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コーネリアス」 みんなの声

コーネリアス 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1983年09月
ISBN:9784769020158
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,156
みんなの声 総数 48
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48件見つかりました

  • 好奇心こそ、進化の前触れ!

    立って歩くことの出来るワニ、コーネリアスのお話。

    ワニらしからぬワニの、コーネリアス。
    立てるという自分だけの特権を活かし、遠くを眺めたり、
    上から魚を見たり。

    仲間のワニにそのことを言っても、「へえ それで?」と
    相手にしてくれません。

    仲間に相手にされなくても落ち込まない、次々と新しいことに
    挑戦してしまう、好奇心が旺盛なコーネリアスの姿、すごく
    良いですね。

    無関心のように見えたコーネリアスの仲間たちですが、きっと
    内心は羨ましかったんでしょうね。最後のシーンは微笑ましくて、
    コーネリアスもきっと喜んだんだろうなって思います。

    でも、ワニが逆立ちできたとして、なんの得があるのでしょう?
    きっと、そういう疑問は野暮なんでしょうね(笑)

    好奇心こそ、進化の前触れ!前向きなコーネリアスの態度が、
    仲間の心をも動かしたのかなと思います。
    周りの出来ないことを率先してやってしまうコーネリアスに幸あれ!

    投稿日:2011/12/13

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    2
  • 楽しく、考えさせられる絵本でした

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    え?立って歩くワニ?
    ワニが立っている姿がなんだか不思議でおもしろかったです。
    立てるワニがうらやましい気持ちから、興味のないふりをするワニたちの気持ちがわかり、これなら友達になれそう。というコーネリアスの心の大きさが素敵ですね。
    自慢をするときの、お友達の気持ちが学べる気がしました。

    投稿日:2017/04/17

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    1
  • 性格かな〜

    表紙にあるように二本足で

    あるくことができるワニのお話です。

    卵からうまれてすぐに

    いきなり二本足でした。

    ちょっと絵を見ていても変な気もしますが、

    このワニはとっても自慢げに見えました。

    なので周りから反感されるのも

    なんかわかる気がします。

    お話の後半にさると出会いました。

    さるは木を登ったり、しっぽで

    ぶら下がることができます。

    コーネリアスも真似してみます。

    あの子はできても僕はできないと

    考えるのか、

    あの子にもできるから僕もできると

    思うのかで、ずいぶん違いますね。

    どちらも性格だと思います。

    投稿日:2021/05/04

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  • 先駆者のコーネリアス

    最初から立っていたのは、ずりずり這う以外の才能を備えているわにだったのでしょうね。
    ほかのわにと視点が違うので、もっと進歩しようと思うきっかけになりそうです。
    普通の多数のわにたちにとっては、かなり煙たい存在かな。
    そして、仲間を離れたコーネリアスは、別な才能をもつ、サルに出会い
    その技に感動して、逆立ちやぶら下がりを習得します。
    学習熱心で才能のあるコーネリアスは、なぜ仲間のところにもどったのでしょうか?
    仲間にこのことを伝えたかったから?
    ラストでは、仲間もコーネリアスに追いつこうと努力を始めたようです。
    本当はうらやましかったのでしょうか。

    投稿日:2016/12/05

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  • 最後が!

    4歳の息子と読みました。
    レオ・レオニさんの絵本は、奥が深くて、余白を残しているので、
    結構難しい。
    これも、そんな1冊でした。
    息子はどんなことを感じたんだろう。

    絵がやはりとてもすてき。
    最初の表紙裏のめくるめくような感覚を起こさせる葉っぱの絵から、
    マーブリングを多用した絵本の中の絵も。。
    ちょっと猿には見えませんでしたけれど。

    最後、息子と2人でちょっと笑ってしまいました。
    新しいことに挑戦していきたいですね。
    そんな気持ちを起こさせる絵本でした。

    投稿日:2015/10/11

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  • みんなとは違うけど

    • みかっけさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    2年生への読み聞かせにと図書館で借りたレオレオニ作品。
    コーネリアスは、みんなとは違うワニ。
    立って遠くを見ることもできます。だけどみんなは知らん顔。
    そんな暮らしが嫌になり、飛び出した先での出会いがまたコーネリアスを成長させます。

    コーネリアスに限らず、他の作品でも読む時々で違う印象を受ける気がします。個人的にはこのコーネリアスは、素直に相手に教えを乞うこと・好奇心を持って物事に取り組むこと・みんなと一緒でなくてもよいんだということ。
    そんなメッセージがあるのかなと思っています。
    また時間をおいて改めて読んでみたい1冊です。

    投稿日:2012/12/24

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  • レオレオニの世界

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    娘にとっては「スイミー」「フレデリック」に続く、3冊目のレオ・レオニの世界。これも、「仲間」「個性」がキーワードになっているのかなと思いました。
    大人にとって意味があるが子どもにとってどうでもいいことがあるように、大人にとって意味不明なことを子どもはすんなり受け入れる。わにが二本足で立って歩くことも、しっぽで木にぶら下がることも、ひとつの面白い成長と見るか、もっと深い何かが込められていると勘ぐるか。おそらく、大人があれこれ批評するよりも、子どもは単純にレオレオニの世界を理解し、自然に行動に移していくんだと思います。だからこそ、いつまでも心に残るのだと・・・

    投稿日:2012/02/25

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  • 頑張る姿勢に関心

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳、女の子1歳

    ワニが生まれて立つ。しかも、すぐ立つなんて、驚き!

    みんなが出来ないことが出来ると、得意になりますよね?
    この絵本の主人公のコーネリアスも、そのうちの1匹です。
    でも、仲間が全く興味を示さないので、怒って出て行きます・・・
    その先で、あることに興味を持って出来るまで頑張ります。

    このコーネリアスの前向きな姿勢には感心しました。
    興味を持つこともとても良いし、出来るまで頑張る姿勢もとても良い!
    生まれた時から出来ていることはすごいけれど、
    努力して出来るようになるのはもっと素晴らしい。
    そう感じさせてくれる1冊でした。

    仲間も、本当はうらやましかったんですね。
    最後のシーンはほのぼのしていて良かったです。

    投稿日:2011/12/14

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  • 素直になれない大人にも読んで欲しい

    3歳の息子に読んでみましたが、絵本の世界はワニが立ってあるくようなファンタジーな世界が多いので、息子はコーネリアスが立って歩くことに、全く違和感を感じておらず、いまいちピンときていないみたいでした。

    違和感を感じていないなりに、コーネリアスが棒にぶら下がったことは
    「すごい!」と理解できたようで、「おぉ」と喜んでいました。
    コーネリアスみたいに、サルがすごいと素直に認める息子をみて
    もしかすると、この絵本は、人のことを認められない大人が読む絵本なのでは、と感じてしまいました。

    息子にも素直さをなくさないように、この絵本を読んであげたいと思います。

    投稿日:2011/12/12

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  • 変わり者が世界をかえる?

    題名だけでは話の内容が想像つかない。
    表紙の絵も地味なので、見てすぐに「わ、これおもしろそう。」と思うような本ではありませんが、一度手に取り読んでみると、じんわりとよさが伝わる、そういった絵本です。
    コーネリアスは、生まれた時からいきなり立って歩く変わり者のワニでした。
    なので、はって歩くのが当たり前のほかのワニにとっては、ただの変わり者としかうつらなかった。
    コーネリアスが立って歩くことで得た喜びや発見をわかろうという気もなかった。
    だけど、コーネリアスは、いろんなことをどんどん吸収していきたいという好奇心旺盛なワニで、変わり者の1頭のワニが、やがて川辺のワニ全体を変えていくことになるのです。
    みんなが当たり前だと思っていることだけが本当の姿ではないといこと。誰にもいろんな可能性があるということ。
    大人が読んでも、なるほど、と思う絵本です。子供が同じような感じ方をするかどうかはわからないけど、歩くワニがいてもおもしろいかも、そんなふうには思ってくれるんじゃないかな。
    わぁおもしろかったーではないけれど、心のどこかに静かにひっかかってくれる、そんな感じの本かな。いろいろな人がいるからおもしろいんだ。それは、人でもワニでも同じ。

    投稿日:2010/03/04

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