページに登場したキャラクタたちが、また後ろのページで現れたりします。
一番初めにうさぎがいて、ラストのページにたつがいて。これは、干支のリレー？！ストーリーとは関係ないところにもたくさん遊び心が散りばめられていて、さすがだなぁと思いました。