長男が自分で図書室で借りてきました。いつものお猿シリーズだろうくらいの気持ちで
絵のかわいさに興味を持った次男に、軽い気持ちで読み聞かせ始めたら、
思いのほか内容が深かったです・・。
お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいる。
だけど、僕はお腹の中のことは覚えてない。おっぱいを飲んだことも覚えてない・・
そんなことから、お猿のお兄ちゃんの自問自答が始まるわけですが、、
お母さんが温かく見守ってます。寄り添ってるお猿の姿がほのぼのとかわいく、心温まります。
読んだ後、子供達と赤ちゃんのときのことを覚えているかと言う話をしました。
次男は「おっぱい飲んでたのは覚えてるけど、味は覚えてない」そうです。
長男はすっかりいろんなことを忘れてるみたいです。
いとうひろしさんのお話特有の押し付けがましくない哲学観が良く
読後の親子の会話も進みました。