鬼の出てくる昔話は数知れず。鬼が主役なものもたくさんある中で、ふと思い出したのがこの絵本。で、思い出しついでとでもいいましょうか、せっかくだから娘に読んであげた。
こどもの感想は、『人間って勝手だね。』」だそうです。
怖がって嫌ってみたり、自分の都合で仲良くしてみたり。確かにそうだ。でも、なんでそんなシビアな感想がでたんだ?と思ったら、以前、鬼が主役の「島ひき鬼」を読んであげたことを思い出しました。
赤鬼さん同様、人間と友達になって楽しく暮らしたかっただけの鬼のお話。そうだね、勝手だよねと話しながら、外見にとらわれずに相手を見れるといいね。なんて言ってたけど、自分が子供の頃って、この絵本を読んでどう思ったっけな?なんてことも考えてしまいました。