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いまいましい石」 みんなの声

いまいましい石 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,815
発行日:2003年11月
ISBN:9784309267005
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 16
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  • 不思議な石

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    船長の航海日誌スタイルのお話。
    順調な航海中立ち寄った無人島から持ち帰った不思議な石。
    そのために乗組員が・・・。
    最後まで絵では描かれない不思議な石が、不気味な存在感です。
    ラストはお得意のオチも。
    題名を読んだ時、コナン・ドイルの『黒い石の秘密』
    (マリーセレスト号が無人で発見された事件を推理創作)
    を思い出してしまったのですが、
    それにも似たスリル感を味わいました。
    あの出来事は一体・・・と後を引く読後感でした。

    投稿日:2007/10/20

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  • 想像するたびに・・・

    読み進めながら想像するたびに、ドキッ!と言うのか
    ここに潜む得体の知れないなにかに取り憑かれていくような気がしてきて
    怖くなってきます。
    タイトルにある「いまいましい石」の正体も何なのか?
    それが挿絵として登場してこない分、さらに恐怖心をかき立てます。

    また、船長が書かれた日記がその雰囲気を一気に盛り上げていて
    船員達の姿が変わってしまったところも、言いしれぬ不安感を感じます。
    オールズバーグの作品にはいつも何か底知れぬ何かを感じますが、
    こちらの作品も読後にそれを感じながらも、
    なぜか再度読んでしまう雰囲気も不思議なところですね。

    投稿日:2007/05/12

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    1
  • 絵に描かれないところが怖い

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    オールズバーグの作品は、文章や絵に描かれていないところが恐ろしいという、底知れぬものがある本が多いのですが、やはりこの本もそうでした。
    一読した時は、結局なんだったんだろうという物足りなさを感じましたが、船員達が変化してしまったページは、鳥肌が立つくらいぞっとしました。
    その他のページは、肝心なものは正面きって描いておらず、「ちょっとどうなってるの?」というもどかしさが残ります。
    でも、後からまた読むと、そのもどかしいページが、じわじわと怖いのです。何かが潜んでいるような気がして。
    結局最後まで、つかみ所がなかったのですが、なんだか不安になるような読後感でした。
    それにしても、表紙が一番疑問なのです。
    途中にも出てくる絵なのですが、これは一体何を意味しているのでしょう。なぜ表紙にこの絵を持ってきたのでしょう。
    決して不愉快ではないのですが、考えれば考えるほど、不安をあおる絵本です。

    投稿日:2006/11/19

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  • 不思議で怖いお話(でもないかな!?)

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    とても色鮮やかで綺麗なイラストなのですが、シーンによっては、とても不気味で怖いと感じてしまうページもございました。イラストを見て、何かを感じると言うよりは、船長の日誌を読み、想像する為、とても怖いと思えてしまう物語でもございました。より怖さを強調させたと思われる、この本題でもある『いまいましい石』の正体が、イラストとして描かれていないところが、恐怖を煽るのです!!! 海には魔物が住んでいるとは申しますが、石は海ではなく、島から運んで来たものでしたので、わけのわからない島から、船に怪しいモノを運ぶのは止めた方が身の為ですね。 良いお話ですとか、悪いお話ですとか、そんな単純なお話ではなく、不思議で怖いお話(でもないかな!?)でした。男の子だだと好きなのかも知れませんね。

    投稿日:2006/06/03

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  • タイトルからして…!

    オールズバーグの本はしっとりとしていいなぁと思っていた矢先、この本に出会って…。真っ先に「呪縛」という言葉が浮かびました。
     地図にない島で見つけた不思議な石、優秀な船員達を異形に変えてしまいます。一人正気である船長の孤独感が手に取るように。航海日誌の形で進むお話は、冷静であろうとする船長の必死の抵抗をより強く表し、こちらにまで底知れぬ恐ろしさを共有せよといわんばかりです。

     小さい子どもさんには、難しいかも。むしろポンと飛んで高校生あたりではどうでしょう。きっと、この世界に心奪われると思います。

    投稿日:2004/04/26

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  • 怖いよ。

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    小学校高学年以上向きだと思います。
    ドキッとする怖さがあります。
    リタ・アン号という船の船長、ランドール・イーサンの
    航海日誌より抜粋という文章で始まります。
    航海日誌がそのままストーリーになっています。
    航海の途中発見した島で船員達は不思議な石を見つけます。
    その石の魔力にとりつかれ、優秀だった船員達に変化が現れます。
    一体彼らに何が?
    それは普通に考えれば笑えることなんでしょうけど、
    村上春樹さんの訳が素晴らしいんでしょうね。
    怖いんです。笑えないんです。
    小さい子どもさんにはかなり難しいと思いますが、
    面白い絵本には違いありません。

    投稿日:2004/03/26

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